中島みゆき姫への愛の告白劇場
愛する者の住む町へ...(前編)

みゆきさんへのひとり言
僕にとって なくてはならないものはなに?

たとえば お城のような豪邸でさえ
そこに君がいなければ ただの巨大な箱に過ぎず
世界に一つしかない巨大なダイヤモンドでさえ
それを君が喜ばなければ ただの石ころに過ぎない

僕にとって なくてはならないものはなに?
その問いに喜んで答えることができる日は 果たしてくるのだろうか

 皆さん、こんばんは! いっきりシリアスな言葉で始まってゴメンナサイね〜。だってほら〜、みゆきさんがもしこのページを見たときに、 いっつもふざけたことばかり書いていたら「私に真剣じゃないのね」って思われちゃうじゃない。それってたいへんマズーイことなので(爆)

 7月5日より始まったほのぼのしちゃうのね、毎回みゆきさんの声が輝いている でもなぁ… この先への進展がないのよね〜。。。姫とどうしたら出会えるのかしら…? やっぱヨネスケの跡を継いで、突撃! お宅の晩御飯! で訪問するしかない? あるいは高田順次の跡を継いで「油汚れに〜ジョイ♪」とか言いながら訪問するとか?(爆)
 はぁ……これといった妙案が思い浮かばない管理人です。そうだ! みゆき党とか作って、次回の参議院選に打って出る!(爆)
 それをニュースで見たみゆき姫がこれも何かの縁かと陣中見舞い!?。そこで政治について熱弁を奮い、ああ、この人なら…姫げっちゅ!!……あ、やっぱ駄目? 計画倒れ?
 姫が芸能人じゃなかったら、玉砕覚悟で姫の家の玄関のチャイム、鳴らすんだけどなぁ…。はぁ。

 と思い悩んでしまったとこで、ぼちぼちタイトルコール、参りましょっか! 崔州平のお電話代、はっーいしゃく〜♪

みゆきさん関連ニュース
 7月5日より「ほのぼのしちゃうのね」再開!!
 放送は首都圏のみですが、今回からホームページでも聞けます!
 ほのぼのしちゃうのねをご覧ください!
 それと時間帯が変更になり、10:30〜10:40になりましたのでご注意くださいね。

 映画「サヨナラCOLOR」に女医長役でみゆき姫がスクリーンに帰ってきます!
 公開は来春予定だそうです。お楽しみに!


 改めましてこんばんは。みゆきさんのラジオを毎日昼休みに聞いている管理人です。上司が食事に出かけた隙に、チャーンスとばかりにPCで再生。
 はぁ〜と温泉にでも浸かった時のような切ない声を出しては目をこんな感じにして→〜〜 聞いています…。ちなみにそのせいかどうかは分かりませんが、 この間、昼過ぎに外出した所、都内某所でなんてことはない段差で足首をひどくくじいてしまいました。その時は2〜3分(結構長い)痛くてスーツのまま 膝突いて立ち上がれませんでした…。やっぱ姫のこと思い浮かべて上の空だったから(?)
 今でも包帯巻いてまーす(その後の日曜日も、元気に渋谷の町を姫の姿探しに歩き回ったし♪)

 それでは次のコーナーに参りましょっか。今回は、どんなドラマが待っているのでしょうか? web界の冬ソナを目指している(?)サロンMIYUKIを ちょっと覗いてみることに致しましょう(笑)

サロン MIYUKI
このストーリーはフィクションであり、登場する人物、店名その他は架空の存在です。

 マスターこと幹周平は、飛行機の窓をぼんやりと眺めていた。妻が突如失踪してから15年、ひょんなことからようやく彼女の所在を知り、美智代に 笑顔で行ってくるよと伝えたものの、周平は内心不安で仕方がなかった。結花が最後に残した一言がどうしても気になっていたからだ。
(結花)「……ロスにいるわ…。でも、行くのであれば心を強く持つことね……。でないと現実に負けてしまいそうになるから」
 彼は結花からもらった、友紀の住所の書かれたメモを手の中で何度も開き確認した。そして不安はさらに募るのであった。彼女は自分が今、ロス行きの飛行機に 乗っていることを知らない。そして彼女が乗ろうと思えば乗れたはずの成田行きの飛行機に乗らなかったわけを自分も知らない。二人の間に生まれた時間的空白を 埋めるためには、どんな言葉を切り出せばいいのか、周平には思いつかなかった。
 さらに彼を心配させる原因を作っているのは、瑠可と瑠未から何の連絡もないことだ。現地で無事友紀と会うことができたなら、連絡をくれる事になっていたにも 関わらず、4〜5日経っても一向に電話ひとつないのである。まさか何かのトラブルに巻き込まれたのでは……そう考えると、背筋がぞっとするのであった。

 ロスは思ったほど暑く感じなかった。日本に比べ、湿気がないからかもしれない。半日ほどの時差があるため、昼間に日本を出ていながら到着したロスも日は 頭上高く輝いていた。まるで半日分の時間のボーナスをもらったような気分である。
 周平は小さ目のスーツケースをひとつ転がしながらタクシーに乗り込み、結花からもらったメモを手渡した。
(周平)「Please,go to there...」
 周平は、走馬灯を追うような目で、車窓を流れるロスの町並みを眺めた。なぜ妻はこの町を選んだのだろう? なぜ日本の、サロンMIYUKIを開いたあの町では いけなかったのだろう? 失踪直前の友紀の姿が思い浮かんだ。若々しく、生き生きとして店のカウンターに立ち、希望に満ちていたはずの笑顔。 奥の部屋で瑠可が泣き出すと、抱きかかえ飴をその小さな手に持たせてなだめていた母として充実していた横顔。周囲の反対を押し切り、駆け落ち同然で結婚し、 そして変わらぬ愛を誓い合った夫と、遅い夕飯を食べながら自分達の選択は間違いではなかったと語り合った真剣な眼差し。そのどれも、友紀がいなくなる朝まで 絶対だと信じて疑わなかった。
(運転手)「$6.75……」
 タクシーが停車した緩やかな衝撃と、ドライバーの聞き取りにくい流暢な英語に、周平は我に返った。目の前には、「L.A.general hospital(ロサンゼルス総合病院)」 と書かれた立て札があった。
(周平)「Thank you,so much」
(運転手)「You are welcome!」
 瑠可と瑠未は総合病院の向かいのヒルトンホテルに宿泊していることになっている。メモによれば、友紀の住んでいる家はここから西に僅か3ブロック先にある。
 とりあえず、周平はヒルトンホテルにチェックインをし、まっすぐ瑠可たちの泊まっている775室へと向かった。ドアフォンを鳴らすと、瑠未が出迎えてくれた。
(周平)「心配したんだぞ、連絡くれないから。どうして…」
 溢れ出そうになる言葉を、慌てて周平は止めた。瑠未の瞳に涙の跡を見たからだ。
(周平)「どうした? …瑠未」
 彼女は何も答えない。周平は彼女を入口に残し部屋の奥に入ると、窓辺に無言で立ちすくんでいる瑠可の姿を見つけた。一瞬で違和感さえ覚えるほど 力のない視線。いつもはキッと結ばれた口元にも、まるで生気がない。言葉をかけることさえ躊躇った周平に、瑠可から声をかけてきた。
(瑠可)「……パパ……。ママは……私たちのママはもういないの……」
 周平は耳を疑った。そんな馬鹿な…。結花の話によれば、友紀はまだ生きているはずだったからだ。
(周平)「それは、どういうことだ?」
 周平は自分の声が、彼女たちと同様に弱々しくなっていることに気がついた。
(瑠可)「……パパ……行かないほうがいいかもしれないわ……。行ったら、きっと傷つく……」
 この言葉に、周平は彼女たちが電話で連絡をよこさなかった理由を知った。きっと報告できない何かがあったのだ。でなければ、母との再開を果たした 彼女たちが、こんなに弱々しく肩を震わせているはずがない。
(周平)「……いや、ここまできた以上、僕は覚悟はできている。15年も音沙汰なかったんだ、きっと何か、 僕を絶望に落とすような出来事があったのかもしれない……。しかし、確かめないわけにはいかない……」
 彼はそう言うと部屋を後にした。自然と急ぎ足になる一方、言葉とは裏腹に膝が笑ってしまって、今にも足が絡み合い、その場に倒れてしまいそうな気がした。 まるで突然タコのように足が8本に増えたかのように、自分の足が今どんな状態になっているのか、前に出ているのか後ろで地面を蹴飛ばしているのか、それすら 怪しかった。
 彼はスーツケースを自室の794号室に置くと、取る物も取らず部屋を出て、1Fのロビーへ向かった。すると瑠可と瑠未が待っていた。
(瑠可)「……私たちも行くわ…パパを一人では行かせられないから」
 周平は既に24時間近く眠っていないことすら忘れ、娘二人とホテルを出た。気のせいか、空港に降り立った時よりも日差しが強く感じた。

(つづく...)

エンディング
 知らず知らずのうちに時は過ぎ、お別れの時間が迫ってきました。今宵の愛の告白劇場は如何だったでしょうか?
 サロンMIYUKI、ついに海を渡りました。このペースだと、秋頃には今の話は完結し、みゆき姫のページは大幅リニューアルになりそうです。

 それでは次回の更新時にまたお会いしましょう。お相手は崔州平、提供は臥竜岡がお送りいたしました。

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