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皆さん、こんばんは! 7月5日よりいよいよほのぼのしちゃうのねが再開されましたね! しかも今回はインターネットでも聞けるので、
ラジオ放送は東京ローカルでも事実上全国区です! 「あーりがたやありがたやー」って歌を歌っても宜しいでしょうか?(笑)
先週はうちの会社の秋田工場へ出張に出かけておりましたが、取引先の工場視察に同行したため、途中、角館に観光しました。そのときのお話。
そんでもって、青柳家で可愛いコップを見つけ、思わず一目惚れ!(浮気と呼ばないで!) 迷わず2つ購入しました!(下の写真)
ただいまの管理人の夢は、朝は茶の間にてこのコップでコーヒーを啜り、夜は写真にはないワイングラスで楽しいお酒を……だめ?(爆)
改めましてこんばんは。みゆきさんのラジオを聞いては、何度も鼻歌を唄ってしまう管理人です。ホームページに 貼り付いている姫の写真もGooo!!!だってー、眼鏡かけてるみゆき姫ってすっごく知的な感じと 清潔感があってすてきなんだもーん!!(管理人の個人的な好みです...) ということで、これまで関東に住んでいなくて涙を呑んでいた皆さん、姫の声をGETです!! 管理人はどさくさに紛れて……姫本体もGETしたい……!!!(爆) それではそろそろ次のコーナーに参りましょっか。今回は、どんなドラマが待っているのでしょうか? サロンMIYUKIを ちょっと覗いてみることに致しましょう(笑)
(結花)「友紀姉さんは私に言ったのよまだ小学校にも通っていなかったこの子をしばらく預かってほしいって瑠可ちゃんのことよ 私が理由を尋ねると黙り込んでしまうものだからそれ以上は聞けなかったけれどとても落ち込んだ顔でアメリカに行くことになったというの−−−−− なぜかときいたら後ろから弁護士のユカリという人が現れてお姉さんは病気の治療のために渡米しますとだけ告げられたから驚いたわ私は友紀姉さんが子供を連れてきたものだか らてっきり周平義兄さんと喧嘩してきたのかと思ったのだけど−−−−−」 周平義兄さんとは、マスターのことだ。マスターは本名を「幹(みき) 周平」といった。 (結花)「それでいつ戻ってくれるのかときいたら答えないからおかしいと思って姉の腕を掴んだのどうしても行かないといけないの? 幼い子供と母親が離れて暮らすなんて不自然だわって言ったわそう言ったわでも友紀姉さんはただ顔を下に向けるばかりで何も答えないの肩が弱々しく震えていたわ気の毒な ぐらい」 (瑠可)「そのとき私はママに捨てられたのね……」 涙が混じったような湿った声で瑠可が言った。 (結花)「それは違うわ。きっと友紀姉さんは瑠可ちゃんをいつか迎えに来るつもりでいたと思うの。ずっと姉妹やっていれば 顔を見ただけで分かるわ……瑠可ちゃんを孤児院に預けたのは……ううん、捨てたのは……私なの……」 (瑠未)「叔母さまが……どうして!?」 瑠未は結花の肘にしがみついた。強く握り締められた結花のシャツにはくしゃくしゃに皺が寄った。 マスターは瑠未の肩に手をやり落ち着かせると、彼女をゆっくりと引き離した。結花は重い口取りで続けた。 (結花)「友紀姉さんが瑠可ちゃんを連れてくる半年ほど前だったかしら…。私、旦那と離婚したのよ・・・。でもその後で 彼の子供を身ごもっていることが分かってね…。でも彼は甲斐性がなくて借金まみれだったから、養育費も慰謝料も取れなかった…。しばらくは瑠可ちゃんを 引き取りながら身重(みおも)でパートの仕事をしていたのだけれど、ある日過労で倒れちゃって…。なんとか子供だけは産むことができたんだけど、 とても瑠可ちゃんと産まれたばかりの娘を食べさせることなんてできなかった…。それでやむを得ず瑠可ちゃんを施設に……」 (瑠可)「私、小さかったから記憶はおぼろげなんだけど…。でもひどいわ!! 私、信じてたのよ! 絶対、 迎えに来てくれるって!! 毎日毎日、施設の窓から門を見て!」 瑠可は泣き崩れた。その場に水溜りができるのではないかと思うほど、わんわんと大声を張り上げて。 (瑠可)「でも……どうして私は叔母さんの写真を持っていたの……?」 (結花)「……あれは思い出作りのために……一度だけ当時良くしてくれた男性と一緒に遊園地に行った時のものよ……。孤児院 に行っても、貴女を愛している人がいたことを忘れてほしくなかったから……。まさかあなたの記憶の中で私を母親と勘違いしているとは思わなかったけれど… でも無理もないわ。瑠可ちゃん小さかったもの。お母さんの顔を覚えていなくても無理ないわ…」 (瑠可)「私、ママに連れられて誰かの家に連れて行かれたのは覚えているけど……正直顔はよく分からないのよ。 ただ、写真の中の私があまりに楽しそうだからてっきりこの人たちがパパとママだと信じていたの」 瑠可は声を震わせながら、施設に預けられてからのことを話した。中学の義務教育終了後、施設を出てアルバイトで生計を立てながら夢である小説家になるため 日本中を旅していたこと。母の顔を忘れないために、いつも写真をカードケースに入れ持ち歩いていたこと。そしてひょんなことから、この店で結花を見かけたことを。 気が付くと、父であるマスターも妹の瑠未も泣いていた。結花は椅子に座ったまま、体を小さく丸めてずっと足元を見ていた。 話が一段落ついたところで、マスターは結花に訪ねた。 (崔州平)「…ところで、その後友紀からは連絡はあったのですか……? 今、妻が何処で何をしているか、貴女は知って いるんじゃないですか…?」 結花は首をどう振ろうか一瞬悩んだようであったが、力なくコクリと頷いた。 (崔州平)「…今、妻はどこに……?」 人々の注目が結花の口元に集まった。長い沈黙の後、結花はようやく一言、呟いた。 (結花)「……アメリカにいます……ユカリという弁護士からは定期的に連絡がありますから」 (瑠未)「え? だって叔母さま、私が尋ねた時は消息不明だって…!」 (結花)「……ごめんなさい、瑠未ちゃん。嘘をついていたのよ。本当は知っていたの、友紀姉さんが今、どこに住んでいる のかを」 (瑠未)「そんな! なんで教えてくれなかったのよ!」 (結花)「……会いに行ったら、きっとみんな傷つく……そう思ったから。でも、ここまで知ってしまったら、 もう会いに行くんでしょ?」 瑠未は頷いた。その隣と後ろで、瑠可とマスターも同じ顔をしていた。 (結花)「……ロスにいるわ…。でも、行くのであれば心を強く持つことね……。でないと現実に負けてしまいそうになるから」 マスターは、結花から詳しい住所を聞いた。それはロスの中でも一級住宅街であった。空港に着いたら、近くの大学病院の名前を言ってタクシーに乗れば 迷わず辿り着けるという。 翌日、マスターは早速、パスポートを申請した。既に持っていた瑠可と瑠未は既は、一足先にロスへ飛んた。 (つづく...)
サロンMIYUKIもいよいよ架橋に入ってきました。ちなみに今の話が終わると、再び妄想のお時間に戻ります(たふん...) それでは次回の更新時にまたお会いしましょう。お相手は崔州平、提供は臥竜岡がお送りいたしました。
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