|
皆さん、こんばんは! 6/28はみゆきさんのお宝映像(!?)が放送されましたね〜。テレ東、アリガト!! でも昔の映像はいつも写真なんで
すよね、みゆきさん。他のアーティストはコンサートの映像とかなのにぃ〜。でもってみゆきさんの写真が画面に映し出されるたびに、
「きゃ〜!!」「うぉおおお〜!!」
「Wao〜!!(なぜか英語)」「結婚して〜〜〜!!」
と、雄たけびを上げておりました。最近、冬ソナブームがおばちゃんたちの間でも大ブレイクしていて、「きゃーきゃー」言ってますけれど、
僕だって負けません!(爆) え? 張り合う対象を間違えている? みゆき姫の映像を見た翌日に、首から顎にかけてが筋肉痛になるほど「結婚して〜〜〜!!」 とほざいている管理人ですが、皆さんも似たようなものでしょ?(爆) といったところでぼちぼちタイトルコール、参りましょっか! 崔州平のお電話代、はっーいしゃく〜♪
改めましてこんばんは。自分のお誕生日が段々近づいてくると、ああ、姫の一年の折り返し地点が迫ってくる…とか思ってしまう管理人です。 先日、テレビを見ていた夫婦のホンネ・アンケートが公開されていましたが、30代だと週に40回程度キスしている夫婦が、40代になると極端に減って 8回代、さらに50代になると6回代とかなり寂しいものでした。 もちろーん、姫と無事結ばれたならば、決して寂しい思いはさせません! めざせ! 世界一キスが多い夫婦!(爆) 愛は時間とともに冷めるというけれど、自分的には姫への憧れは生涯冷めないような気がしてなりません…。姫、80歳になっても 毎日朝晩は…挨拶代わりのキス…にドキドキしていたい!!(爆) それではそろそろ次のコーナーに参りましょっか。今回は、どんなドラマが待っているのでしょうか? サロンMIYUKIを ちょっと覗いてみることに致しましょう(笑)
と、突然スイッチが入ったように、唐突に瑠未が口を開いた。 (瑠未)「もしかして…瞬(しゅん)姉ちゃんが関係している?」 その言葉を聞くや否や、結花は口をぽっかり空けたまま、目を大きく見開いた。それは驚きと言うよりも驚愕に近い表情であった。 瑠未は慌てて口を押さえ、彼女もそれっきり話さなくなった。 沈黙に居心地の悪さを感じつつも、マスターも瑠可も瑠未も、結花も美智代も動くことができなかった。ただ、突然ふわっと沸いて出たようなBGMに 耳を傾けながら、早くこの重い沈黙を破ってくれる救世主を求めていた。その救世主は、意外なところにいた。 (客)「すいませーん、コーヒーおかわり〜」 窓際のボックス席で一番遠いところから緊張感のない声がした。見れば、客間を仕切るように置かれた観葉植物の合間から、手だけが見える。 (崔州平)「はい、ただいま!」 マスターはサイフォンから熱々のコーヒーを注ぐと瑠可に渡そうとしたが、彼女の頬に涙の跡を発見し、自分で客席まで運んだ。とてもゆっくりと…。 マスターがカウンターに戻ると美智代の姿は既になく、ただ彼女の座っていた席のテーブルに、500円玉が2つと50円玉がひとつ、置かれていた。きっと、 気を利かせてくれたのだろう。親族同士の込み入った話に首を突っ込むことに、気が引けたのかもしれない。 相変わらず瑠可は唇を噛み締めたままじっと結花を見つめていたが、結花の表情は幾分落ち着きを取り戻していた。 これ以上の沈黙は耐えられないマスターが切り出した。 (崔州平)「失礼ですが、あなたは友紀の妹なんですか?」 (結花)「……はい。その節は…姉が結婚する際は顔を出すことすらなく、失礼致しました。私、旧姓を長島結花と 申します。友紀は、今となっては…私のたった一人の姉妹です」 (崔州平)「…そうでしたか。度々うちの店に来ていただいたみたいですが…」 (結花)「……偶然ですの。ただ、サロンMIYUKIという名前になんだか私、惹かれてしまって…」 (瑠可)「どういうこと?」 訝(いぶか)る瑠可に、マスターは答えた。 (崔州平)「…私も詳しくは知らないんだけれどね…。僕の妻であり、そして…瑠可、瑠未の母である友紀は、 実は三人姉妹だったんだ。友紀は次女で三女の名前は結花…というと、聞いたことがある。そして一番上のお姉さんが…深雪(みゆき)というんだ」 (瑠可)「深雪…! 私にとっては叔母さんに当たるわけね…」 (崔州平)「…ああ…」 (瑠可)「…でもさっき、結花叔母さんは友紀ママはたった一人の姉妹だって……まさか!?」 マスターは静かに頷いた。 (崔州平)「突然、なくなったんだよ…若年性アルツハイマーでね…」 瑠可と瑠未は、まるで双子のように、同時に両手で唇を覆った。 (瑠未)「それで…店の名前を?」 (崔州平)「ああ。二人で初めてお店を持ったとき、姉さんの名前を付けようって決めたんだ。僕らの結婚を 唯一祝福してくれた姉さんだったから…」 (瑠可)「…なんで、パパとママは結婚を反対されていたの?」 (崔州平)「パパが悪いんだ…。当時、まだ夢を追いかけていてね……。僕は舞台俳優になりたかったんだ。 けれど、劇団は貧乏だったし、小さな会場で舞台を開くたびに、売れ残るチケットを知人に頼んで売らなければならなかったり…定職に つかずにそんなことをしていたパパを、ママのご両親は許さなかったんだ…。しかも、そのとき、既に瑠可がママのお腹にいたものだから、 ママのお父様には一度も会ってもらえなかった…」 (結花)「……お父さん、決してうちの敷居を跨がせないって息巻いてたから…」 (瑠未)「それで、パパと叔母さまはサロンMIYUKIで何度も顔を合わせているのに、お互い気付かなかったという わけね」 マスターは頷いた。 (瑠未)「でもなんで、瑠可姉ちゃんは叔母様をママと勘違いしたの? というより、何で、パパさえ会ったことのない 叔母様と、一緒に写っている写真があるの?」 それはマスターにも分からなかった。ただひとつ言えるのは、写真に写っている幼い少女は、間違いなく自分が知っている娘の姿であるということだ。 結花は、下を向いたまま、黙り込んでしまった。よほど言いたくないのだろう。しかし、マスターは言わなければならなかった。 (崔州平)「教えてもらえませんか? 今からそう…十五年前のことを…。少なくとも、僕も瑠可もそれを聞く権利は あるはずです」 マスターと瑠可、瑠未の視線がひとつに纏まった。その先には、今にも泣き崩れそうな結花の姿があった。 (結花)「……ある日、突然友紀が訪ねてきたのよ…そう、豪雨の夜だったわ…。一方の手に傘を、もう一方の手に もみじのような小さな手を握って…!」 結花は、壁にかかる明かりを、視点の定まらない目で眺めながら、ゆっくりと、静かに話し始めた。 (つづく...)
今回も実は新キャラが…でも最近、ちょっとご無沙汰しているので分かりにくいかも! もしや自分かも…と思い当たる方がいたら、 名乗り出てください(爆) 次回以降、いよいよ謎が解かれていきます!(^o^) それでは次回の更新時にまたお会いしましょう。お相手は崔州平、提供は臥竜岡がお送りいたしました。
|