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皆さん、こんばんは! レコーディングが終盤に差し掛かっていると聞いただけで、血が踊る崔州平です(^o^) 姫とまた、同じ国に住めるんだーみたいな(爆) もしも管理人がみゆき姫と結婚したら……自宅で待つなんてきっとできないと思う。空港まで車で迎えに行きます! そして入国ロビーで 熱い抱擁!!(爆) 「疲れてるだろ?」とか言って、彼女のスーツケースをさり気なく持ってあげるの! そしてスタッフと別れを告げ、 二人は……車内はもちろん、ラブラブ(爆) なーんてこと想像してはうっとりしている崔州平ですが、この間、立て続けに姫の夢を見ました! なんか嬉しかった。え? 神のお告げ? とか勝手に誤解して宜しいでしょうか? その存在を知ってからはや10年になりますが、愛は色あせるどころか、最近は眠っていてもペンを持たされれば みゆき姫の名前を書くのではないかと思うことしばしばです(笑)
![]() イメージ図 といったところでぼちぼちタイトルコール、参りましょっか! 崔州平のお電話代、はっーいしゃく〜♪
改めましてこんばんは。最近、みゆき姫とこちらのページの常連様とのストーリーを考えるが結構楽しい崔州平です。でも、不本意な配役だったら… ごめんなさいね。できる限り、ご希望に添う形にしているつもりなので。でも細かいところはあまり気にせずに…(笑) それではそろそろ次のコーナーに参りましょっか。今回は、どんなドラマが待っているのでしょうか? サロンMIYUKIを ちょっと覗いてみることに致しましょう(笑)
しかし、それは明らかに、妻・友紀ではなかった。 彼女はカウンターにいるマスターを含めた数人の視線が自分に集まっていることに気付き、一瞬顔をこわばらせたが、瑠未を見るとすぐにふくよかな笑い皺を寄せて 近づいてきた。 (女)「……瑠未ったら…急にこんなところに呼び出して、どういうつもりなの?」 彼女は真っ赤な革のハンドバックから、これまた真っ赤な携帯電話取り出した。 (女)「あなたからメールを送ってくるなんて、珍しいじゃない。もしかして、財布でも忘れちゃったのかな?」 彼女は、空いていた瑠未の隣の席に座った。 (瑠未)「……ううん、違うわ、叔母さま。皆さん、紹介します。こちら、私が日本でステイしているホスト・マザー、 六角 結花(ゆいか)叔母さまです」 (崔州平)「ホスト・マザー?」 (瑠未)「そうよ。さっき話したでしょ。私のママは今アメリカにいるの。それで、ママの妹の結花叔母さまの ところに居候しているの」 嬉々として瑠未は言った。マスターは、訝しげな目をしたまま、とりあえず彼女に「どうも...」と挨拶をし、おしぼりを出した。 しかし、美智代と瑠可は、彼女を迎えた直後から微動だにせず、美智代は手元のグラスを見つめ、瑠可はしゃがみこんで割れたお皿に視線を落としていた。 一同の異様な雰囲気に、結花は薄ら笑いを浮かべて瑠未を見た。瑠未は静かに答えた。 (瑠未)「私ね、とうとう見つけたのよ! パパとお姉ちゃんを! 生き別れていたパパとお姉ちゃんをよ!」 その言葉が言い終わるや否や、今度は結花の動きがぴたりと止まった。 瑠未は続けた。 (瑠未)「昨日のニュースのことは話したでしょ。それで偶然にもね−−−」 瑠未は事の顛末を話して聞かせた。結花はマスターと瑠可を度々一瞥しては、無言でその話を聞いてきた。瑠未の話が終わって、結花はようやく足を組み 替えることができた。 (結花)「……そうだったの……。瑠未、おめでとう…。パパに会えてよかったわね……」 喉から搾り出したようなかすれた声だった。 すると、それまでカウンターの裏でしゃがんでいた瑠可が、突然意を決したように立ち上がった。目にいっぱいの涙を抱えて。 (瑠可)「……私…わからない……ねえ、私は一体誰なの?」 (瑠未)「どうしたの? 瑠可姉ちゃん? 瑠可姉ちゃんは私のお姉ちゃんで、そこにいるマスターがパパで、 結花叔母さまはママの……」 (瑠可)「あなたは私のママじゃないの!? 長島友紀じゃないの!?」 瑠未の言葉を遮って叫んだ彼女は、ポケットにしまっていた名刺サイズのカードケースから写真を取り出し、結花に見せた。 結花は頬をピクピクと震わせ、瑠可を凝視した。 (結花)「……まさかその写真を今でも大切に持っていたなんて……」 目を見開いて尋ねる結花に、瑠可は無言で力強く頷いた。結花は顔を両手で覆い、悲愴な表情を浮かべ、そして額をカウンターテーブルに押し当てて 泣き声を上げた。 (結花)「瑠可ちゃん…ごめんなさい。ごめんなさい……」 (瑠未)「どういうことなの? 結花叔母さま。いったい何があったの?」 瑠未は結花の手から写真を掠め取った。そこには若かれし結花と、旦那と思しき痩せた背の高い紳士が写っていた。そして二人の間で、右手を結花と、左手を 紳士と繋いでいる少女の姿があった。「この子は誰?」と尋ねるまでもなく、瑠可はこの少女の面影を色濃く残していた。 (瑠可)「ねえ答えて! あなたは本当に長島友紀じゃないの!? だとしたら、なぜ私がその写真を 持っているのか答えて!」 瑠可の質問に、結花はただ一言、目線を合わせることなく言った。 (結花)「瑠可ちゃん…本当にごめんなさい……。あの時は仕方がなかったのよ……」 それからしばらく、重苦しい空気がカウンターに流れた。誰もが目の前にいる誰とも視線を合わせることなく、ただ結花の言葉だけを待った。 (つづく...)
洒落で書き始めた小説が、だんだん大掛かりになって来ました(笑) 初めは第3話で終わる予定だったのに〜。でも書いているほうも楽しんでるので いいんですが(^o^) それでは次回の更新時にまたお会いしましょう。お相手は崔州平、提供は臥竜岡がお送りいたしました。
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