中島みゆき姫への愛の告白劇場
777円の幸福

みゆきさんへのひとり言
僕の住んでいる隣町に見つけた「中島産婦人科
嬉しくて、つい入りそうになってしまいました(笑)

マクドナルドでお昼を買ったら会計が777円で、ちょっとラッキーかも♪なんて思って
千円札で払ったら、おつりが223円。つまり中島みゆき姫の誕生日である2月23日

会える予定も約束も 何一つないというのに
この最愛の人ともうすぐ出会えるという 吉兆ではないかと
ひとり 微笑んでしまいました

 皆さん、こんばんは! みゆき姫がロスにいる間は、いつだってロサンゼルス時間が気になる管理人です。 今ごろ、みゆきさん起きたかな? きっとスタッフと朝食中なんだろうなぁ…とか(笑)
 会社勤めはストレスもたまるので、そんなことを想像してたまにニヤ〜と笑わないと、正直体が持ちません(笑)

   といったところでぼちぼちタイトルコール、参りましょっか! 崔州平のお電話代、はっーいしゃく〜♪

みゆきさん関連ニュース
 映画「サヨナラCOLOR」に女医長役でみゆき姫がスクリーンに帰ってきます!
 公開は来春予定だそうです。お楽しみに!

 改めましてこんばんは。先日会社のネットワークにコンピュータウィルスが大量発生し、その駆除のために夜中まで事務所に残っていた 管理人です。お陰で、とある文学賞への応募が消印有効の最後の日になってしまいました(苦笑)。
 割と夜型人間なのに、どーも夜中って文章を書くのは苦手で、ペンが進まない進まない…。普段から寝る前の寝室では読書は定番 なんですけれどね。

 話し突然、変わりますが関東もこの間、ついに入梅しました。最近では本来梅雨が来ないはずの北海道でも、近年「蝦夷梅雨」というものが 発生しているんだとか。地球温暖化が原因らしいですが、その理由の一つはもしかして管理人のみゆき姫へのお熱のせい!?
 などと性懲りもなく考えてしまうのでした。

 なんておばかなことを書いたところで、それではそろそろ次のコーナーに参りましょっか。今回は、どんなドラマが待っているのでしょうか? サロンMIYUKIを ちょっと覗いてみることに致しましょう(笑)

サロン MIYUKI
 翌日の朝、マスターはいつもと変わらぬ時間に店のドアにかかった「CLOSE」と書かれた札をひっくり返し、「OPEN」にした。そのまま中に 入ろうとしたとき、背後から聞きなれぬ若い女性の声がした。
(若い女)「落し物ですよ」
 振り返ると、健康的に日に焼けたセーラ服姿の少女が一人、立っていた。
(崔州平)「……私の?」
 彼女が差し出しているカード入れには確かに見覚えがあった。車の免許証を入れているものだ。
(崔州平)「……君は…?」
 マスターは彼女にどこかで会った事があるような気がした。しかし、どこだか思い出せない。彼女はマスターの気持ちを察し、 唇をくちばしのように尖らせて答えた。
(若い女)「ひどい…、昨日あったばかりなのに…もう忘れちゃったの?」
 ”ああ!”
 マスターが頷くのが先か、それとも問いかけが先が、バイトにやってきた瑠可の声が、セーラ服の少女の後ろから聞こえた。
(瑠可)「なに? マスターのカノジョ?」
 きょとんとした目をした瑠可。悪気はないようだが、セーラ服の少女が僅かに後退ったのをマスターは見逃さなかった。
(崔州平)「こらこら…僕を親子ほど年の離れた女性と付き合わせて、犯罪者にでもするつもりかい?」
 瑠可はケラケラ笑いながら店の中へと入っていった。
(若い女)「昨日ぶつかったときに落とされたみたいだから、届けにきただけです。免許証って大切なものでしょ?」
(崔州平)「ええ。でもよくここが分かりましたね」
(若い女)「通学路だから毎日この道を通っているの。それに今のお姉さんと昨日の夜、病院の玄関の前で話していたのを 聞いたから…ほら、サロンミユキがどうたらこーたらって」
(崔州平)「なるほど…。お礼といってはなんだけど、今朝一番に沸かしたコーヒーでも如何ですか?」
 マスターがドアを広く開け中へ促そうとすると、彼女は腕時計を一瞥して答えた。
(若い女)「ごめんなさい。もう遅刻スレスレなのっ! でも今度、たっぷり飲ませてもらうわ!」
 彼女はそういい残し、足早にその場を後にした。

 マスターが店の中に入ると、珍しく瑠可が神妙な顔をして彼にペコリと頭を下げた。
(瑠可)「昨日はごめんなさい。私の早とちりで騒動に巻き込んだ挙句、店を閉めてまで迎えに来て くれたんでしょ?」
 マスターは、失踪している自分の妻が瑠可の母親と同姓同名であることを言おうか迷ったが、結局言わなかった。それはただの偶然なのだから…。

 夕方になると、店は美智代やその他の常連客でいっぱいになっていた。彼女は、マスターと妻の友紀がこの場所に店を開いたときからの付き合いだった。 友紀とは同い年ということもあり、以前はよく二人でショッピングに行っていた間柄だった。そんな日は、マスターも美智代の旦那と近くのゴルフの打ちっぱなし場 で軽い運動をしては妻に言えぬ愚痴をこぼしたものだった。美智代の旦那は一流企業の重役で、今年でちょうど50歳になる。マスターはひとつ年下だったので、 遊びに行くときは、いつも彼を「兄さん」と呼んでいた。
 彼女は昨日のニュースのことが気がかりなようで、カウンターでお尻をむずむずさせてはマスターに語りかけるタイミングを伺っていた。
 マスターはボトルキープしているバーボンを美智代に差し出すと、彼女の気持ちを察して自分から切り出した。
(崔州平)「昨日はすまなかったね。お店の戸締りまでお願いしちゃって…」
(美智代)「ううん、そんなことはどうでもいいの…。それより、友紀は……」
 マスターは瑠可を一瞥した。その横顔はFMラジオに夢中のようで、こちらの声など聞こえていないようであった。
(崔州平)「世の中には不思議なことがあるものだよ…。病院の一室で会った女性は、友紀ではなかった」
(美智代)「じゃあ、同姓同名?」
(崔州平)「いや…。レポーターの間違いだったみたいだ。通報した人、事故の目撃者が長島友紀という人でね」
(美智代)「あらやだ、なんて人騒がせな…!」
 美智代は、言葉とは裏腹に、ほっと溜息を漏らした。
(美智代)「…ということは、瑠可ちゃんのお母さんでもなかったわけね」
(崔州平)「そういこと」
(美智代)「……でも本当に不思議なめぐり合わせね。あなたの失踪中の妻と彼女のお母さんが同じ名前なんて…」
 そこでマスターは、瑠可の母親らしき人が以前この店に来たことがあることを告げた。
(美智代)「…そうなんだ…。違う人だったのね…。でもそれってますます不思議な縁じゃない? だって、あなたの生き別れた 一人娘の名前だって確か……」
”カラン”
とそこへ、今朝の女子高生が入ってきた。
(女子高生)「マスター、約束どおりタダコーヒーを飲みに来たわよ♪」
 彼女はカウンターへまっすぐに歩いてきた。
(女子高生)「部活帰りって喉が渇くのよね! メロンソーダ、ひとつ! もちろん、Freeのやつ!」
(崔州平)「Free?」
(女子高生)「やだマスター、英語苦手なんでしょ。Freeって自由じゃないわよ、無料の意味よ」
 彼女は美智代の席から一席離れて腰掛けた。
(崔州平)「そういえば、まだ名前を聞いていませんでしたね」
(女子高生)「あら、ぞうだった? 私、ルミって言うの。これでも帰国子女なのよ」
(崔州平)「へぇ〜」
 マスターは、ルミの前にメロンソーダを置いた。
(ルミ)「それからマスター、札のスペル、直しておいたから」
(崔州平)「札のスペル?」
 彼は一瞬何のことだか分からなかったが、ルミが入口のドアのほうを指差したので、すぐに気が付いた。
(ルミ)「CLOSEじゃなくて、CLOSEDが正解」
 見ると、マジックで「D」の文字が追加されていた。

(つづく...)

エンディング
 知らず知らずのうちに時は過ぎ、お別れの時間が迫ってきました。今宵の告白劇場は如何だったでしょうか?
 ちなみに管理人は、40代でも50代でもありませぬ(苦笑)。ストーリー上、そうなってしまいましたが。
 次回は増刊号にしたいと思っておりますのでご期待ください。

 それでは次回の更新時にまたお会いしましょう。お相手は崔州平、提供は臥竜岡がお送りいたしました。

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