中島みゆき姫への愛の告白劇場
海のカナタ

みゆきさんへのひとり言
巷では 冬のソナタで純愛ブームなんだって
年がら年中、純愛ばかりの僕だから
純愛にブームがあることを このあいだ初めて知った

僕にとって君は 「海のカナタ」

けれども 愛している…愛している…
繰り返し 零れる本音
会ったこともない人に プラトニック・ラブ

 皆さん、こんばんは! 白衣のみゆき姫を想像すると、ついつい「ないちんげーるのはなし?」とか自分に突っ込んでしまう崔州平です(笑)
 いやぁ、映画「サヨナラCOLOR」来春予定だそうで。いまから楽しみですね。女医らしいですけれど、やっぱり眼鏡は 掛けているのでしょうか? 姫のめがね姿、めっちゃ可愛いんだよね〜(〜o〜)
 情報によると、すでに姫のシーンの収録は終わっているみたいです♪ ということは、日本に帰ってきたら、コンサートツアーモード全快ですね!! 姫、オフの日はどこにいるのかしら?(爆)

   といったところでぼちぼちタイトルコール、参りましょっか! 崔州平のお電話代、はっーいしゃく〜♪

みゆきさん関連ニュース
 2/9から始ったニッポン放送(1242)のほのぼのしちゃうのねですが、レコーディングのため、4/5の放送より しばらくみゆきさん、留守にするそうです。

 改めましてこんばんは。レコーディングから帰ってきた後のコンサートのことが気になるものの、ツアー中の「ほのぼのしちゃうのね」は やっぱり空家になってしまうのかなと、いまから気の早いことを考えている管理人です(笑) 姫が日本に戻ってくることを一日千秋の思いで待っている...と 書いて、ふと「それって1日で1000歳年を取るってこと?」などと自問してしまいました(爆)

 掲示板でちょこっと書いたネタで申し訳ないですが、姫と人生ゲームしたいわぁ〜。二人でプレイするのに、ボードの上にはブルー(男)ひとりが乗った 車をひとつしか置かないで、ルーレットを回してやがてたどり着く結婚のマス!(爆) そこで姫を乗せるんです(笑) 二人の乗った車一台だけがボード に乗っている状態で、耳元でも囁く「結婚しよう」 どう?(笑) 新しいプロポーズの方法として、実用新案とれないかしら(爆)

 なんておばかなことを書いたところで、それではそろそろ次のコーナーに参りましょっか。今回は、どんなドラマが待っているのでしょうか? サロンMIYUKIを ちょっと覗いてみることに致しましょう(笑)

サロン MIYUKI
 走っていくには、少し遠い距離だった。年齢を忘れて店を飛び出したマスターだったが、5分もすると息も上がり、信号待ちをするまでもなく両手を膝に当てて 肩を揺らしていた。毎日5キロ走っていた学生時代のようにはいかない。
 それでもマスターは、走ることをやめない。途中、タクシーがとおりががるのを期待し何度も振り返ったが、ドラマのようにうまくはいかなかった。いや、仮にとおりが かったとしても、乗車するためには相当な運が必要だろう。彼の衣服は豪雨によってびしょぬれであり、泥のはねたズボンの裾は真っ黒に汚れていたからだ。
 大きな轟き音とともに、遠くで雷が雲の中でぴかぴかと光る。すれ違う女の子達は誰もがキャーキャーと叫びながら、さも楽しそうに交差点を小走りで渡り、 サラリーマン風の男達は揃いも揃って不幸そうな表情を浮かべながら、びちょびちょの背広で変わったばかりの赤信号に滑り込んだ。

 マスターは病院にたどり着くまでの間、何度も黄色いレインコートのレポーターの声を思い出していた。
 彼女は最後に何をいったんだっけ…? そう…僕が店を出なければならないキーワードを、彼女は漏らしたんだ。それがどれほど人を傷つけ、不安がらせる言葉であるかも知らずに……!
(レポーター)「ただ今入りました情報によりますと、被害者の女性はつい先ほど、搬送先の病院で−−−死亡いたしました……」
 言い放つ口調は、まるで他人事…。無理もない。そう、彼女にとっては他人事に過ぎないのだから……。しかし、マスターにとっては……。
 頭上で雷鳴が響くたび、彼は不吉な予感に身震いした。
 彼の頭中では、常連客美智代の言葉も何度もリフレインしていた。
(美智代)「・・・・・・でも、まさか瑠可ちゃんの母親の名前が、貴方の消息不明の女房と同じ名前とはね・・・・・・。偶然にしては・・・・・・ と思わない?」
 彼は、それはただの偶然であることをよく知っていた。なぜなら、瑠可が初めてサロンMIYUKIを訪れたとき、彼女の母は店にいたのだから。マスターはそのとき、 彼女の母と自分のかつての妻が同一人物ではないことを確認している。
 問題なのは、ニュースで放送された同姓同名の女の正体である。元々国語の教師をしていた元妻のこと、何かの拍子にシナリオライターに転身していてもおかしく ない。

 川奈病院のエントランスの前には、既にテレビ局の取材陣が集まっていた。シナリオライターという、芸能界にも関係する仕事をしていたために、 ワイドショーの格好の標的になったのだ。
 しかし中には野次馬もいるみたいだ。あるいはシナリオライターのファンの人か? 明らかにレポーターでもスタッフでもない、普段着を着た人の群れがあった。
 マスターがその人垣を分けて中へ入ろうとしたとき、同じく中へ入ろうとしていたセーラ服姿の女の子とぶつかった。彼女は一瞬こちらを睨んだが、その瞳には 力がなかった。
(崔州平)「……すいません……」
 マスターが彼女の前を通り過ぎ、人垣の中ほどまでたどり着いたところで、ロビーから出てくる瑠可の姿を見つけた。 彼女は、嬉しいとも悲しいとも言えぬ魂の入らない表情でマスターを見つけると、薄っすらと笑みを浮かべた。彼は瑠可に駆け寄った。
(崔州平)「……瑠可?」
(瑠可)「どうしたの、マスター……。ずぶぬれじゃない。私は大丈夫……」
 彼女の言葉は、そのうつろな視線からは意外に思えるほどしっかりしていた。
(崔州平)「……君の……おかあさんじゃなかったんだな?」
(瑠可)「……うん。だから私、ほっとしているのよ……」
 そういう彼女の膝は、今にも崩れてしまいそうなほど小刻みに震えていた。
(崔州平)「……よかった……。とりあえず先にお帰り。サロンMIYUKIには戻らなくていい」
(瑠可)「……うん」
 瑠可がタクシーに乗るのを見送った後、マスターは病院の受付に向かった。悲壮感を漂わせた彼の顔を見て、レポーターの一人が 話し掛けてきたようだったが、マスターはそれには気付かなかった。

 彼は早く安心したかった。自分の別れた妻ではない、と。しかしその気持ちは、同時に自分の偽善的な側面を映し出してもいた。 もし被害者が瑠可の母だったとしたら……瑠可を見送った自分は今もっと和らいだ顔をしているに違いない。

(崔州平)「……同姓同名なんて、そんなにいるものなんだろうか……」

 追い詰められた気持ちで、彼は受付の前に立った。

(つづく...)

エンディング
 知らず知らずのうちに時は過ぎ、お別れの時間が迫ってきました。今宵の告白劇場は如何だったでしょうか?
 姫、アメリカでもインターネットは繋がりますぞ!(爆) はい、分かっております。それ以前の問題なんですよね…。

 それでは次回の更新時にまたお会いしましょう。お相手は崔州平、提供は臥竜岡がお送りいたしました。

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