皆さん、こんばんは! ロスのあのお方もこんばんは!(爆)いやぁ、日本は暑いっす!なんか4月どころか真夏ちょっと前の気候。。。すでに管理人は
クーラーを部屋に入れています。。。ほんの一週間前までは石油ストーブがあったのに・・・(笑) 文明の利器です、はい。
それにしてもゴールデンウィークももうすぐですね! この季節って紫外線が一年の中で一番強いらしいですよ。紫外線に関して言えば、真夏じゃないん
だって。だからお肌が気になるレディース・アンド・ジェントルマン! 5月は自重よ! 恋の勝負は7〜8月なんだから、その前にトラブルスキンに
ならないようにね! 特に太陽アレルギー(?)の姫!(笑)
なーんてほとんどタントマイムのようなひとり言でございました。そんじゃまいりまっすよ♪ 崔州平のお電話代、はっーいしゃく〜♪
みゆきさん関連ニュース |
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2/9から始ったニッポン放送(1242)のほのぼのしちゃうのねですが、レコーディングのため、4/5の放送より
しばらくみゆきさん、留守にするそうです。
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改めましてこんばんは。「
ほのぼのしちゃうのね」がお休みになっている間、管理人として(大家さんとして)姫の部屋の
お掃除をしていたい管理人です(苦笑)
掃除ついでに姫のギターなんか手に取っちゃって、弾けもしないのに弦を撫でてみる。ああ・・・姫が触ったであろう、姫の手垢がついているであろう
この場所を
たっーち!! この発想が危ない・・・。
さて、ご挨拶はこの辺にして、そろそろ次のコーナーに参りましょっか。今回は、どんなドラマが待っているのでしょうか? サロンMIYUKIを
ちょっと覗いてみることに致しましょう(笑)
ここは、人通りも少ない路地に佇む寂れたサロン・MIYUKI。知る人ぞ知る喫茶店。天気の悪い日は店先のテントの下に近くの野良ネコが雨宿りに集まるほど、
人の出入りも疎らなこの店も、昨日からウェイトレスとして働き始めた瑠可の登場によって、早くも少しだけ雰囲気が変わり始めていた。
一人しかいなければ一人分の声すらしない店内には、今、二人以上の声で賑わっていた。
(瑠可)「ねえマスター、テレビつけていい?」
台拭きを掌の上で器用に遊ばせながら、瑠可は言った。誰もが一度は本屋で聞いたことのあるビバルディに目を細めながら、マスターは答えた。
(崔州平)「それはいけない。せっかくのクラシックが台無しになってしまうからね」
瑠可はさっそく不満そうに唇を尖らせた。
(瑠可)「だってこの店、暇で暇で退屈なんだもん。その上こんな音楽じゃ、お客さんが
来る前に眠ってしまうわ」
両手を耳の真横で逆ハの字のように広げる彼女にマスターは思わず苦笑した。そのあまりに素直すぎる言動に戸惑いを覚えながらも、
同時にとても新鮮に感じられた。まるで樹木の葉から排出されたばかりの酸素を吸い込んだような気持ちとでも言うのだろうか。
彼はコーヒーカップを丁寧に拭きながら、店の中央の壁に掛けられた時計を一瞥し、瑠可にこう言った。
(崔州平)「それでは、CDを変えてもらえるかな? ほら、ステレオの上にケースがあるだろう?」
言われたとおり、瑠可はCDケースを手に取った。アルファベットの、見覚えのない文字の羅列。ジャケットの写真は砂の塔だった。何か嫌な予感がしたのだろう。
口がへの字になっている。CDをステレオにセットすると、まもなく瑠可の眉間には小人のお尻のような皺が浮かび上がった。
(瑠可)「またクラシック!? これじゃさっ・・・」
と次の言葉を彼女が吐こうとしたちょうどそのとき、行進曲のボワン! というサビの音と共に、ドアに付いた小さな鐘が「カラン」と鳴った。背が高く、気品を兼ね備えた美しい
女性が一人、マスターに笑みを浮かべながら入って来るところだった。彼女は胸元が大胆に開いた真っ赤なワンピースの裾をなびかせてカウンターに座った。
(モデルの恵美)「それにしてもマスター、ビゼーが好きよね。私が来るときはいつもかけているわ」
マスターは先ほどまで拭いていたカップをバーに置くと、コーヒーを注いだ。
(モデルの恵美)「あら、私、何も頼んでいないわよ」
(崔州平)「でもこれから頼もうとしていたのでしょ?」
彼女はほっと溜息をつくように微笑んだ。ちょうど恵美に蒸しタオルを差し出した瑠可は、間近でその口元を見たとき、一見して感じた華やかさとは
全く別次元の疲れきった女を目にした。弱々しくさえ思える笑い皺に、まだ自分が体験したことのない悲しさ、あるいは寂しさが掘り込まれているのを感じ取った。
(モデルの恵美)「いい勘してるわ、マスター」
コーヒーを啜る彼女の目は真っ赤だった。寝不足なのか、それとも泣いた後なのか・・・? マスターの視線に気が付いた彼女は疑いを晴らそうと躍起になる
子供のような口ぶりで答えた。
(モデルの恵美)「ああ、これ、花粉症。いやよね、この季節」
くしゅん! わざとらしい恵美のくしゃみ。
瑠可は二人の並々ならぬ雰囲気を察し、手洗い場へ立つと、鏡の前でくしゃみをしようと試みたが、思いのほかうまくできなかった。
(崔州平)「花粉症のくしゃみですか? それとも誰かが噂話でもしているのかな?」
図星、と言わんばかりに目を見開いて恵美はマスターを見上げた。
(モデルの恵美)「そうかもしれないわね・・・。それっていい噂話だと思う? それとも悪い噂話だと思う?」
恵美の声は弱々しかった。まるで十字架の前で救いを求める子羊のように。マスターは新しいコーヒー豆を研ぎながら、少し間を置いて答えた。
(崔州平)「それはきっと、悪い噂話でしょう」
(モデルの恵美)「ひどーい! マスターの意地悪〜」
恵美はやや大げさに思えるほど身を仰け反らせた。しかし彼は同ぜず、挽きたての香ばしいコーヒーの匂いに目を細めながら答えた。
(崔州平)「仕方がないですよ・・・。世間はいつだって嫉妬深いものだから・・・」
恵美は二つの掌で小さな顔の殆どを覆い尽くすと、肩を震わせて笑った。
(モデルの恵美)「今日もマスターの誘導尋問に引っかかってしまったかしら? 話の流れがうますぎるわ」
彼はそれまでぴんと張り詰めていた恵美の緊張が緩んだことを左の頬で受け止めると、首の蝶ネクタイを指でちょんと握り、得意げに答えた。
(崔州平)「現実は筋書きのないドラマですよ。台本もないのに、どうして誘導尋問などできましょう」
その後、しばらくマスターと恵美は他愛もない世間話に花を咲かせた。話題の映画、今年の流行色、密かに試している健康法、新しくできた
おそらくサロンMIYUKIのライバル店・・・。まるで目に付く商品を次々と衝動買いするかのように、思いつくまま言葉を並べた。
気が付くと、コーヒーは2杯目も空になっていた。
恵美はダイヤモンドを散りばめた洒落た腕時計を見て席を立った。
(モデルの恵美)「ありがと、マスター。少し気分が楽になったわ。こういう仕事って意外と気持ちが疲れるものだから」
彼女は入店してきたときに比べ、幾分伸びた背筋をマスターに見せ付けてサロンMIYUKIを後にした。
店の中が再び静かになったのを見計らい、奥から瑠可が顔を出した。
(瑠可)「ははーん。あれがマスターのこれね」
彼女は親指を立て、さも何か得をしたように、下あごを突き出してマスターを見た。
(崔州平)「いや・・・残念ながら、プライベートでは会ったことがないんだ」
(瑠可)「ふーん・・・」
(崔州平)「それにしても、今まで何をしていたんだい? お客様がいなくなってから店に顔を出すようでは
困るんだけれど」
(瑠可)「またまた、嬉しかったくせに。これでも気を使ったつもりよ。・・・あれ? それにしてもこのコーヒーの
香り、いつもと違うわね」
瑠可はサイフォンに鼻を近づけると、「くんくん」と言いながら匂いをかいだ。
(崔州平)「おや、鼻だけはいいんだね。そう、これはいつもと違うブランドだよ」
(瑠可)「あの綺麗な人へのオリジナルだ? なんて名前?」
初めは答える気などなかったマスターだったが、瑠可があまりにしつこく聞いているものだから、ついに観念した。
(崔州平)「"中島みゆきのように生きるコーヒー"という銘柄だよ。うちのオリジナルだ」
(瑠可)「へぇ〜・・・ってメニューに載ってないじゃない。それにコーヒーを栽培しているわけじゃあるまいし」
疑いの視線を向ける瑠可に、マスターはこう答えた。
(崔州平)「うまく行っている人や一見華やかな生活をしているようにも、隠したい涙はあるものさ。
世間は無神経で、しかもひがみっぽい性格だからね。そんな人にそっと出すためにあるのだから、メニューに載せる必要もないだろう?」
(瑠可)「・・・この店のメニューが少ない理由が分かったわ・・・。そして、流行らないわけも・・・」
瑠可は呆れ顔をして、せっせと食器を片し始めた。
知らず知らずのうちに時は過ぎ、お別れの時間が迫ってきました。今宵の告白劇場は如何だったでしょうか? 愛の告白劇場には今後どんなドラマ
が待っているのでしょう(^^; 次回は、どんなお客さんが来るのか・・・是非予想してみてください(爆)
レコーディング中のみゆきさんって、どんな感じなんでしょうね? だって歌って歌っている時間は僅か数分だし、しかも話で聞くと一発取りの一発OK
みたいなプロ集団・・・らしいから、ってーと、他の時間は何しているの? とか素人考えでは思ってしまいます。もちろん、何回も音取りする曲も
あるでしょうけれど。是非、今度見学に行きたいものですね!(笑)
それでは次回の更新時にまたお会いしましょう。お相手は崔州平、提供は臥竜岡がお送りいたしました。
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