めぐり合い 宇宙(そら)

★崔州平からみゆき姫へ贈る、世界一熱い愛の言葉★
君を愛してやまない僕のことを 不思議に感じることがあったら
カップに落としたクリームがコーヒーに溶けるのを待つときにでも 尋ねてほしい

僕は君に耳打ちをしてこう答えるだろう

君がいるといないとでは
地球に海があるかないかぐらいの違いがある
人が海のない地球を望まないのと同じくらい
僕は君のいない人生を望まない


 みなさんこんばんは。お盆休みも絶好調!? の崔州平です。
 今回はアニメ界の名作、ガンダムからタイトルとって見ました。同時に、今の心境から ア・バオア・クーでシャアが言った言葉を連想してしまいました。

 ニュータイプとしてララァやアムロ程の力がなかったシャアが突然目覚めたときの言葉。
(シャア)「見える 私にも敵が見える!」
 それを崔州平風にアレンジすると…。
(崔州平)「見える 私にも姫が見える!」
 ニュータイプへの覚醒が始まることを切に祈っている崔州平でございます(爆)。
 全く意味の分からなかった読者の方、ごめんなさいね。すっとばして呼んでくださいません。

 それにしても、みゆきさん、ほのぼのを一時中断。来年からスタートということで…。 ってことは来年前半は辛いでー。なんせ今年、「今日は何の日?」をやってますからね。さらにこじつけ… いやはや人聞きが悪い。スタッフの努力の賜物とも思えるいろんな日が紹介されるのでしょう。

 そんでもってなんと今回の夜会は「1月!」…あれ? 師走の風物詩じゃなかったの??? なんてきっと ファンの皆さんは驚かれたと思います。はい、崔州平もしっかりと驚いてしまいました(笑)。
 もしかしてシアターコクーンで先約があったとか…??? 原因は不明ですが、きっとお忙しいんでしょうね。 旅に出ると言い残したきり…きっと今頃夜会のテーマに沿った形で、イメージが合うロケーションで原稿を書いていることでしょう 最愛の人に送る「愛の告白劇場」。そろそろまいりましょっかね。

 まずは、定番のコーナー「みゆき姫への手紙」でございます。

みゆき姫への手紙
街には 「愛している」と言ってくれないと不満を漏らす女性が多い
けれど まだ一緒にいられるだけ幸せじゃないかと 僕は思う
手紙の宛て先すら書けない僕にとっては
路上で喧嘩しているカップルでさえ 羨ましく思える

 改めましてこんばんは。今日、ちょっといいニュースが。うちのサイトのみゆき姫用の掲示板にこう書かれていたのです。

みゆき嬢のお友達の谷山浩子さんもインターネットでご主人と知り合ったらしい

 おおーーーーーー。そうなのですか!? そうなのですか!? 谷山さんと言えば、以前夜会で共演した間柄。 きっと恋愛や結婚の話も少しぐらい……え、少しぐらいされているでしょう? 女同士だし(笑)
 そこで谷山さんからさりげなく「インターネットもひとつの出会いの場よ」なんて姫に言ってほしいなぁ〜。 それが元でみゆき姫がインターネットで、とりあえず自分の名前で検索。すると愛の告白劇場にたどり着き… やがて二人は…。いい! それいい!!(爆)

とひとり鼻息を荒げたところで、ぼちぼち恒例のコーナーに参りましょうか。その前に一旦コマーシャルです。

「銀の龍の背に乗って」2003年7月23日発売決定!
離島医療に情熱をかける青年医師、コトーの熱い闘いを描くヒューマン・ドラマ『Dr.コトー診療所』の主題歌にもなります。

フジテレビ系で、毎週木曜夜10時から10時54分まで。


 はいはい。それでは妄想のお時間です。今回はちょっと小説風にまとめてみました。たまには趣向を変えるのもいいでしょ?(笑)

 今日は崔州平の誕生日。予定は未定。偶然を予約できない以上、スケジュールは入れることができない。
 8月も終わりに差し掛かり、都心は残り少ない夏休みを満喫しようとする高校生で溢れていた。
 最近よく感じることは、都心で見かける高校生の多くは女子高生だということだ。単に目立っているだけかもしれないが、 それにしても出現頻度が明らかに異なる気がする。男子はどこで遊んでいるのだろう?
 明らかにどうでもいいことだと思いながらも、将来結婚して娘ができたときのことを考えると、 ちょっと心配になってしまう。父親になったら、娘が歓楽街で遊ぶことをどうやって阻止しようか、きっと真剣に考えるだろう。

 スクランブル交差点を渡っているとき、突然、左肩をもっていかれた。体格のいい兄ちゃん(といっても明らかに年下だが…)が、 人ごみの中に消えていく。まるで風に飛ばされた看板でもぶつかったように、何も言わず、振り返ることもなく、何事もなかったかのように 人ごみの中に消えていく。前を見て歩いていなかったのはお互いさまなのだが、目が合えばかけるであろう「すいません」の言葉さえ、 タイミングを失ってしまった。

 腕時計の針はPM7:00を指していた。僕はシアターコクーン前の大きな本屋に入った。コンピュータのフロアは3階にある。 昇りのエスカレーターの目の前にweb関係の書籍コーナーがあり、そこで調べ物をすることが、この街へ来たときの定番になっていた。
偶然を期待するにはあまりに場違いな場所と知りつつも。

 腕時計の針はPM7:45を指していた。移動の時間である。行かなくてはならない場所など、 この街にはない。けれども僕の足は自然と下りのエスカレーターへ向かっていた。期待などしていない。偶然は期待するものではないから。

 駅へ向かう途中、電気屋の前で僕は足を止めた。店頭に置かれたテレビに、また短絡的で凶悪な犯罪のニュースが流れている。時に愉快犯であり、 時に自己主張でもあるこれらの犯罪は、人の痛みを知らずに思春期を迎えた子供たちが引き子起こすことが多い。
 僕はこんなとき、いつも思うんだ。

たとえ冷たい心の持ち主であっても
かつて自分が経験したと同じ境遇に苦しんでいる人に対しては
優しくなれることがある

それはつまりこういうことだろう

日常のあらゆる場面で相手の気持ちを 本気で考えることができたなら
きっと人はもっと優しくなれる

 そして僕は時計を気にしながら再び歩き始める。PM8:00、目的の場所にたどり着く。僕がこの街で 迷子になったとき、目印にする場所。頭のMAPの原点。
 僕は大概、最後の審判でも受けるかのように、手すりのようなコの字型の造形物に座り、神妙な顔で通りすぎる人を眺めている。僕の好きな人は 車の免許を持っていないから、きっとこの街を訪れる際は電車を使うに違いない。そう考えているからだ。

 しかし、運命なんて言葉を使えるのは限られた人間だけなのだろう。PM8:30、僕は再びその場を離れ、 また先ほどの本屋へ向かう。名前はなんと言ったかな…? 英語でFirstとか書かれていたような気がする。

 本屋の雑誌売り場は1階にある。左の奥がコンピュータのコーナー。自宅の近所の本屋でも置いてあるような雑誌を手に取り、 読み耽る。ああ、予定の立たない誕生日。君は今、どこにいるのだろう…。
 きっと本屋の店員は、「この人はなんてコンピュータが好きなのかしら? また立ち読みしに来て」と思っているだろう。 そして、その考えが的を得ていないことであることを知る由もない。僕はこの町でしか見れない夢を見るためにここに来ていると、 誰が想像できるだろう。

 腕時計の針はPM9:00を指していた。そろそろ帰ろうと思う時間だ。僕は帰り際、もう一度、 原点の前を通り過ぎた。駅へ向かう人の流れの中に宝物を探すために。腕時計の針はPM9:10を指していた。

 不意に、あの人の優しい声が耳元で聞こえた気がした。

あなたにとって宝物はなんですか?

 僕は「君だよ」と答えたかった。しかし、声はそれを聞く人がいなければ、音でしかない。僕の発した音は雑踏の海の奥深くへと沈んでいった。

 本日はシリアスジージョンの愛の世界をお送りいたしました。たまには意外な一面を見せないと…(笑)
 崔州平の妄想に最後までお付き合いいただきありがとうございます。

m(_ _)m


 知らず知らずのうちに時は過ぎ、お別れの時間が迫ってきました。今宵の告白三昧は如何だったでしょうか?
 この秋はニューアルバムもリリースするとのこと、楽しみです。でも…それよりも何よりも…みゆき姫のカレンダーの 8月の写真、可愛い〜〜〜。 なんか部屋のどこにいても見つめられている気分(爆)
 なんて考えてたら、迂闊にも頬が火照ってしまいました(爆2乗)

 それではここで最後のコーナーに参ります。

★崔州平の最後のわがまま、みゆき姫へのプロポーズの言葉★
この世に 「住む世界が違う」なんて言葉があったとしても
人を愛する心に 「住む世界が違う」なんて言葉はありはしない

かつて世界の三分の一を有した大英帝国の皇太子が
その地位を捨ててまで ずっと年上の未亡人と結ばれたという事実がある
あるときは世界はとても狭く感じ
しかしまた別のとき 例えば君を探し歩いているときは とても広くも感じるけれど
でも 間違いなく「ひとつ」 しかないんだ

君がコンピュータグラフィックで作られた美少女でないなら
僕が君に会えない理由には ならないと思う

あ…プロポーズの言葉じゃなくなっちゃったね…。ごめん

 梅雨も明けて夏本番の暑い最中、さらに暑くなるような言葉を連呼してごめんなさい!(笑)
 そして延々と続く愛の告白にお付き合いいただき、有難うございました。
 今宵もみゆき姫への愛は無事伝わったでしょうか?
 それでは次回の更新にまたお会いしましょう。

 皆様のおでんわだい、はーいしゃっくーいったしあしたー! さいしゅうへいがお送りしましたぁ〜!

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