運命の赤い糸 |
---|
それではそろそろ参りましょうか。憂いの溜め息の用意は宜しいでしょうか?
![]()
改めましてこんばんは。
![]() みゆき姫の誕生日の夜、慎ましながら小さなケーキをひとつ買って、みゆき姫の待つ部屋へ。そこには甲斐甲斐しく迎えてくれる姫の姿が・・・ ってここまで書いておいて、よくよく考え見ればみゆき姫の誕生日を祝うのだから、セッティングは僕がやっておかないとだめじゃないか〜! はい、やり直し(笑) みゆき姫の誕生日の夜、早々と仕事を済まし家路についた崔州平は、途中小さなケーキをひとつ買った。 (崔州平)「miyukiさん、おめでとう とチョコレートで書いてください」 なんて言ってみたりして・・・。 (店員)「え? でもこのサイズのケーキに文字を書くと、ろうそくを立てられなくなりますよ」 (崔州平)「ええ。それでいいんです」
さて、無事家に着いた崔州平は、みゆき姫のために手料理・・・く、喰えるのか・・・。いや、料理は気持ちさ!(爆)
さて、そこへみゆき姫到着。毎日交わしているはずの「おかえり」「ただいま」という挨拶が、今日はなんだかとても恥ずかしかった。 (みゆき)「あら? 少ないんじゃないの? 誰かの誕生日と間違えてない?」 (崔州平)「ううん。そんなことないよ」 僕は自信を持って答える。
(崔州平)
「初めて出逢った時、言ったじゃない。 以上、崔州平がお送りいたしました!
めくるめく愛の世界 はい、それではここでしばらくぶりのみゆき姫の歌についてです。 ![]() 「みゆき姫の歌」
| |
みゆきさんの歌はとても自虐的に映る ある意味 妥協を許さない愛 それなりの合格点に落ち着くことができず 壊れるかもしれないけれど 崩れるかもしれないけど もしかしたら間違いかもしれないけれど あたいはあそこに行きたい! という魂の叫びが聞こえたりもする みゆきさんの歌が時に強く感じられるのは そのあまりに激しい熱望のためだろう しかし 無謀な賭けがうまくいことは滅多にない そして決して社会的には正しいとは言われないことでもある 手の届かぬものに手を伸ばし 傷を負ってしまう歌の主人公は 多くの人からは暗いと評される 良識は もっとよりよい選択肢がこんなにあるんだと 参考書の名前を教えてもくれる けれど 問題はその参考書に行きたい場所が書かれているかどうか 笑いたくもない時に 人に好印象を与える笑い方がこと細かく書かれていたとしても ただ破り捨てたくなるだけ 泣きたい時には 泣き方の書かれているページが必要だけれども そんな悲しくて暗いことは 参考書にはどこにも書かれていない その一方で 別の観点から見ると みゆきさんにとって 人は皆 偽善者なのかもしれない とも思えてくる 誰もが 人からよく思われたくて 人に優しくふるまう事がある 愛されたくて 楽しくもないのに微笑んでしまう事もある 「誰かのために」一生懸命なにかをしているときは 心のどこかで「自分のために」誰かにそんな自分を見つけてほしいとも願っている それがなければ生きてはいけないと叫びつつも それを失った時 失敗したときのこともちゃんと人は考えて行動している そう 人は 多かれ少なかれ偽善者なのだ 耳の痛い自分の性悪な部分を隠したい人にとって 弱い自分を認めたがらない人にとって 彼女の詞は どこまでも暗い闇に包まれた 救いようのない地底の底から響いてくる悪魔のささやきように感じられるのだろう 汚い自分を憎んでいて 弱い自分を 痛いほど知っている人にとっては 彼女の詞は 「お前だけが辛いのではない」と教えてくれる 天使の声のように聞こえるのだろう | |
知らず知らずのうちに時は過ぎ、お別れの時間が迫ってきました。今宵の告白三昧は如何だったでしょうか? 本日は一部趣向を変えてお送りしたため、もしかしたら戸惑われた方もいるかもしれないですね(--;
みゆき姫、もしかしたら僕が想像もできないような壮絶な愛を経験されているのかもしれないですが、その全てをこの胸で受け止める覚悟はあります! それではエンディングに入る前に、崔州平の最後の悪あがきをどうぞ聞いてくださいまっせ。
お後が宜しいようで! 皆さん、今宵も長々とどうしようもない愛の告白に付き合っていただきましてありがとうございました。m(_ _)m 皆様のおでんわだい、はーいしゃっくーいったしあしたー! さいしゅうへいがお送りしましたぁ〜! |