涙の在り処

 はーい! みゆき姫の言葉に触れるたび、生まれ変わる崔州平です! \(^0^)/こんばんにゃん!

 いえね、心がまっさらに洗われると言いたかったのですが、無事伝わっているでしょうか???

 みゆき姫が隣にいてくれたならば、太陽がなくても生きていけそうなさいしゅうへいの愛の雄たけび!まいどながらはっじまりまーす!
 是非最後までお付き合いくださいね。

 途中、もし吹き出しそうになったら、周りをかるーく見渡してから「ぷっぷっ」と笑ってくださいまっし。

 それではオープニング・コールの前に、まずはここで愛の囁きを

いっぱーつ!


みゆき姫への手紙
 みゆきさん、君は癇癪もちらしいね。
 もし何か嫌な事があって誰かに当たりたいときは、僕のところに来てほしい。
 僕は君の愚痴なら何時間でも聞いてあげられるし、君の八つ当たりなら苦なく受けられる。

 他の誰かにそれをしたなら、君は人望を失うかもしれない。
 でも僕に対してなら、僕が忘れればそれで何もなかった事になる。
 だから、嫌な自分になりたいときは、僕のところに来てほしい。

 ただ、ひとつだけお願いがあるんだ。
 嫌な気持ちをすべて出し切って心が落ち着いたら、一言、言ってほしい言葉がある。
 あ、僕は決して君に謝ってほしいなんて思わないよ。

「ありがとう...」

 代わりに、照れくさそうにそう呟く君が見たい。ただそれだけで、僕の中にあったイライラする昨日の君はきっと姿を消すだろう。
 どうせ言葉をかけられるなら、謝罪よりも感謝の言葉のほうが気持ちいいからね。

 それで、もしもう一つお願いができるなら、
翌朝、ふだんはインスタントなのに、
その日に限って台所のサイフォンが湯気を上げていたらいいな。

 二人でおいしいコーヒーを啜ろう...。



 ほっほっほっ。さーみんな手を繋いでー! 心から煩悩を取り払いましょう! そして念じるのです! 崔州平の愛をみゆき姫の心に送るのです!
さー、みんな丸くなって! 天を見上げて呪文を唱えましょう!! みゆき姫へメッセージ送信中!
 とどけー!とどけー!

 改めましてこんばんは。崔州平でございます。
 本日はまた一段とPower Upしていることにお気づきでしょうか? いえね、昨日はほぼ終日、会社でみゆき姫の歌声を聞いていた上、姫至上初、 絵本を発売されたこともあり、本日の僕はすでにろれつが回らないほどみゆき姫に酔っています!!!
 そう、たとえばミスユニバースが子供でもおいしく飲めるアルコール度1%のシャンパンならば、みゆき姫は熟成された純度100%の吟醸酒!!!!!!!!!

 それでは崔州平の妄想のお時間に入る前に、ここでいったんCMです。

5月10日にみゆき姫至上初の絵本「もっぷでやんす」が小学館より発売!
絵本とはいえ文庫本サイズなので、見つけにくいとは思いますが、一読必見の書物でございます!!


バックミュージック(お好みに合わせてかけてください)
愛を奏でるBGM

 ある土曜の昼下がり、崔州平の思いが通じたのか、ばったりみゆき姫と渋谷の町で出会う。お昼前であったこともあり、大胆にも姫を食事に誘う事に成功した崔州平は 近くのレストランへと入った。

(崔州平)「僕は、この□★▲×○のムニエルと、○▲×□★の炒めをもらおうかな」

 僕はわざと舌がもつれそうな横文字のメニューを頼む。写真で見る限り、それはとろりとしたモノが掛かっているようで、とても熱そうでもあった。

(みゆき姫)「あら。意外と食通なのかしら? 私は日替わりランチにそようとしてたんだけど。これじゃどちらが 芸能人か分からないわね」

 みゆき姫は笑いながら、新聞サイズのメニューを広げ、思案する。

(みゆき姫)「それじゃ、私も同じモノをもらおうかしら」

 すかさず自分の注文を変える崔州平。ウェイターが立ち去った後、不思議そうな目でみゆき姫は僕に尋ねる。

(みゆき姫)「そんなに私と同じモノを食べるのが嫌?」

 崔州平は笑い、そして一度窓の外を見てからおもむろに答える。

(崔州平)「違います。同じメニューを注文してしまうと、すぐに料理が出来上がってしまうから...。
 少しでもあなたとこうしていたい僕のささやかな抵抗と受け止めてください」

 むふふ、ええ感じでっしゃろ! しかし崔州平のラブラブトークはまだまだ続くのであった。

 さて、猫舌な崔州平は、あんかけみたいなのがたっぷり載っている料理に手間取る。そう、なかなか冷めないのだ。でもこれも 強かな時間稼ぎ! 人生を懸けるこれからの1〜2時間、みゆき姫へ思いのたけを伝えなければならないのだから、どんなに時間が あっても足りない!

 さて、ランチを食べ終えた二人は、食後のデザートを頼む事に。みゆき姫は最後までプリンアラモードとチョコレートパフェを迷っていたが、 最後はチョコレートパフェを頼む。それを見て、僕はプリンアラモードを注文。
 するとみゆき姫はまたまたおかしそうな顔をする。

(みゆき姫)「それを注文する男性を生まれて初めてみたわ」

 さて、デザートが届き食べ始める二人。しかし最後まで迷ったプリンアラモードが目の前にあるとなると、みゆき姫もかなり気になるらしい。 たまに羨望の眼差しで僕を見る。
 僕は彼女の前にプリンアラモードを差し出し、「一口だけなら」と言う。嬉しそうにほうばるみゆき姫。こういう時、女性の口はとても大きく なるものらしい。

 そして僕はプリンアラモードを手前に引き寄せ、スプーンで「ぱくり」。思わず目が細くなる。それを不思議そうに見るみゆき姫に崔州平の一言。

(崔州平)「間接キッス、間接キッス...。むふふふふ」

(みゆき姫)「あらやだ。もしかして、プリンアラモードを注文したのは、そのため?」

 ちょっと呆れ顔になる彼女に崔州平は言う。

(崔州平)「愛は時に僕を詩人に変え、またある時は策士に変えるのです」

(みゆき姫)「如かしてその実態は?」

(崔州平)「あなたを愛して止まない、ごくごく平凡な男の子です」

 確かに、もし君の存在を知らずに生きていたら、僕は平凡な男のまま一生を終えていたかもしれない。でも、今は本当は違うんだ。僕は平凡ではない。
 あなたの存在を知ったあの日、僕の人生は変わった。。。 今の僕は、、、そう「愛の伝道師!」(おいおい。。。)

 二人は最後にコーヒーを頼む。みゆき姫は甘党だから砂糖とミルクを入れているが、崔州平はブラックで飲む。
 やっぱりその辺は男の人ね、というみゆき姫に僕は答える。

(崔州平)「いえ...。あなたと過ごすひと時はとても甘美なものだから...。どんなビターなコーヒーも、ただそれだけで甘くなるのです」

 そしてそろそろ店を出る時間に。崔州平は覚悟を決める。怒られてもいい、叱られてもいい。ここで言わなかったら僕は一生後悔するから...。

(崔州平)「みゆきさん、今度また会ってもらえませんか...? 連絡先を...教えてください」

(みゆき姫)「意外と大胆なのね」

(崔州平)「はい。。。僕は今、みゆきさんに酔っているみたいです。
そしてこのままあなたを帰してしまったら、僕は悪酔いしてしまいそうだ...」

 崔州平の再三の愛の言葉に、色めくみゆき姫。やがて二人は惹かれあい、男と女の関係に...(ばこっ!)

 以上、この愛に懸ける!!! 崔州平がお送りいたしました!

 めくるめく愛の世界を堪能していただけましたでしょうか?
 崔州平の妄想に最後までお付き合いいただきありがとうございます。 m(_ _)m


 知らず知らずのうちに時は過ぎ、お別れの時間が迫ってきました。
 エンディングに入る前に、崔州平の最後の悪あがきをどうぞ聞いてくださいまっせ。

★崔州平の最後のわがまま、みゆき姫へのプロポーズの言葉★
僕が4歳のとき他界した祖母は
僕に還らぬ愛の尊さを教えてくれた

中学のとき出会った彼女は
愛を心の内に秘めながらどうすれば良いか分からず迷っていた僕に
優しくなればいいのだと教えてくれた

そして大学に通っていた頃知った中島みゆきは
それまで決して自分の弱さを認めようとしなかった僕に
涙の在り処を気づかせてくれた

 みんな、ありがとう.....
 みゆきさん、ありがとう.....

 お後が宜しいようで! 皆さん、長々とどうしようもない愛の告白に付き合っていただきましてありがとうございます。m(_ _)m
 今宵もみゆき姫への愛は無事伝わったでしょうか?
 初めてこられた方、みんな初めは引くのよ(笑) そのうち抵抗なく笑えるようになるから、それまで足繁く通ってね(うふっ)
 この胸のときめきがあなたの心にまで届き、そしてあなたも誰かを愛したいと思ってもらえたら僕はとても嬉しいです。
 それでは次回の更新にまたお会いしましょう。

 皆様のおでんわだい、はーいしゃっくーいったしあしたー! さいしゅうへいがお送りしましたぁ〜!

戻る