クリスマス of みゆき暦

「ぴーん」
「トゥルルルル...」
「はい...中島です...」
「誕生日、おめでとう...」

 雨が雪に変わりそうな午前0時。時報が伝える2月23日の音と共に、みゆき姫に囁きかけたい崔州平でございます。
 皆さん、如何お過ごしでしょうか?

 会社では「6課」という名前を耳にするたびに、気が付くと「六花」を歌い始めてしまうので、「最近変わったね」と言われることもしばしば...。  みゆき姫からチョコはもらえなかったけれど(当たり前じゃ!)、姫への片想いを止めるわけには行かない崔州平がお送りする


愛という人生のエンターテイメント劇場!



 ほんじゃまいりまーすよー。さいしゅうへいのお電話代+プロバイダ接続代はーいしゃっくー!



4月17日にシングル集『Singles 2000』がリリース。
「空と君のあいだに」から「地上の星/ヘッドライト・テールライト」までのシングル7枚分・全14曲を収録。税込価格2940円。



 改めましてこんばんは。崔州平でございます。
 このところ、花粉症の症状が出始めています。まずいです。鼻詰まります...。眠るとき、結構辛いのよね。
 でも最近、特効薬を見つけたんです。その名も「中島みゆき」。  その歌声を聞くたびに、感動のあまり思わず涙と鼻水が出るから...。鼻が通る通る。
 ただし、この薬には重大な副作用が...! みゆき姫を誰よりもこよなく愛してしまうのです...!!!!!


姫、結婚してけろー!



 とプロポーズを果たしたところで、そろそろ恒例のコーナーに入りたいと思います。


バックミュージック(お好みに合わせてかけてください)
愛を奏でるBGM

 ついに50代に突入するみゆき姫。誕生日なんて嬉しくないわ! ッなんて今にも言い出しそうな目で僕を見る。

(みゆき姫)「貴方はいつまで私を愛してくれるのかしら...? いつまでも貴方のお姫様ではきっといられない。それが怖いの...」

 グラスを手の中で遊ばせながら、不安そうな表情を浮かべるみゆき姫。僕はわざと不敵に笑って答える。

(崔州平)「愛って怖いものだね...。君が世界一の美人に見えるよ...」

(みゆき姫)「なによ、それ」

 本当は違うの? と問い詰めるようにみゆき姫は僕を見つめる。

(崔州平)「この地球上で一番美しいものの名前など誰も知らない。...でも不思議なことに、僕はその名前も、そして今どこにあるのかも 知っていて、君に伝えたくて仕方がないんだ...」

 みゆき姫の瞳が俄かに輝きを増す。

(崔州平)「僕にとって、君以上の女性はあり得ない...。愛は贔屓(ひいき)なものだから...」

(みゆき姫)「贔屓?」

(崔州平)「そうさ。愛する人と同じところがあれば相性がいいと思い、愛する人と違うところがあれば 違うからこそ惹かれあうんだと思う。だから愛は贔屓さ。

 そしてたとえ世界中の男が君より美しいと認める女性を僕の前に連れてきても、僕の心は変わらないだろう...。
 だからもう、そんな悲しい顔をして不安がるのはお止め...」

 僕はみゆき姫の頬に手を当てた。凍えた頬の冷たさが僕の手の中に溶け込んでくる。同時に、みゆき姫の表情から不安が消えていくのが分かった...。

 めくるめく愛の世界 in みゆき暦クリスマスを堪能していただけましたでしょうか?
 以上、崔州平がお送りしました!


 知らず知らずのうちに時は過ぎ、そろそろお別れのお時間です。
 皆さん、長々と愛の告白に付き合っていただきましてありがとうございます。今宵もみゆき姫への愛は無事伝わったでしょうか?
 崔州平は時に真剣に、時にコミカルに愛を語ります。そこには本気浮気正気狂気が混在する世界があるように最近思えるようになりました。 全てが真実ではないけれど、全てが嘘でもない。人の世は真実ばかりに目をとられるけれど、意外と嘘の中に真実の裏返しが隠されているのではないかとも 思えるようになりました。
 それでは次回の更新にまたお会いしましょう。

 皆様のおでんわだい、はーいしゃっくーいったしあしたー!

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