短編小説〜もしもみゆきさんが彼女だったら

オープニング短歌
うわ言に ふと目を覚ます 午前二時
チークに残る 夢の残り香(が)

 みなさんごんにちは。天に輝く数億の星よりも、地上に輝くみゆき姫をこよなく愛してしまう崔州平 でございます。

 いやぁ、それにしても昨日は凄い一日でした・・・。観測史上、9月としては最高の気温が各地で観測されたようで。埼玉県の 熊谷市なんか39.7度ですよ! 湿気もあったし、殆ど馬鹿にしたような気温でした。

 さて、本日はみゆき姫のNewアルバム、「短篇集」にあやかって、わたくし崔州平は恋愛短編小説を綴ってみました。もちろん、ヒロインはみゆき姫!
 しかし、崔州平も昨日の暑さに頭をやられたのか、かなり熱病入ってます・・・。
 一部過激な描写もありますが、どうぞ暑さに免じてお許しを・・・(ってそれは単に言い訳ではないのか・・・)

 ある夏の暑い日、僕らはドライブに出かけた。
 行く宛てなど決めていない。ただ二人でいられる空間が欲しかったのだ。
「これから私をどこへ連れて行くつもり?」
 何かを期待するような目でみゆきが言う。清楚な顔立ちに不釣合いな妖艶な化粧は、まるで食べてはいけない林檎を食べて しまった天使のようだ。
「そうだな。誰にも気兼ねせず大声で『みゆきを世界一愛してる!!』って叫べるところにでも行こうか?」
「それってどこよ」
 みゆきは笑い皺を目じりに寄せた。

 僕らは高速には乗らなかった。目的に早く着いてしまうことがもったいなく思えたからだ。
 代わりにソフトクリーム屋に立ち寄った。当地の特産という旗を見つけたみゆきが、どうしても食べたいと 言ったからだ。
 僕がソフトクリームを一つ注文すると、みゆきは不思議そうに僕の顔を覗き込んだ。
「あれ? かっちゃんは食べないの?」
「僕は後でちょっとだけもらうよ」
 ソフトクリームを舐めるなら、涼しい車内よりも蒸し暑い屋外のほうがいい。
 僕らはその近くをしばらく散策することにした。

(中略)

 真夏の日差しに、みゆきの手元でソフトクリームがどんどん小さくなる。
「たべないの? なくなっちゃうよ」
 くちびるから鼻の先にまでクリームをつけたみゆきが言った。
「そうだな、じゃ、ちょっとだけ」
 僕がそう言うと、みゆきは僕にソフトクリームを差し出した。
「僕はこっちでいいや」
 しかし僕はその手をかわし、そのまま彼女のくちびるにキスをした。
 意表を突かれて目を丸くしているみゆきに、僕は囁いた。
「ちょっとだけでいいって言っただろ。ごちそうさま」
 僕は自分のくちびるに僅かに付いたクリームをぺろりと舐めた。

 きゃーきゃーきゃー(←黄色い声)。ついに書いてしまいました。みゆき姫との 理想のデートの一幕!
 みゆきファンの方、本当にごめんなさいね。焼餅やかないでね(笑)。あくまでも個人的な妄想ですから・・・。
 ああ、でもこんなデートがしたいなぁ・・・。もち、姫と。きっと一日が凄く短いんだろうなぁ〜。
「朝がくるのがこんなに早いとは思わなかった」とか言って別れを惜しんでしまいそうだ・・・。(むふ)
 いか〜ん、話がそっち系に行ってしまいそうだ。もいちどこりずに(むふ)。

 それでは本日の更新はこの辺で。かなりしばらくぶりにお話を書いたため、随所にぎこちない所がいっぱいあって やや不満な崔州平がお送りしました。夢を書くのにも文章力が必要なのね・・・。

 どんな蒸し暑い夜も夢の中にみゆき姫が現れるとその日一日とても幸せな気持ちになれる 崔州平がお送りしました♪

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