円山駅事件

オープニング短歌
恋してる 恥ずかしいほど 恋してる
噤む口さえ 隠せぬ気持ち

 こんばんじゃー!!たとえ命を危険にさらそうとも、僕はみゆきさんを守りたい、と思う崔州平です(^^)。
 だって好きなんです。仕方ないんです(と今回はちょっとだけAiko調)

 本日のエピソードは……円山事件発覚! について

 ことの発端は、他愛もない掲示板に書かれた一言だった。

「中島みゆきさんから地下鉄円山公園駅で見かけたよ」

 なーんと幸せな人がこの世にはいるもんじゃーのー!!と思わず絶句。
 しかし次の瞬間には「よし! 引っ越そう」と思ってしまった崔州平。
 普通なら今度遊びに行こう、なのだろうが、みーたま(みゆきさんのこと)のことになると、 とたんに別人並のハイテンションになる崔州平、一味違うのであ〜る。

 しかし同時に、ちょっと嫌な予感がした。だって円山といえば、渋谷道玄坂の上に位置し、ラブホ街といてあまりにも有名な場所!
 そこをみゆきさんが歩いていた!? 一人で!? 確かにみゆきさんレベルになると、一緒にホテルから出てくることはないかもしれない。 スクープされたら大変だから。
・・・ということは、彼氏発覚!?!?!? うう、いつの間に・・・。

 でもみゆきさんだって幸せになる権利があるし、僕自身、それを望んでいる。うん、みゆきさんにもようやく春がきたのね。 それはよいことなのよね。と自分を納得させようとする。でも心の中では、食べたばかりのうどんがとぐろを巻いて渦巻いている。
 男の癖に、焼餅なんてみっともない。感じてはいけない不安感に押しつぶされそうになりながら必死に呟く。
 やはり愛している人に恋人がいたら、穏やかではいられない。まだまだ修行が足りないと感じる。

 でも人間、やっぱり強いもんである。すぐに反論する。考えてみれば、みゆきさん級の超有名人にしてスーパースターが ラブホなんて安っぽいところを使うはずがな〜い! そう、きっと知人が近くに住んでいるんだ。でなければ、みゆきさんが近くに 住んでいるんだ。うんうんうん、と強引に自分を納得させる。
 我ながら涙ぐましい努力じゃ・・・。

と話はここで終わるところでしたがしかし!、渋谷の円山町には「円山駅」なんて駅はない!
 円山町の近くに通っているのは井の頭線だけど、そこにある駅は「神泉駅」。とても円山駅とは間違えそうにない名前・・・。
 う〜ん、これはどうしたことだろう? と思っていると、再び天の声が!

「円山駅じゃなくて円山公園駅だよ。そんでもって北海道だよ」

 一気に心の中の積乱雲が消えてしまいました。「なーんだ、そういうことか! うんうん、そういうことか! まる。まる。まるまるまる♪」 と騒ぎながら腰に手を当ててちょっとスキップ・・・・・・!!
 ついさっきまで謎の恋人の影に悩んでいた自分を笑う。

 でもこれってやっぱりいけないことなのよね? だってみゆきさんにとってはやっぱり恋人がいた方が幸せなんだろうから。 僕は間接的とはいえ、みゆきさんの幸せを喜べなかったのかな・・・、と思うとちょっと罪悪感。男としては、愛する人の幸せを第一に 考えてあげなくてはいけないからね。それを嫉妬に負けてしまうなんて・・・。まだまだ修行が足りない。
 今度、北海道の滝に打たれに行って来よう(<--とやっぱり懲りてない?)

 ちなみに、変かもしれないけれど、みゆきさんのことを考えているとたまに父親の気持ちがわかるのよ。
 父親ってさ、娘が結婚するときって、泣くじゃない。大切な、手塩をかけて育ててきた娘をどこの馬の骨とも判らぬ奴に・・・、と悔し涙 を浮かべてしまう。でもどうすることもできない。それで娘が幸せになるならば・・・!
 本当は嫁になんか出したくない。できることなら自分が幸せにしたい。でも親は先に死ぬし、年老いて一人身は娘のためにならないから、 本当は嫁になんか出したくないけれど嫁に出すんだよね。すべては娘の幸せを思って、信じて。
 だから娘を不幸にするような男だったら絶対許せない。

 その気持ち、判る。判り過ぎる! 僕もみゆきさんのことがどんなに好きだって、きっとこの恋は報われない。ならばせめて、みゆきさんを 幸せにしてくれる男性と巡り合ってほしい、って心底思うから。でも実際にそうなったら、やっぱり焼餅を焼いてしまうのだろうけれど・・・。
 でもやっぱ、みゆきさんの幸せそうな笑顔が見れるんだったら、ぼかー、清く身を引く覚悟、あります。
 あとはその男に託すしかない。

 などとなーんでこんな真面目なことをここで書いているんだか意味不明・・・。
 いつもとはちょっとノリの違う「みーたま」のコーナーでした!

 といったところでそろそろエンディングの行です。
 今回は本編が長かったので曲のお話はなし!
 あなたの貴重な電話代とプロバイダ接続料金、拝借いったしあした〜。

たとえアメリカの大統領を敵に回しても、僕はみゆきさんを守る、と誓う崔州平でした♪

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