木ノ宮家の・・・




「ん〜。そうだなぁ」

何故か、悩んでいるタカオ。

その理由は、旧BBAメンバー達が買い物に行きたいと言い出したからである。

が、その日、タカオは仁と出掛ける約束をしていた。

勿論、一人で決める事が出来ず

「ちょっと待っててくれよ。今、仁兄ちゃんに聞いてくるから」

と、言い残し去っていった。

















「って事なんだけど、どうすれば良いと思う?」

「そうだなぁ。あ。その買い物に俺が行けば、問題ないんじゃないか?」

「そっか。じゃあ、皆に言ってくる」

「あぁ。」
















その頃、旧BBAメンバーは・・・・・

「なぁ、どう言うことだ『仁兄ちゃんに聞いてくる』って」

「もしかして、約束があったかもしれないネ」

「一体、どんな約束です?」

「タカオじゃないから分からないネ」

「仁と木ノ宮の仲を探るには良い機会だ。」

「「「う〜ん」」」


















「おーい、皆!」

タカオが手を振りながら戻ってきた。

「どうだったネ?」

「OKだって。何時集合にする?」

「10時で良いんじゃないか?」

「じゃあ、10時で決まりな。」

集合時間が決まると、全員帰っていった。
















約束の日・・・・・・

「おはよう、皆!」

「おはよう、タカオvv」

「おはようネ」

「あぁ。」

「おはようございます」

「よし、全員居るな。仁兄ちゃん、皆来たぜ!」

「あぁ。今行くから、車に乗ってろ」

「は〜い!って事で、乗った乗った」

順々に車に乗り込み始める、旧BBAメンバー達。すると・・・

「押すな、木ノ宮」

「だってさぁ、カイ。乗るの遅いんだもん」

「未だ、全員乗ってないだろ。」

「ははは」

思わず苦笑いするタカオ。

すると、そこに仁が来て

「タカオ、早く乗れ。出発するぞ」

「分かった。じっちゃん行って来ま〜す。」

「気をつけるんじゃぞ」

「は〜い」

















車で走ること20分・・・

ようやく目的地に着いた。

「じゃあ、4時まで自由行動な」

全員が納得するのを確認すると、仁が

「タカオ、行くぞ」

「あ、仁兄ちゃん待ってよ」

タカオは、先に行く仁を追いかけていった。

「さて、俺達もタカオ達を追いかけるか」

残りのBBAメンバーも、タカオと仁の後を追った。
















「あ!仁兄ちゃん、アイス食べよ」

「ったく。で、何を食べるんだ」

「ん〜。全部、美味しそう。でも、やっぱチョコ!」

「ちょっと待ってろ。今買ってくるから。」

「うんvvv」

















「美味しいか?」

「うん。」

「タカオ、アイス付いてるぞ」

「何処?」

「今、取ってやる」

仁は、タカオの口の横に付いているアイスを舐め取った。

「ありがと、仁兄ちゃん」

タカオは、顔を赤くすることなく、再びアイスを食べ始めた。
















それを見ていた旧BBAメンバー

レイは、口をパクパクしながら、タカオ達を指差して

「今の見たか!?」

「バッチリ見ちゃったネ。」

「見てるコッチが恥ずかしいです///」

「ふん・・・」

やや機嫌が悪くなるカイ。

「そんな事より、タカオ行っちゃうネ」

全員、急いでタカオ達を追いかけた。
















「仁兄ちゃん。次は何処行く?」

「そこにゲームセンターがあるから行ってみるか?」

「やったぁ。」

ゲームセンター内にあるユーホーキャッチャー。

そのぬいぐるみの中に、青龍のぬいぐるみがあり、一目惚れしたタカオ。

「仁兄ちゃん。あの、ぬいぐるみ取って」

「あの青龍に似たやつか?」

「そうそれ!」

仁は見事、一発で取ってみせた。

「アリガトウvv」

嬉しさのあまり、仁に抱きつくタカオ。

仁は、他人の目を気にすることなく、タカオを抱きしめ返した。

















ゲームセンターを出ると、今度は

「仁兄ちゃん。腹減った・・・」

「何が食べたいんだ?」

「グ・ラ・タ・ンvv」

「じゃあ、そこの店で良いな」

「美味しけりゃあ何処でも良いぜ」

「相変わらず、コレだ・・・・それにしても凄い食欲だな。

アイス食って、未だそんなに経ってないぞ」

「いいじゃん。健康的で」

「そういう問題じゃないだろ」

「いいから早く!」

「ったく・・・」


















「いっただきまーす。」

グラタンを美味しそうに食べるタカオ。

が、すぐに手が止まってしまった。

「如何した?」

「いや、仁兄ちゃんのラザニア、美味しそうだなぁって」

「食うか?」

「え、いいの?」

「ほら、口を開けろ」

「あ〜んvv」

凄く幸せそうな顔をするタカオ。

別に間接キスを気にしていないようだ。

「美味しいvv」

「それは良かったな」

「へへへ」

















グラタンを食べ終え、店を後にした。

すると、タカオが仁の服をつかんで

「眠い・・・・・」

「食った後は眠くなるのか。太るぞ」

「いいの、成長期だから。それより、眠い」

「じゃあ、先に戻って寝るか」

「うん・・・」


















車に戻ると・・・・

「仁兄ちゃん、オヤスミのチューは?」

慣れた手つきで、タカオにキスを落とす仁。

それを目撃した旧BBAメンバーは・・・・

「あ〜あ。あそこまで見せ付けられたらなぁ」

「そうだな」

「仕方ないネ。やっぱり、兄弟相手じゃ勝ち目ないネ」

「じゃあ、もう追いかけるの止めましょう。これ以上、ショック受けたくないですし」

「あぁ」

皆、個人個人の買い物に戻った。



















そして、約束の4時・・・

「どうだった、皆?」

「楽しかったぜ。肉まん、沢山買ったしな」

「レイは、食い物しか買わないよなぁ。」

自分も沢山食べたのにも関わらず、レイに対し呆れるタカオ。

そんな二人を見て苦笑いする仁・・・・

が、時間が時間のため、苦笑いしている訳にもいかず

「じゃあ、そろそろ帰るぞ」

「「「「は〜い」」」」

















この買い物以来、タカオを狙う人物は居なくなった。

仁とタカオの関係を一番気にしていたカイも、

これ以上、タカオに想いを寄せる事は無かった。















・・・・・・・・・アトガキ・・・・・・・・・・
紅月様ゴメンナサイ。
いやぁ〜!!駄文を越えた駄文だわ(汗)
人前でイチャイチャしてたかなぁ?
個人的にはイチャイチャの意味が違う気が・・・・
無意識?さてどうだったか・・・・
とにかく、自分から「リクどうぞ」とか言って
変な小説になってしまいスイマセンでした。







紅月の感謝の気持ち 射手矢様、素敵にラブイチャ(笑)な仁タカ小説を本当にありがと
うございましたーっ!!し、してましたよっ!人前でイチャイチャし
まくってました////大好きな仁タカのラブっぷりを堪能できて、も
う幸せいっぱいです〜vv無意識というか、もうこれが木ノ宮兄弟
の日常なんでしょうねぇ(ウフフフ)。私的に、仁兄ちゃんが一発
でぬいぐるみを取った姿がカッコ良くて惚れました(ポッ)←アホ
射手矢様、素敵に萌えな仁タカ小説を本当にありがとうございまし
たーvv










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