※この小話はパラレル設定(=九里虎が関西人)となっております。 原作設定以外は嫌だ!という方は、どうかお読みにならないようお願 い申し上げます。 「おまえさー、他に考えることはねぇのかよ?」 「へ?」 「へ?じゃねぇだろっ!この体勢は何だ?って聞いてんだよっ、こんバ カッ!」 「あっ、またバカって言うたなぁ?関西人にバカはあかんて前々から言 うとるやろ!?」 「ケッ…じゃあこんアホッ!これでいいか?」 「くわ〜〜〜っ、なんかそれもムカツクぅ!」 「じゃあどうしろって言うんだよ?ったく…………じゃなくて!!」 『君に愛の一撃を』 「いいかげん俺の上からどけよ!?」 そう怒鳴りながら放った一撃―強烈な膝蹴り―は見事に決まり、そ れまで黒澤の上に覆い被さっていた九里虎はソファの下へと転がり落 ちた。 「ッイタタタ…っつー、ちょっ、クロサー!自分何さらすねん!?危ない やないか!」 「フン。お前がところかまわず襲ってくるのがわりぃんだろーがよ!?」 「じゃあところかまえば襲ってもえーんやな?」 ニヤリと嫌〜な笑みを浮かべる九里虎に、黒澤は一瞬言葉に詰まる。 次の瞬間――― 「バッ、バカヤローッ!」 頬をうっすらと赤く染めながら、思わず叫ぶ黒澤だった……。 「あーっ、またバカって言うたなぁ〜〜〜っ。」 そして繰り返される言い合い…もとい、痴話喧嘩。 【ENDLESS END】 [反省]先日参加させて頂いたグリクロチャットで、関西弁の九里虎もエ ロ親父っぽくていいんじゃない?と言って頂いたので早速書いてみた のですが…ぜ、全然エロくなりませんでした(遠い目)。これじゃー何の ために九里虎を関西人設定にしたのか…(ガクリ)。しゅ、修行して来ま す!(どこへ?/笑) |