トップページ

ケニア

子供達


黒人の子供を彫った置物です。
高さは24cmあります。
材料の外側の白い皮と内側の黒い部分を上手く生かした作品です。
日本でいう黒檀はやはり外側が白いのですかね。ナイロビの専門店で見つけたのですが、「最近はこのようないい物を作る職人が少なくなった」と言っていました。
それからもう20年近く経ってしまいましたが。

サイ

木彫のサイです。
肩までの高さが25cmあります。
これは重たく大きいので運ぶのにかなり苦労した思い出があります。


サファリーをしている時、突然乗っているジープがある方向に向ってまっしぐらに走り出しました。
私には何も見えませんが数キロ走りましたか、そこにはキリンが横たわっていて腹の部分はポッカリとえぐりとられていました。
傍らには数頭のライオンが食後の休息を気持ち良さそうに取っていました。
現地人のガイドの視力はものすごく良く数キロ先の物まで見えるのです。


ブックエンド

マサイ族の男女を形取ったブックエンドです。
高さは16cmです。
ちょっと大きい本を置くと倒れてしまいます。
使えるのは数冊の文庫本ぐらいです。
現地の少年がこのブックエンドを売り込んできたので、値段交渉をすると「そんなに安く売ったら、ヒュッ」と手で首を水平にカットする仕草をしました。
その動作は慣れているようでした。安く売ると親方に怒られる事を訴えたかったのでしょう。
でも値段交渉は成立しました。
結局買った値段が通常の価格なのでしょう。


マサイ族は昔ライオンを狩していました。マサイの戦士はとても勇敢で百獣の王のライオンもその姿を見ると逃げ出したそうです。民族舞踊を見せる場所に行きマサイダンスを見ましたがただ上に向ってジャンプしているだけのように見えましたが。


この時は、あるイベントあってケニヤに10日ほど滞在したのですが、その間ずうっと頭に引っかかるものがありました。それは、ナイロビの空港に着いたらシンガポールで預けたトランクが出てこないのです。そういえば途中インドの空港でトランジットをしたのですが、何故か航空会社の人が私に近寄ってきて貴方の荷物はここに来ていませんと告げたのです。
そんな事を言われても何も出来ないのでただ聞いただけなのですが。
ナイロビの空港で一応荷物が届かなかった手続きをして荷物が到着すればホテルに届けてもらう事にしました。
滞在中に必要なものは領収書もらって買って良いのですが、何しろナイロビです。
普段一般的にお店で目にするようなものを探すのは大変な事なのです。
そんなに時間もないので最低限のものを買いました。
家に帰ったら2度と着たくないような代物ばかりでしたが。
ナイロビを出て毎日移動する旅に出ましたが、ひたすら毎日ナイロビのホテルに電話して荷物の確認をしましたが一向に届きません。
一週間ほど旅をしてナイロビに戻って来ましたが、帰国の前の晩にやっと荷物は届きました。
荷物にはいろんな空港を経由したのがわかるタグを沢山付けていました。
どうやらヨーロッパの国々を巡ったようです、主人を置いて。
結局トランクの中身は何も使わずに持って帰りました。

前の国へ

次の国へ