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中国

蘇州刺繍


刺繍絵です。
シルクの産地である蘇州は刺繍でも有名です。
これは高さ40cmほどのものです。
頭が重いためか置いてあるところからよく落下し脚部は何回も壊れ何箇所ものりで修復してあります。
これは裏も同じ絵ですが高級な物は裏は全く違う絵になっています。

香炉


香炉です。シルバー製と言われました。
台湾とか香港にもあるようなお店でいろいろと価格交渉をするお店の人が国家公務員であるというのが最後まで腑に落ちませんでした。

砲弾

砲弾です。
15.5cmあります。
90年頃だと思いますが、北京の郊外に火器を撃たせる場所がありましてかかえて構えるほどのかなり大きなものも実際に撃つ事が出来ました。
的がはるか先に用意されていてそれを狙って撃つのですがなかなか難しかった記憶があります。
これはそこの売店で買ったものですが火薬は入っていないのでしょう。
キーホルダになっていますが一体どんなキーを実際につけるのでしょうか。


日本では乾杯をその席にいる人全員で行いますが中国では1対1で行います。
目があったら軽く会釈をして乾杯(カンペイ)と言い飲み干して相手に杯の中を見せ全部飲んだ事を示します。
この乾杯には一般的には白酒(バイチュウ)が使われます。
穀類を原料にしてアルコール濃度は50度から60度もあります。
この白酒の中でコーリャンを主原料としている茅台酒(マオタイシュ)が日本人に良く知られています。
田中元首相が日中国交回復で中国を訪れた際、これを飲みいたく褒めてから日本人が専らこの酒を求め値段が上がってしまったという話が残っています。
中国の酒と言えば紹興酒の方が日本では有名ですね。
上海では宴席で紹興酒が良く飲まれます。
酒の種類としては老酒ですが中国の浙江省で生産されるものを紹興酒と呼びます。
台湾でも老酒(ラオチュウ)と呼び砂糖等を入れて飲みます。
中国人に聞いたところによると、昔は各家庭で老酒を作ったそうですが、お客にお酒を出す時にまだ熟成していませんのでと言って傍らに砂糖を置いたそうです。
老酒は熟成させると甘みが出てきて美味しくなります。
中国本土で飲む紹興酒は濃厚で甘みがあり、あの油っこい中華料理に良く合います。
昔の話に戻りますが、お客は絶対に出された砂糖を老酒に入れることはないのです。
砂糖を入れることはお宅のお酒は確かにまずいといっている事になり大変失礼な作法なのです。
日本でも人様に差し上げる物を粗品と言いますが、もらう方が粗品とは絶対言わないのに似ていますね。
台湾の老酒には砂糖を入れる必然性があります。
台湾での経験から老酒には砂糖を入れて飲む物だと信じている日本人も大変多いのです。

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