なんとな~く山日記
(2026年)
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2026年の山行記録です。根が不精なので、簡単なコメントだけつけてみました。ちゃらんぽらんでスイマセン。
 
 
【2026年】
月日
山 域
日程
形 態
メンバ
備 考
9/5 高柄山 日帰り 日帰り 単独 雨予報の中急遽決めた近場の山
8/16~20 聖岳・光岳 夜行3泊 山小屋 単独 南ア南部の山々の絶景を堪能
8/2 鍋割山 日帰り 日帰り 単独 5,6回目の鍋割山で初めてのかき氷
7/20~21 塩見岳 1泊2日 山小屋 単独 久しぶりの3,000m峰。絶景です
5/4 屋久島・太忠岳 日帰り 日帰り 単独 山頂直下の天柱石がスゴイ!
5/2~3 屋久島・宮之浦岳 1泊2日 山小屋 ガイド 奇岩、屋久杉、料理・・・堪能です
4/19 八経ヶ岳 日帰り 日帰り 単独 行者さんが修行した世界遺産の道
4/4 弘法山 日帰り 日帰り 単独 雨の中の桜の満開ハイキング
3/20~23 奄美大島・湯湾岳 3泊4日 ホテル 単独 世界自然遺産・生き物を楽しむ旅
3/1 八溝山 日帰り 日帰り 単独 常陸大子、面白い駅・町です
2/15 嵩山 日帰り 日帰り 単独 三十三観音と楽しい岩場の霊山
1/31 釜伏山 日帰り 日帰り 単独 狛蛙、狛狼、そして真っ青な好天
1/10 群馬・鍋割山 日帰り 日帰り 単独 薄っすらと雪を被った絶景の低山
 
 
 
 
山 域
高柄山
日 程
2026年9月5日(土)、日帰り
メンバー
単独
天 候
曇り
コメント
ここ最近ずっと雨。シルバーウィークにハード目の山に登る予定なので、できるだけ山に登ってきたい所。この日も雨予報だったのですが、午前中には雨も上がるという予報に変わったので、急遽近場の山に行くことにしました。
10:20 四方津駅
朝から雨が降るなか傘を差してザックを背負って出発。雨模様を眺めながら電車に乗り、無人駅のJR中央線の四方津駅で下車。高尾からわずか20分だというのに、駅前には店もなく、人気もない田舎模様(地元の方、すみません)。
線路沿いにしばらく歩いてから右へ折れ、桂川を渡ると登りになります。雨上がりでムシムシした中、セミの声が聞きながらしばらく車道を登ります。すっかり山の中に入ったと思いきや、急に過疎然とした人家が。半分くらいは廃屋ではないかと思いますが、車がないと生活できないような場所で住み続けているにだから不思議です。コンクリートの車道が苔むしてきたら林道の終点です。
11:15
林道終点(~11:20)
林道終点に「クマ出没注意」の看板。こんな山でもクマが・・・と思いましたが、よく見るとかなり古びています。世の中の動向を受けて、今まで気にも止めなかった看板が目につくようになっただけ。こちらの意識の問題かもしれません。
林道が終わると、沢沿いの登山道が始まります。雨後のぬかるみが心配でしたが、枯れ葉と砂礫の登山道のため、足元は意外と快適です。ただ、沢沿いの谷を歩く登山道のため、砂礫や土が雪崩れて登山道が埋もれている箇所がありました。そんなに登山者が多い山ではないのでしょう。あと、滝子山に登った時も思いましたが、この辺の沢はナメが多いようです。
やがて登山道が沢から離れるようになると、急に音が消え、静かになります。先ほどまで五月蝿かったセミの声も途絶え、鳥のさえずりが遠くから聞こえるだけ。ザックに付けたリズミカルな鈴の音と、自分の靴が砂礫を噛む音だけが聞こえてくる世界は、少し不気味さを感じます。
12:10
千足峠
千足峠で小休止。稜線に出たせいか、風が出てきて、霧も濃くなってきた気がします。ここから登りの角度が急になります。といってもわずかに20分間程度。帰りに下っている時は結構急だと感じましたが、登っている時は疲れる前に山頂に着いてしまいます。
12:30
高柄山(~13:00)
駅からわずか2時間ちょっとで山頂に到着。ここって山梨百名山だったんですね。でも、この日は生憎の天気だったせいか、山頂に誰もいないどころか、終日誰とも出会いませんでした。実際、山頂は霧で真っ白で何も見えません。折角なので軽く食事をしてから下山にかかります。
下山はあっという間です。ザレた登山道に足を滑らせないように注意しながら下っていきます。練習には物足りない行程でしたが、身体を山に慣らしておかないとね。
14:30
四方津駅
山は本連れ
今回、電車に乗っている時間は短めだったのですが、たまたま読みかけの本があったので、それを持っていきました。松岡圭祐さんの「水鏡推理Ⅳ アノマリー」です。山関連かも知れないと言うことで読んでいた次第ですが、実際、ガッツリ山に登っているわけではないものの登山関連にはなるので、ここに内容・感想は記載せず、いずれ山岳小説コーナーにアップ致します。
 
 
 
 
山 域
聖岳・光岳
日 程
2026年8月16日(日)~8月20日(木)、夜行3泊4日
メンバー
単独
天 候
晴れ午後霧、最終日:小雨のち曇り
コメント
1週間の夏休みを取って、今年のメインイベントである南ア縦走山行です。最近の体力低下と久しぶりの長めの縦走登山ということで、体力作りや行動食など入念に準備。アクセスも色々検討した結果、畑薙ダムからではなく易老渡経由としました。さらに易老渡まで入ってくれるタクシーも捨てがたかったのですが、便利な毎日あるぺんさんをチョイス。大満足の山行となりました。
23:00 竹橋駅
集合場所はもちろん竹橋駅。登山者以外見かけないロビー(?)で待機してからバスに乗車。日曜日出発のせいかバスは2席を1人で使える状態。助かります。南ア方面への毎日あるぺんさんを使ったのは初めてでしたが、南アの色々なの登山口へ向かう方々が相乗りするんですね。深夜3時半に聖・光・塩見方面の人だけ伊那大島駅でバスを降り、さらに鳥倉林道経由で塩見岳を向かう方とも別方面。自分を含めた5人はバンサイズのタクシーで芝沢ゲートへと向かいます。
―――(夜行バス 泊)―――
6:15 芝沢ゲート
5時45分着。ここからの長時間歩行に備えガッツリと朝食を食べてから出発です。易老渡までは舗装道や砂利の林道などを歩くだけ。バスを降りた時は涼しいと思いましたが、歩いているうちにもうムシムシしてきました。1時間ほどで易老岳への向かう橋を見送り、易老渡駐車場を過ぎ、沢沿いの道を歩きます。何の工事をしているのか便ヶ島までは朝から意外と車が通ります。広い芝生の広場のある便ヶ島でトイレを借用したら、そのまま西沢渡へ。その道すがらも随所で工事をしていました。
8:40
西沢渡(~9:00)
有名な渡しのゴンドラ(?)がある西沢渡に来ると、先行者がちょうど渡っている最中でした。ネットで回り道があることを読んでいたので少し先に行ってみると、確かに木橋がありました振り返るとゴンドラの方が苦労されています。かなり力も使いそうです。木橋は増水時には渡れなさそうですが、圧倒的に楽。渡った所で小休止です。
ここから薊畑まで、標高差約1,300mの登りがひたすら続きます。長い登りなのに、これといっって目印となるような中継地点がなく、疲れたら休憩・吸水・行動食の繰り返しです。唯一、「苔平」というお手製の標識がかかった場所があり、その辺りは苔むした木々が広がっています。朝から天気は良かったのですが、11時を過ぎた頃から雲が広がり始め、辺りが霧に包まれるようになりました。視界はないものの、涼しいので助かります。
今回は、過去の反省を踏まえ、行動食にかなり気を使いました。スポーツ羊羹、フリーズドライのお粥、ウィダーインゼリーなど疲れても流し込める食べ物を沢山持参。そのせいで重くなった気もしますが、バテることなく登り切れました。
13:50
薊畑
長い登りを終え、ようやく薊畑へ。本来ここから聖と小聖が臨めるのでしょうけれど、ガスで真っ白です。ここまで来れば、あとはもう下るだけ、着いたも同然です。ゆっくりと聖平小屋に向かって下りていきます。黄色い花(シナノキンバイ?)が咲き、枯れかけたバイケイソウ(コバイケイソウ?)の葉が広がっています。左後ろを振り返ると、時折、ガスの隙間から聖岳が顔を覗かせています。木道に着いたら、すぐそこが聖平小屋となります。
14:20
聖平小屋
聖平小屋の寝床は、隣の人との間をカーテンで仕切ってくれていて、1人分の幅も広めで快適です。食事の提供がない分安いので、これで充分です(と言っても、今は素泊まりで、昔の1泊2食付と同じ値段です)。あと、聖平小屋は水が豊富なんですね。小屋前の飲み物は常時流れる水で冷やされ、トイレは水洗です。
―――(聖平小屋 泊)―――
5:00 聖平小屋
食事の提供がないことや、1日の行程が長くなりがちなこと等が影響しているのか、朝3時からごそごそする人が出始め、4時には電気が点きます。かくいう私もつられて3時半に起床。とにかく朝はちゃんと食べなければ・・・とアルファ米のドライカレーを食べて出発です。
聖岳まではまた登りが続きますが、1日ぐっすりと寝て、元気回復です。日の出とともに出発しましたが、小屋から聖岳ピストンの人もそれなりにいらっしゃるようです。少し風があるようですが、本日も快晴。気温が高くないので助かります。聖への登りは斜度もそれほどではないため、淡々と足を運びます。
小聖岳で小休止。これから向かう聖岳を目の前に、左に兎岳、右への顔を向ければ富士山が見え、後方には上河内岳が居座っています。小聖から先は岩くずがザレた感じの登り。少し傾斜がきつくなり、砂礫の登りが続くため、歩幅を狭くして進みます。早くも日差しが強くなり始め、汗が流れます。それでも足を運び続ければ山頂に着くのだから、登山は不思議です(当たり前か)。
7:40
聖岳(~8:10)
聖岳からは360度の絶景。目の前のドーンと赤石岳。雲の向こうにはお馴染みの富士山。そして、これから向かう上河内岳。その向こうには光岳。青い空と連なる山々の絶景。これがあるから山はやめられません。
しばし景色を堪能してから下山にかかります。聖平小屋から聖岳までは800mほど登ったはずですが、下りはあっという間です。小屋にクッカーや余分な水などをデポしたお陰で、軽快な登り降り。さほど疲れずに小屋まで戻れました。
9:40
聖平小屋(~10:30)
小屋で少し早いランチタイム。と言っても、小屋で買ったカレーめし。最近はお湯も買える山小屋が多いので、ガスバーナーを持たなくても登山できそうです。
エネルギーをチャージしたら、今度は上河内岳に向けて600mほど登ります。前日同様、11時くらいを境にガスが湧き始めました。この辺りの、このシーズンのお決まりなのかも知れません。南岳まではほぼ登り一辺倒。だましだまし登ります。南岳の前後は、一部に片側が切れ落ちた稜線があります。落ちたら危ないので、慎重に歩行。南岳を過ぎ、稜線沿をにアップダウン。上河内の肩に荷物を置いたら、わずか15分ほどの登りで上河内岳山頂に到着します。
13:10
上河内岳(~13:20)
既に山頂はガスに包まれていて何も見えません。早々に山頂を後にしたら、茶臼小屋を目指して下りにかかります。
上河内岳山頂が本日最後の登り。何なら今回の山行でも、もう大した登りはないのかな・・・と思って気楽な気分で下っていたら、茶臼小屋分岐まであと20分くらいという所で突如登りが出現。ちゃんと地図を見ていれば気付けていたはずなのに、下り気分の身体に突然の登りは堪えます。周囲が真っ白な中、トボトボと歩を進め、分岐に到着。そこから下ること10分弱で茶臼小屋に到着しました。
14:50
茶臼小屋
茶臼小屋、平日とはいえお盆なのに空いてました。宿泊者は10人程度。基本、宿泊のみの山小屋ですが、夕ご飯にカレーなら提供できるというので、面倒臭くなってお願いしてしまいました。ってか、今回は食事カレーばっかです。茶臼小屋も水は豊富なようですね。
―――(茶臼小屋 泊)―――
5:40 茶臼小屋
茶臼小屋からは富士山が正面に見えます。例によって3時半頃に物音で目覚めトイレに行くと、星空の下に浮かぶ富士山のシルエット。その後、朝焼けの中、雲海の向こうに浮かぶ富士を堪能してから小屋を出発しました。
稜線に出るまで10分、そこから茶臼岳山まで20分強。辿り着いた茶臼岳からも絶景でした。やはり景色を見るなら朝一に限ります。昨日登った上河内岳、遠景の悪沢岳と赤石岳、そして聖岳、兎岳、さらに左側遠くに中央アルプスの山々。もっと遠くも見えます。
茶臼岳を後にしたら、下り基調で易老岳を目指します。展望の効かない希望峰から横道に逸れて仁田岳にて景色を堪能。易老岳までは多少の登り降りはあるものの、軽い稜線歩きです。
9:25
易老岳(~9:45)
易老岳は交通の要衝とあって複数名の登山者が休憩。ここでエナジー補給をしたら、さらに先へと進みます。ただ、誤算だったのは、想像以上の下りだったこと。勿体ないことに1時間弱で150mは下りました。登りが思いやられます。
10:35
三吉平
三吉平から少し進むと、岩だらけの登りが始まります。岩崩れの後なのか、枯れ沢なのか分かりませんが、岩だらけの登りが続きます(と、登っている時には思いましたが、帰りに通った時にはあっけないほど簡単に通過できました。人間の感覚なんてアテになりません)。
三吉平の看板には「静高平まで1時間15分」と書いてありましたが、1時間かからずに到着。落ち着いた庭園風の良い場所ですが、この日も11時を過ぎてからガスが濃くなってきました。ガスで見えないのは分かっていたのですが、イザルヶ岳にも立ち寄ってから光小屋へ。
12:15
光小屋
光小屋、到着! 今回の山行の中で一番早く山小屋に到着です。小屋の中に入ると気持ちが落ち着いてしまうので、そのまま荷物だけ置いて光岳へ向かいます。細い山道を歩くことわずか15分。山頂まで誰1人会いませんでした。
12:30
光岳(~12:40)
光岳山頂には山頂標識が2つあります。1つは、南ア周辺ではお馴染みの丸太の輪切りに一文字ずつ書いた山頂標識。もう1つは、まるで墓標のような重厚感のある木で出来た縦型の標識。ガスが出ている出ていないに関係なく光岳は展望がないそうなので、標識を撮って登頂記念です。一通り撮影したら、小屋に戻ります。
12:50
光小屋
光小屋は、ご存じの方は存じだと思いますが、花ちゃんが頑張っている山小屋です。山と渓谷社さんから出ている『私、山小屋はじめます』の著者さんで、本の写真通り、いつも笑顔で元気な小屋主さんでした。そしは寝袋付きの宿泊を予約したのですが、なんとベッドです。これも本を読んで知ってたのですが、本当にベッドの所を案内されると感動します。オマケにご飯。今回の山行で食事の提供があるのは光小屋のみ。夕飯に出た豚汁の美味しいこと、美味しいこと。豚汁とご飯の両方をお替わりしちゃいました。やはり山行の基本は食べることですね。
―――(光小屋 泊)―――
5:20 光小屋
天気予報は朝から霧、昼過ぎから小雨、午後には雨。なのですが、夜半にそこそこ雨が屋根を叩く音が聞こえ、朝もまだ少し雨が残っていました。前日に頂いていた朝食用おにぎりを平らげると、服装・ザックとも防水対策をして出発です。
もはや出発時からガスで何も見えなかったので、何も考えずに前日歩いた登山道を戻ります。幸いだったのは、落ち葉(?)などが多く、ぬかるんでいない登山道だったの、下りでも滑ることはありませんでした。基本は三吉平までの下りと易老岳までの登り返しなのですが、その間にアップダウンもあるので、いつ三吉平を過ぎたのか気付きませんでした。
7:10
易老岳(~7:20)
易老岳に着くころには雨は止んでいました。ここで軽く行動食を取ってすぐに下山にかかります。ここからの下りが結構シンドかったです。時間にしたら2時間40分ほどですが、標高差1,500m弱。樹林帯の中をひたすら下って行きます。
ようやく易老渡に着いた際にはちょっと気が抜けてしまいましたが、ここで大休止しても仕方ないので、トボトボと芝沢ゲートまで歩いていきます。
11:10
芝沢ゲート
芝沢ゲートで毎日あるぺんさんが手配したタクシーを待ち、その後、温泉経由でバスに乗り帰路に着きました。久しぶりの日本アルプス縦走。楽しかったです。
山は本連れ
今回は、本屋大賞第2位だったという「人」(小野寺史宜)。ミステリーでも、純文学でも、(たぶん)私小説でもない。両親を亡くし、大学を中退して働かざるを得なくなった不器用な青年が、真面目に生きることで縁が生じ、人と人の間に根を張っていく。その悩みや孤独、感情の揺らぎを描いているだけなのに、いつのまにか惹きこまれて応援してしまう。「人材に代わりはいても、人に代わりはいないという一言にドキリとさせられた。
 
 
 
 
山 域
鍋割山
日 程
2026年8月2日(日)、日帰り
メンバー
単独
天 候
曇り時々晴れのち雨
コメント
年のせいか、登山中に体力低下を痛感します。特に、疲れると食べ物がノドを通らなくなり、結果、活力が湧きません。8月中旬には長めの山行を予定していることもあり、少しでも体力増強(維持?)に繋がればと思い、近場でそこそこ歩く山として、行き慣れた鍋割山に行くことにしました。過去5回くらい行っているので行程は頭に入っており、自分の調子を確認する上でも最適です。
8:40 大倉バス停
小田急線渋沢駅からバスで大倉へ。ハイシーズンだと待っている人全員が乗り切れないこともあるくらい混雑するバスですが、今回は、夏真っ盛りで猛暑日が続いているせいか、座席が埋まる程度の乗車で、空いていると言ってもいいくらいです。大倉バス停から鍋割山へ向かう人はほとんどいないようです。
住宅地を抜け、急に細い登山道へ。鹿用の防獣柵を越えたら西山林道に合流。そこから二俣へと向かいます。その間、平坦な道と緩やかな登りだけ。助走としてはちょうど良い感じ。ただ、気温的には暑いです。直射日光が当たらなくても暑いです。
10:00
二俣(~10:15)
二俣で小休止したら、川を渡っていいよ登山です。20分ほど歩いたら、お馴染み、荷揚げボランティア用の水のペットボトル水置き場です。毎回、ここで水を積み込むようにしていますが、今回もペット2本4リットルをザックに収納。ズシリと肩に来ます。
木製の橋を渡ると、樹林帯の登りが始まります。ここは、最後の乗越手前の部分を除けば淡々と歩けます。
11:00
後沢乗越(~11:10)
乗越小休止&軽食。ある意味、ここからが登りの本番。そこそこ傾斜のある登山道を登ります。この山はトレランの人が多いのか、軽装の人に何人か抜かれました。そんな事よりも、いつも通りシンドくなりペースダウン。加えて水分は取るものの、今一、食欲が湧きません。このパターン良くないです。疲れても食べられる行動食試行中です。
稜線に沿ってジグザグに急登を登り、木道が現われる辺りから傾斜が緩やかに。「山頂まだかな~」と思いながら足を運び続けると、ようやく鍋割山荘が現れました。
12:40
鍋割山(~13:10)
山頂に辿り着いたものの、いつもの鍋焼きうどんに食指が動きません。一方、過去来た時には気付かなかったのですが、山頂なのに鍋割小屋でかき氷を売っていました。水分中心に身体を休めること30分。結局、鍋焼きうどんを食べる事なく下山に移ります。
この山はアップダウンがほぼないので、下りの最中に登り返しはなく割と楽です。食べ物がノドを通らない空腹状態のまま下山。14:00後沢乗越、14:50二俣。
あと少しで西山林道から大倉へ向かう曲がり角に着くんじゃないかという頃、ポツリポツリと雫が落ちてきたと思ったら一気に大雨に。雨具を出す余裕もないので傘でしのいで先へ。大倉に着く頃にももう止んでました。
16:00
大倉バス停
山は本連れ
今回電車に乗っている時間は短かったのですが、折角なのでという事で「ミステリークロック」(貴志祐介)を持って行きました。文庫版で、「ゆるやかな自殺」と表題作を収録。「ゆるやかな自殺」は短いながら一気に惹き込み、トリックも面白いです。「ミステリークロック」は非常に緻密に練られた巧妙なトリック・・・だと思うのですが、ちょっと複雑すぎて、途中から考えるのを止めてしまいました。策士、策に溺れる感。
 
 
 
 
山 域
塩見岳
日 程
2026年7月19日(日)~7月21日(火)、前夜泊1泊2日
メンバー
単独
天 候
初日:曇り、2日目:晴れのち曇り
コメント
GWの屋久島以降、土後も仕事状態が続いて山に行けず。梅雨明けを狙って山小屋を予約していた今回の山行が2ヶ月半ぶりの登山となってしまいました。しかも、公共交通機関の時間が合わず、車で山麓の駐車場へ。行き帰りも面倒な山行となってしまいました。
16:50 鳥ヶ池キャンプ場
中央高速松川ICから40~50分で大鹿村役場へ到着しキャンプ場の手続き。ここまでで随分田舎に来た気がしましたが、キャンプ場まではさらにクネクネ山道を40~50分走ります。さすが、バスが走るだけあって、林道とはいえアスファルトで整備されており、落石による穴もほとんどありません。
キャンプ場は、自然味溢れる素敵なキャンプ場ですが、昨今はクマも出没するそうで、怖くてテント泊する気になれず、車中泊にしました。昨年からクマ情報が多く、山に行くにもクマ対策が欠かせません。これまでもクマ鈴を持って山に登っていましたが、今回は新たな武器として、クマスプレーを持参。当たり前ですが、1度も試射していませんが、お守りとしては心強いです。
―――(キャンプ場 泊)―――
5:40 鳥倉第1キャンプ場
キャンプ場から車で10分と掛からずに登山口到着。3連休最終日で、前日上に泊っているであろう登山者の車もあるせいか、第3駐車場は満杯。危険を感じつつ上に行くと、第2は多少余裕があり、50台停まれるという第1駐車場は空きが3台程度。危ないところでした。既に、今朝到着して、ゲートをくぐっているパーティも2組ほどいました。
早々に準備して出発です。登山口までは、整備されたアスファルトの上をゆっくりと歩くだけ。林業で使っているようですが、もう一つはもちろん伊那バスが鳥倉登山口まで走っているため。1日2便だけですがこれはありがたい・・・。と思っていたら、登山口バス停まで車で来ていた地元の方(ゲートより中は一般の車両は入れないので、何かの関係者だと思いますが)から教えて頂いたところでは、今年で廃線になってしまうそうです。最近、登山バスの廃線が多いですね。仕方ないとは思うものの、残念なことです。
6:20
鳥倉登山口
登山口で水分補給したら、いざ出発です。ここから三伏峠までの登山道、歩きやすいです。標高差にすると800mもあるのですが、3時間かけて登るので、1時間あたりは250m強。しかも、この日が曇りだったからというわけでなく、樹林帯のため日差しも遮られており、そこまで暑くならないようです。
後半、朽ちた木製の梯子・階段の上に、新しく金属製の梯子・階段が掛けられており、歩く上では安心感があります。緩やかな山道を登りながら、時々、階段で高度を稼いでいくと、いつしか三伏峠小屋に到着します。
9:20
三伏峠小屋(~9:50)
楽勝な感じで書きましたが、傾斜が緩かった分、3時間、少なめの休憩で歩き続けてしまったために、三伏峠では結構疲れていました。失敗。ここで長めの休憩です。「日本一高い峠」だという場所に立つ小屋では、なぜか「三伏峠ブレンド」というドリップコーヒーを販売しており、これを頂きながら軽食タイム。なぜ、ここまで拘っているのでしょう。
峠を出発すると、ほどなく三伏山へ。ここは、最初にしてなかなかの塩見岳ビューポイントです。この日は塩見岳の雄姿に少し雲が掛かってしまうような天気でしたが、その分、陽が遮られていたのはラッキーでした。本谷山までの稜線歩きは、標高差100mもなく、緩やかなアップダウン。帰りに登り返すの嫌だなぁと思いながら足を運びます。
11:10
本谷山
本谷山を越えると再び下り。その後は樹林帯の平行移動。塩見岳は全般的に傾斜が緩やかで、樹林帯が多いため、標高の割に登りやすい山と言えそうです。ただ、「(山小屋まで)あと40分」といった趣旨の謎の手書き看板が登場した後は、唯一のしんどい登りとなります。次第に周囲が開けてきて、南アルプスの山々が見えてきますが、それ所ではないシンドさで登っていくと、本日のゴール・塩見小屋に到着です。
13:15
塩見小屋
いやー、山小屋という存在は本当にありがたいです。散々楽だと書いたのに、何気にぐったりして山小屋に到着。山小屋横の岩場から、小屋の屋根越しに塩見岳が見えますが、生憎の曇り空のため、ずっと雲が掛かっている状態です。受付を済ませたら、小屋前の広場でビールを飲みながらほっと一息。夕飯まで3時間半の至福の寛ぎタイムです。下界は猛暑日らしいですが、2,800m近い山小屋の気温は恐らく20度以下。涼しいです。
ここのトイレは、介護用の吸水パック(サニタクリーン)を使用したトイレです。回収してくれるのでありがたいです。山小屋の大変さを改めて痛感する一方、こんな環境なのに食事は凝っていて美味しいです。
食後の夕方、空がスッキリして雲が取れたの、小屋裏の展望所へ。ゴツゴツした岩場の尖塔、右手奥には悪沢岳と赤石岳も見えています。こんな景色を堪能できるのは、高峰の山小屋ならではですね。
―――(塩見小屋 泊)―――
5:30 塩見小屋
朝、小屋前広場から塩見岳を見ると、笠雲がかかっています。今日は雨になりますね。朝食後すぐに出発。天狗岩を見ながら登っていきますが、まだ朝一なので足は快調です。天気は晴れたり雲ったり。時折霧のような雲が晴れると絶景が広がります。
天狗岩を過ぎると、ついにラスボス塩見岳。鞍場から見上げると絶壁です。実際、所々鎖が設置されています。朝早いので登山者も少ないのですが、登りと下りの人がすれ違うのはなかなか大変そうです。
ラスト、塩見岳少し手前で、霧に包まれ、左前方から朝日が当たっている状態の時に、ブロッケン現象が出現しました。虹の話の中に現れた、手足の長い宇宙人(笑) 長いこと山に登っていますが、初めて見ました。この後、塩見岳山頂を含め、数回にわたってブロッケン現象が見られました。
6:30
塩見岳(~6:40)
西峰を経て、すぐ近くの最高峰・西峰へ。天気は相変わらず霧で見えなかったり、急に晴れたりしていますが、360度、山また山です。あれが北岳と間ノ岳、こっちが悪沢岳と赤石岳、聖岳はこっちかな・・・、だいぶ山座同定があやしいです。まぁ、持ち良いのでヨシとしましょう。
塩見岳から熊の平小屋経由で北岳へ向かうパーティや蝙蝠岳往復をする強者たちを尻目に、自分は塩見小屋に戻ります。
7:20
塩見小屋(~7:30)
小屋前で小休止したら下山にかかります。塩見小屋と山頂のピストンの間はクマスプレーを小屋に置いていきましたが、ここからは再びクマスプレーを腰に付けます。いざとなったらすぐに取り出せるよう、左の腰の辺りに装着。ガンマンスタイルです。
登りが緩やかということは、下りも足への負担が少ないと言うこと。助かりますぅ。前日よりも晴れた絶好の展望の中、本谷山や三伏山を越えていきます。緩やかとはいえ長い。疲れます。早い時間帯にすれ違った方々は三伏峠小屋宿泊の方でしょうか。本谷山以降にすれ違った方は、早朝、鳥倉登山口を出発した人なのでしょう。三伏山で振り返って、塩見岳の見納め。良い山でした。
10:20
三伏峠小屋(~10:35)
三伏峠で再び休憩。コーヒーを飲み、パンを食べたら最後の下山です。下に行くほど段々暑くなってきます。いつクマが出るかと思うと、気が抜けません。スプレーはそんなに重くないのですが、疲れて歩いていても周囲に目を配り、注意だけは怠るわけにはいきません。
鳥倉登山道のバス停はもはや酷暑状態。最後の30分を歩いたら山行終了です。2日間合計で約15時間の歩行。これを日帰りで登ってしまう人もいるのだから驚きです。疲れたけれど、良い山行でした。
13:10 鳥倉第1駐車場
山は本連れ
今回,は車にて行ってきましたので、本はありません(本当は山小屋で読む本を持っていくのですが、昨今の体力低下に配慮して、荷物を減らしたという体たらくです)。
 
 
 
 
山 域
屋久島・太忠岳
日 程
2026年5月4日(月)、日帰り
メンバー
単独
天 候
曇り
コメント
1泊2日の宮之浦岳山行から帰って来た翌日、立て続けの山行ですが、総じてガイド山行というのはペースがゆっくりなので、一人歩きよりも疲労感が少ないです。逆に言うと、普段、もっとゆっくり歩いた方が良いのかもしれません。
それはさておき、太忠岳に行くには一旦ヤクスギランドに入り、その観光用ルートから外れて奥へと進む形となります。ヤクスギランドへ行くバスが1日2便しかないため、タクシーやレンタカーの方を除くと行ける時間が限られてしまいます。そして、バスが着いてから帰りのバスが出るまでの時間は5時間もありません。休憩抜きのコースタイムと同じくらいなので、ちょっと焦ります。
10:20 ヤクスギランド
ヤクスギランドはそこまで大勢の観光客が押し寄せるわけではありませんが、時折、観光バスで団体さんも来られます。最短30分から最長210分までの周遊コースが整備されており、50分コースくらいまでは結構人が多いです。荒川を荒川橋で渡る所から人が減り、道も登山道っぽくなります。
ここからは人も少なくなり、たまに他の観光客に出会うと「まだ観光地だったんだ・・・」と思い出す感じです。当然ながら、ヤクスギランドと言うだけあって周囲は立派な杉の木が生え、苔むした風景が広がっています。緩やかに登っていくと、東屋のある蛇紋杉に到着です。
10:55 蛇紋杉
ここで服を1枚脱いでいよいよ本格的な登りと言いたいところですが、天文の森まではヤクスギランドのコースの範囲内のようです。ごく一部に案内の看板がありますが、道を教えてくれるのはピンクテープ。天文の森以降も同様ですが、道に迷う心配はなさそうです。
この日は当初雨予報だったのですが、曇り空に止まっており、その意味ではラッキー。ただ、強い風が吹いているようです。
11:15
天文の森
天文の森で小休止。コース上にある簡易トイレは蛇紋杉とここくらい。ランド入口にあるチップ制のトイレを含め、場所が限られるのでご注意ください。
天文の森を過ぎて20分ほど経った辺りから、少し登りが急になりますが、危ない箇所はほぼありません。唯一、山頂手前、右へ急角度に曲がった後、最後の10分間だけはロープが設置されている箇所が出てきます。ネット等で太忠岳の難易度が中程度といった記載が見られるのはこの部分のせいかもしれませんが、特段難しくはありません。淡々と、特段汗もかかずに登っていくと山頂へと到達します。
12:25
太忠岳・天柱石(~12:40)
太忠岳の山頂には誰か個人が付けたと思われるような山頂標識があるだけで、展望等もありません。でも、この山の見所は言わずもがなですが天柱石です。山頂を通り過ぎてすぐ先が天柱石。とはいえ、大き過ぎて直下からは全貌が把握しきれません。写真スポットを探しますが、この大きさと高度感を同時に表現するのは至難の技です。岩場を下りながら天柱石の足元へ。近付けば近付くほど高度感が出て来て、当然、写真にも収まらなくなります。「これが倒れてきたら、どうやったって逃げられないなぁ」とありえない妄想におびえながら、石の付け根へ。最後は黒いロープに捕まって根元まで行ったのですが、この日はあまりに風が強くて、最後は岩に手を付けただけで逃げて来ました。
天柱石にタッチしたら後は帰るだけ。時間的にも山頂まで2時間少々で着いたので、バスには余裕で間に合いそうです。この日、蛇紋杉以降のルート往復で出会ったのは4組のみ。GWだというのに、そんなに人が入る山ではないのかもしれません。。
14:30
ヤクスギランド入口
蛇紋杉からも行きと同じ荒川橋経由で入口に戻りましたが、この辺りは観光客もそれなりで1日中賑わっているようです。入口の管理棟でバスを待ちながらあちこち眺めていると、管理棟からも天柱石がしっかりと見えました。登った後に見る山は、登る前とは異なって見えます。天柱石があるこの山は、その感慨もひとしおです。
ちなみに、屋久島旅行は翌5日が最終日。最終日は屋久杉自然館などを見学しましたが、ここも真面目に見ると結構面白くて時間がかかります。
 
 
 
 
山 域
屋久島・宮之浦岳
日 程
2026年5月2日(土)~5月3日(日)、1泊2日
メンバー
ガイド山行
天 候
初日:晴れ、2日目:曇りのち雨
コメント
今回はガイド山行としました。これまで、小笠原諸島・母島や伊豆諸島・御蔵島などガイドさんがいないと入れないエリアにガイド山行で行くことはありましたが、一人でも行ける場所は初めてです。その理由の一つは、宮之浦岳のアクセスが良くないこと。バス便は限られていますし、レンタカーもGWとあって満杯。そして、縄文杉側から宮之浦岳往復は非効率。ガイド山行なら淀川登山口から宮之浦岳経由で縄文杉側に降りられます。といったアクセス上の都合に加え、過去のガイド山行の経験から、地元の方の解説を聞きながらの登山は非常に面白いのです。ということで、1泊ガイド山行も初めてでしたが、迷わず選択。
前日島に入り、朝3時起床、4時にガイドさんが迎えに来て下さいました。そこから同行する他のツアー客3名を拾って屋久杉自然館へ。さらに淀川登山口まではタクシーで向かいます。
5:40 淀川登山口
真っ暗な中、途中でヤクシカに遭遇したりしながら車で走行。淀川登山口に着いた時もまだ暗かったのですが、そこで朝食を食べている間に周囲が明るくなってきました。チラホラと到着する登山者もいますが、駐車場は10台程度。狭いです。
トイレを済ませたら出発です。ご存じだと思いますが、宮之浦岳はトイレが限られているため、行ける時に行っておくことが鉄則。もちろん携帯トイレも複数持参しています。淀川登山口から淀川小屋まではそんなに登りません。
6:20 淀川小屋
1時間もかからず淀川小屋に到着。ここ、テン泊できるんですね。複数組の方が、小屋周辺でテン泊したたようです。一応トイレ休憩を取って、さらに先へと進みます。屋久島は「1ヶ月に35日雨が降る」と言われていますが、この日は快晴。雲一つありません。気温も朝一こそ低めでしたが、しばらく歩くと暑くなり、Tシャツに薄手の長袖で充分です。このコースはさほど急登はなく、登りが続くのは序盤くらいでしょうか。左手に高盤岳のトウフ岩を望み、小花之江河を通り、花之江河で小休止です。
8:15
花之江河
さすが雨が多い屋久島。こんな所に湿原があるんですね。日本最南端の高層湿原だそうです。ここからは稜線歩きです(正確にいうとピークを外してルートが設けられているので稜線ではありませんが・・・)。軽いアップダウンを繰り返しながら、黒味岳・投石平・安房岳・栗生岳と数々の奇岩を眺めながら歩きます。右手には九州本土も見えています。ただ、遠くて霞んでいることもあり、分かりやすい円錐形の開聞岳が、まるで空中に浮いているかのように想像より上の方に鎮座しています。不思議な感覚。
最後に、宮之浦岳までの登りを小1時間頑張れば頂上到着です。
11:10
宮之浦岳(~11:30)
山頂はそんなに広くありませんが、20名弱の登山者が思い思いに休憩中。周囲をぐるっと見回せますが、一番の眺めはやはり永田岳。ゴツゴツと連なる岩場の山並みが格好良いです。
そこからは、新高塚小屋に向けて下り基調。平石岩屋など引き続き奇岩が登場します。山中全体がそうなのですが、水に恵まれた屋久島はそこかしこに水場があり、携行する水は1リットルも要りません。これは助かります。宮之浦岳から歩くこと2時間強。屋久杉の中に見えてきた小屋が本日のお宿です。
13:40
新高塚小屋
新高塚小屋の宿泊可能人数は35名程度。到着した時は7割方埋まっている状態でしたが、最終的には満室になっていました。その他に、木で作ったデッキ調の木道上にもテントを張って良いようで、最終的には20張近いテントも立っていたようです。屋久島は簡易トイレ持参が原則で、この小屋にもそのためのスペースがあるのですが、1つだけ水で流せて紙も使える場所がありました。そして水場も目の前。困ることがありません。
実は今回、ガイド山行としては初めての1泊。食事は初日の朝食・昼食だけ持ってくるように言われていたのですが、なんと夕飯から翌日昼食までの3食はガイドさんが作って下さいました。しかも、とって美味しいです。地元の名物・鯖節を使ったこだわりの料理や、ちゃんと炊いたお米、その場で豆から挽く珈琲までご用意頂いていました。かなりの感激ものです。ガイドさんの荷物が重そうだと思って聞いたら30kg以上あるとのことだったのですが、顧客4人分×3食(ガイドさん本人分を含めると15食分)を持って登っていたと思うと感謝しかありません。
―――(避難小屋 泊)―――
3:40 新高塚小屋
2日目は、ガイドさんから4時出発と言われていました。朝3時に起床の予定でしたが、宿泊者の多くがその頃にはゴソゴソし始めていました。皆さん早立ちなんですね。
こんなに早く出発した理由の1つは、2日目の夕方から雨予報だったこと。もう1つに、天気に恵まれれば朝日が当たった屋久杉が見られるためだそう。結果的には雲が多くて日の出はそこまでちゃんと見られなかったのですが、メンバー全員が手際よく出発準備を進めたこともあり、予定よりも早く出立です。
屋久島の5月初旬は5時半が日の出。4時前といえば当然真っ暗です。ヘッドランプを付けて歩き始めましたが、正直、ガイドさんがいなかったら道に迷っていたかもしれません。急な登山道を下り、まだ暗いうちに高塚小屋に到着。そこから縄文杉まではわずか2,3分の距離。高塚小屋と縄文杉の間にある展望台で朝食です。
4:40
高塚小屋・縄文杉(~6:50)
朝食とモーニングコーヒーも美味しく頂きました。そして縄文杉へ。この時間帯の縄文杉は、ほぼ貸切。もちろん柵があるので触ることは出来ませんが、誰もいない状態で見放題、写真撮り放題。樹齢何千年か不明ですが、とにかく見ているだけで圧倒されます。
縄文杉をたっぷり堪能したら、あとは下っていくだけ。小杉谷から縄文杉までの道は観光客が通るせいか、木道が整備されている区間が長く歩きやすいのですが、下から上がってくる人が多い場合すれ違い難いのが難点。朝一のバスで一斉に登ってくるのですが、朝早かったお陰で当初はスムースに。下に行くにしたがって、すれ違う観光客も増えて行きました。
途中、大王杉やウィルソン株など有名な屋久杉を眺めつつ下山。いずれも樹齢数千年のようですが、それ以外にも立派な屋久杉が多数林立しています。
8:30
大株歩道入口(~8:40)
縄文杉から下ること1時間半強。ようやく広い場所に到達。そこには、これから縄文杉に向かう観光客が大勢休憩していました。立派なトイレもあります。
しばし休憩の後、最後の歩きです。有名なトロッコ道を2時間ほどひたすら歩くだけ。切り出した屋久杉を運搬するために、大正末期から半世紀に亘って活躍したトロッコの跡に木道を敷き、歩きやすいようにしたそうです。ちなみに、トロッコそのものは、トイレの屎尿を運ぶために現役で利用されているそうです。途中、白谷雲水峡へ向かう分岐を分け、小杉集落を過ぎたら、東屋のある休憩所に到着。ここで長めの昼食としました。
10:40
小杉谷休憩所(~12:10)
ここでもガイドさんお手製の美味しい昼食と、山行中4杯目となるコーヒーを頂きました。帰りのバスが15時なのでタクシーを呼ぼうとしたのですが、GW中ということもあり手配できず。そうなると早く下山しても仕方ないので、休憩所でゆっくりと休息してから下山です。
13:00 荒川登山口
登山口のバス待合所に着いてすぐ後に雨が降り始めました。タイミングばっちりです。今回4泊5日で屋久島旅行をしましたが、雨が降ったのはこの日の昼過ぎから夜半だけ。あとは、快晴とはいかなかったものの、雨に降られなかったので、ラッキーだったのでしょう。
山は本連れ
今回,、旅全体を通じて読んでいたのは、伊吹有喜さんの『雲を紡ぐ』です。タイトルは、羊毛を紡いで布を織ることを表しているのですが、主題はそこではなくて、イジメから不登校になった女子高校生の親子関係や生き方探しみたいなものが描かれています。生き辛い世の中。ある意味、どこにでも起こりうる現実世界における一つの解なのか・・・。物語としては、ちょっと優しい気持ちにさせてくれます。
 
 
 
 
山 域
八経ヶ岳
日 程
2026年4月19日(日)、日帰り
メンバー
単独
天 候
曇りのち晴れ
コメント
登山そのものは日帰りですが、実際の旅行は2泊3日。初日、自宅から電車で新幹線・京都経由、近鉄線・大和八木駅へ移動。そこでレンタカーを借りて、行者還トンネル西口トンネルまで走りました。途中、狭いワインディングロードが続き、対向車がくるとどちらかが退避所まで戻らなければならず、ちょっと緊張を強いられる走行でした。
行者還トンネル西口駐車場は管理人さんが居て、1日1,000円、車中泊1,500円。川の側で、トイレもあるので車中泊も快適。管理人さんは夕方17時過ぎにはどこかへ帰られましたが、翌朝5時には出勤。どんんだけ働き者だよ。夜中に駐車場に到着した人もいたようですが、日曜日とあってか朝5時前には続々とマイカーが到着していました。
5:40 行者還トンネル西口駐車場
5時頃から明るくなり始めた駐車場を出発。川沿いを歩き左岸に渡ったらすぐに急登が始まります。温暖化で暖かくなったとはいえ、4月の朝はまだまだ肌寒いです。空もどんよりしています。急登で徐々に身体が暖まってきますが、汗をかかない程度の寒さが心地良いです。小1時間登ったところで開けた場所に出て水分補給です。
6:30
奥駆道出合
ここで、大普賢岳・行者還岳から続く奥駈道に合流します。奥駈道は修験者たちが修行した道とのことですが、そんな昔から歩かれていたんですね。そして行者還岳は、その名の通り、行者が引き返すほどの険しい山という意味。今回はそちらには行かず、緩やかな稜線歩き。奥駈道出合から聖宝ノ宿跡までは、弁天ノ森をピークに、ゆったりとした道が続きます。道すがら、バイケイソウの草がそこかしこで元気に育っていまる様子が見られます。花の季節に来たら綺麗でしょうね。
7:20
聖宝ノ宿跡
突然現われる行者さんらしき銅像。後で調べたところ、役行者が開いた道の一部が閉ざされてしまってそうで、そこを再興した聖宝理源大師という方だそうです。
さて、ここから再び登りが始まります。この頃にはどんよりとしていた雲が取れ、だいぶ上がってきていた日差しも充分に注がれています。登っていると暑さを感じます。この日は体調も万全で、程度な登りが気持ち良いです。気付けば目の前に小屋が現れました。
8:05
弥山小屋(~8:10)
弥山小屋、大きいです。さほど広くないテン場を前にした小屋本体、避難小屋、そして大きめのトイレと3つほどの建物があります。
小休止したら左に折れて八経ヶ岳へ。綺麗な三角錐の山が正面に見えます。八経ヶ岳はオオヤマレンゲの自生地だそうなのですが、鹿による食害で数が減っているとのことで、途中、鹿から守るための柵(防鹿柵というそう)が4ヶ所(二重になっているので計8個)の柵を開け閉めしなければいけません。八経ヶ岳までは思っていた以上に近く、30分も歩くと山頂に着いてしまいます。
8:35
八経ヶ岳(~9:00)
早朝に出発したので、まだまだ登山者は少ないです。その方々に挨拶すると、目の前に見える明星ヶ岳まで足を伸ばすという方、大峰山奥駈道を全走破中だという方など様々。私は、軽く食事をしながら景色を眺め、ノンビリと過ごします。良い天気。
しばらく寛いだら、山頂を後にします。帰りは弥山小屋で裏にある弥山神社に立ち寄り、そこからの八経ヶ岳を堪能。弥山小屋の前にある木製テーブルでは、登山者が思い思いに休んでいます。9:50弥山小屋→10:30聖宝ノ宿跡→10:50弁天ノ森→11:10奥駈道出合という感じで下っていきました。登ってくる登山者とすれ違うことが多かったのは10時台くらいでしょうか。関西の方が朝一に家を出るとこんな感じになるのかもしれません。
11:50
行者還トンネル西口駐車場
行者還トンネル西口駐車場の一番上の部分は20台ほど停められますが、自分が下山した時は満車でした(その下の駐車場は分かりません)。
休憩して着替え、12:30頃に出発。次の目的地である大台ヶ原です。と、ところが・・・です。ナビの案内通りに走って行くと、急に「冬季通行止め」の看板が・・・。「えっ!?そうなの?」。「全く。使えないナビだなぁ」と思って調べてみると、大台ヶ原駐車場へ行く道は大台ヶ原ドライブウェイしかありませんでした。この日は4月19日。通行止めは4月20日の15時まで。と、冬季って山の上にだって雪も氷もありませんけど・・・。完全に調査不足でした。
日出ヶ岳へ行く方法は他になく、諦めるしかありません。結局、1日早くレンタカーを返却し、折角関西まで来たので、翌日京都のお寺を観光して帰りました。
山は本連れ
最近、仕事が忙しくて少し疲れ気味。電車の中で寝てしまいそうだったので、比較的気軽に読めるものと思って東野圭吾さんの『夢幻花』を手にしました。「気軽に」と言うものの、中身は「さすが」としか言いようがありません。どこまでが事実で、どこからが作り話か正直分からないのですが、。それでも、全てが事実じゃないかと思わせるリアリティがあります。ラストまでどう展開するか分からないのに、文章・展開のうまさで惹き付けられてしまいます。それを最後に一気に解決し、謎を解明し、伏線を回収していく鮮やかさ。純粋に楽しめるミステリーです。
 
 
 
 
山 域
弘法山
日 程
2026年4月4日(土)、日帰り
メンバー
単独
天 候
コメント
山、というほどの山ではなく、ハイキングコースといった感じですが、桜の名所でまだまだ咲いている時期ですし、雨の日の歩行に慣らしておきたかったので、ただ歩くためだけに、雨の山に行ってきました。
9:50 秦野駅
駅を降りて改札を出ると、2グループ15名ほどの登山者が集結。この雨の中、どこへ行くのでしょう。皆さん、好きですねぇ。登山グループの間をすり抜けて、北口の道路を直進。川を越えたら右折し、大きめの通りにぶつかったら左に向かうと、右手にこんもりした山が見えます。これが弘法山のようです。
登山口から一気にジグザグの登山道が始まりますが、実は登りはほぼココだけ。汗を書く前くらいに浅間山に着いてしまいます。この辺から桜の景色が見え始めます。満開は過ぎていますが、まだまだ綺麗。浅間山と権現山の間に駐車場があり、ここから権現山に向かう人が多いのでしょう。
10:45
権現山(~10:55)
権現山は、桜に囲まれた芝生の公園といった風情で、展望所やベンチなどで寛いでいる人びとが大勢います。この時間帯にちょうど雨が止んでいたことも影響しているのかもしれません。曇り空のせいで残念ながら景色はぼんやりとしています。弘法山は桜の名所としても有名ですが、その時に掲載されている写真は大抵権現山山頂です。
権現山からコンクリートで固めた階段を降りると、弘法山まで桜のプロムナード。ここを歩きながら桜を楽しむ人も多いようですね。
11:10
弘法山
山の名前から弘法大師に関係があるのだろうと想像していましたが、山頂の説明板によると、弘法大師がここで修行をされたそうです。山頂には「弘法大師」と書かれたお堂があります。
弘法山を過ぎると完全に登山道。この頃から雨の降りが強くなったこともあり、弘法山から先は急に人がいなくなりました。弘法山から吾妻山への道は基本的に下り基調ですが、雨で滑りやすくなっているため、慎重に足を置いて歩きます。そんな状況でも、時折すれ違ったり、追い抜いていく人がいますが、トレランの方のようです。お気を付け下さい。
12:00
吾妻山
1時間弱で吾妻山山頂に到着。ここまで来ればあと少しです。山頂で初めて気付いたのですが、この辺は車の音がうるさいです。地図を見たら、東名高速道路が走っていて、その影響のようです。
12:20
鶴巻温泉駅
山を降りた登山口から駅まではすぐ近く。秦野と鶴巻温泉の両方が駅からこんなに近いのは不思議な感じがします。本当は、ここで鶴巻温泉・弘法の里湯に寄って帰るところですが、午後は午後で行きたい場所があったので素通り。弘法山は半日で登れて、贅沢な1日を過ごすことが出来る山です。
山は本連れ
今回は電車に乗っている時間が短かったので「コンビニ人間」(村田紗耶香)を持参。読み始めはコンビニでバイトしたことのない自分には裏事情を知れるし、アスペルガーであろう主人公の特異な反応を楽しんでいましたが、読み進めるうちに彼女に対する周囲の「普通」の反応が現代社会の生き難さそのものだということに気付き、何だかやるせなくなってきます。主人公の学生時代の友人や、その夫たちが発する心ない言葉。それが悪意がないだけに厄介です。ラストは、ある意味救いかもしれません。
 
 
 
 
山 域
奄美大島・湯湾岳、加計呂麻島
日 程
2026年3月20日(金)~3月23日(日)、3泊4日
メンバー
単独
天 候
曇り時々雨
コメント
今回は登山目的ということではないのですが、旅行の記録を兼ねてここに記しておきます。一応、奄美大島最高峰の湯湾岳には登ってきました。
13:30 奄美空港
羽田空港から鹿児島空港経由で奄美空港へ。東京は雲っていましたが、奄美の方が幾分晴れに近い天気。しかも暖かいです。駅前でレンタカーを借り、一路、湯湾岳へ。今回来るまで知らなかったのですが、奄美大島は佐渡島に次ぐ大きさ。縦に長いため、北部の奄美空港から南部の湯湾岳までは、ゆうに2時間かかります。しかも、湯湾岳に向かうメインの車道が生憎の通行止め。迂回路を行くことになりました。走ってみ分かったことは、場所によってはもう林道に近いようなデコボコ道で、落石などで荒れていたこと。定期的に工事が必要なのでしょう。
15:30 湯湾岳公園
湯湾岳公園から、展望台がある登山可能な最高所までは50分と案内図に書かれていました。飛行機が遅れたせいで、想定より登山口への到着も遅れてしまいましたが、ここまで来て登らない手はないでしょう。どうせ遊歩道みたいなものだろうと舐めていたら、ちゃんとした登山道でした。高低差は大したことないですし、実際には50分もかかりませんが、足元を考えると登山靴をお勧めします。なお、宇検村から登ったのですが、大和村側にも駐車場があるらしく、こちらの方が遥かに近いようです。
16:05
湯湾岳(~16:15)
湯湾岳展望台からは海まで見えますが、曇りがちの天気とあって絶景とはいきませんでした。人気の観光スポットではないのか、山頂にはご夫婦らしき2人組だけ。湯湾公園で会った老夫婦と合わせて湯湾岳では4人しか会いませんでした。
16:40
湯湾岳公園
公園に戻ったら、レンタカーで来た道を帰ります。この島の道は道幅が狭い上に側溝があるため、対向車が来るのが心配でしたが、幸い1台すれ違っただけでした。「離島あるある」(?)としては、変わった道路標識があること。小笠原ではオカヤドカリやアカガシラカラスバト、ヤシの実落下注意等がありましたが、奄美大島にはアマミノクロウサギやトゲネズミの標識が…。車に轢かれて死ぬケースも多いそうです。公園から走ること約1時間、やっとホテルに到着です。
―――(ホテル 泊)―――
8:10 古仁屋港・せとうち海の駅
旅行2日目は、加計呂麻島の半日ツアーに参加します。以前、規制で制約されていたため、母島(ははじま)と御蔵島でガイドさんと一緒に登山しましたが、その時に感じたことは、やはり地元の方の話を聞いた方が数倍楽しめると言うこと。今回は登山でもないし、規制も関係ないのですが、どうせ観光地を巡るなら、自分で足を確保するよりは、ツアーで回った方がラクだと思って申し込みました。古仁屋港で待ち合わせをし、フェリーで加計呂麻島に渡ってツアー開始です。
8:30
加計呂麻島・生間港
ツアー参加者は5人。私の他はご夫婦2組で、半日ではなく終日コースに参加。午前中の主なコースは、生間港→安脚場戦跡公園→徳浜→諸鈍デイゴ並木→スリ浜、といった感じです。東部の主な名所を巡りましたが、意外と広い加計呂麻島全体を考えればほんの一部に過ぎません。今回はお試し程度。また来ないといけませんね。午後も参加される4人と港で分かれ、昼から半日コースの方2名と入れ替わりです。
12:10 生間港
1人フェリーで古仁屋港に戻り、海鮮丼を頂いたら、車で名瀬へと向かいます。古仁屋には、ファミマやコープ、マツキヨなどがあり便利です。名瀬までは車で1時間半ほどですが、坂道とトンネルが多く疲れます。これだけトンネルが多いということは、奄美大島に山が多いということ。標高はたいしたことないものの、山が削られ、リアス式の海岸が出来上がったのでしょう。ノンストップで名瀬まで来ると、町の様相になります。一旦ここを通り過ぎ、奄美野生生物保護センターへと向かいます。
15:00
QuruGuru
折角奄美大島に来たのだからアマミノクロウサギを見なくては・・・。というこだわりがある方にはナイトツアーがお勧め。私は無精なので、怪我をした野生のアマミノクロウサギを保護し飼育している施設QuruGuru(アマミノクロウサギミュージアムくるぐる)で生態系を勉強しつつ、そこにいるアマミノクロウサギを見ることで済ませてしまいました。名瀬まで戻ったら、そこでレンタカーを返却します。
―――(ホテル 泊)―――
8:00 ホテル 発
3日目も連続してツアーに参加。時折雨がパラつく生憎の天気ですが、この日は金作原散策とマングローブの森カヌーのセット。ありがたいことに、ガイドさんが複数組のお客さんを一緒に案内しないという主義の方だったので、終日マンツーマンで案内して頂きました。しかもこの方、奄美大島でガイドを何人も育ててきたという重鎮で、植物や動物全般に詳しいこと詳しいこと。他の離島で表面的に聞いた知識の裏まで教えて頂き、大満足です。
9:40 金作原
名瀬のホテルまで迎えに来て頂き、金作原までの道すがらも、目に入る植物や鳥、奄美大島の固有種等について解説。金作原では同時に3組ほど、時間違いでさらに3組ほどツアーが訪れていましたが、いずれも重鎮の教え子または同業者のようで、わざわざ先方から挨拶に来たり、分からない点を教えてもらいに来たりしていました。重鎮すげぇ。散策中、ヒカゲヘゴやクワズイモはもちろん、イボイモリ、アマミナナフシ、ルリカケス・・・。色々な動植物を見つけては教えて頂きました。
11:30
名瀬市街地
昼は一旦名瀬まで戻って昼食。ここは一人で食堂に入り、鶏飯をチョイス。しばしお土産も物色してから、午後の待合せ場所へ。金作原もマングローブの森も、車で30分もかからないので、繁華街・名瀬からもちょうど良い感じです。
13:30
マングローブの森
午後も降ったり雲ったりの天気。強風の場合中止になることもあるようですが、小雨程度では問題ないとのこと。カヌー乗り場に行くと、タモリさんの写真が貼ってありました。聞けば、ブラタモリで来られたとのこと。そして、その時に案内したのが重鎮とのこと。どおりで詳しいわけです。
天気は何とか持ちそうなので、いざ出発。ここ数ヶ月、降雨量が少なかったそうで川も少し浅めらいいです。そのせいか、場所によってはカヌーのオールが川底にを当たってしまいます。両岸に生える色々な種類のマングローブの木を見ながら漕ぎ、途中上陸してミナミトビハゼやオキナワハクセンシオマネキ、馬鹿でかいシレナシジミなどを観察して回ります。マングローブが海水をろ過する仕組みなども教わり、大変勉強になりました。時折、小雨が降ったりもしましたが、晴れている時間もあり、満足のカヌー行でした。
16:00
名瀬市街地
最後に名瀬港を散策し、お土産などを購入。名瀬は奄美大島で一番大きな都市(?)だと思うのですが、天気のせいかシーズンのせいか、そんなに観光客が多くない気がします。島のあちこちに見所が分散しているので、滞在地も分散されているのでしょうか・・・。
―――(ホテル 泊)―――
9:40 ホテル 発
奄美大島の交通の要は、島の北東と南西を結ぶ「しまバス」です。最終日は帰るだけなのですが、折角なので、奄美大島の自然や文化を幅広く紹介している奄美パークに寄っていきます。名瀬から奄美パークまでは全島の1/3程度だと思うのですが、それでもバスで行くと50分ほどかかります。島の広さが分かりますね。
10:40
奄美パーク
奄美パークは、奄美諸島・奄美群島の歴史・文化・自然について学ぶことができる施設。最初ここにに来て、色々と知識を身に付けてから観光するというのも一つの手だと思いますが、私は時間の都合、日程の都合最後になってしまいました。でも、展示物や映像を見ながら、「あっ、ここ行った」「あれ良かったなぁ」と思い返しながら見て回るのも楽しいです。パーク内の展望台は意外と高く、奄美空港や奄美の郷が見渡せて気持ち良いです。
最後は空港でノンビリ。3月なのに気温20度を超える奄美は過ごしやすく、東京に戻ったら少し肌寒かったです。
12:50
奄美空港
山は本連れ
今回は『銀河鉄道の父』(門井慶喜)を持っていきました。時間もたくさんあるだろうと思って、手許にある文庫で一番長い本にしたのですが、飛行機の時間はそんなに長くなく、観光してばかりで思ったほど時間はなかったです。作品は、タイトル通り、宮沢賢治の一生を父親目線で描いた伝記小説。この親にしてこの子ありというか、この親でなければこの子はなかったであろうと思わされる。今の時代だからこそ考えたい親子像と言えそうです。
 
 
 
 
山 域
八溝山
日 程
2026年3月1日(日)、日帰り
メンバー
単独
天 候
快晴
コメント
茨城県の北西部、福島県と栃木県の県境近くにある八溝山。山頂まで車道が通っているのですが、さすがにそれでは面白くない。ということで、蛇穴バス停から向かいます。
という経過撃ったんですが、またまた大失敗です。土曜日に常陸大子駅前のゲストハウスに泊ってノンビリ過ごし、朝一のバスで行くはずだったのですが、ナント、バスは日曜日運休でした。常陸大子駅で待てど暮らせどバスが来ない。よくよく調べて気付いた次第ですが、諦めて帰るのも癪ですし、お金はもったいないけれどタクシーを使ってしまいました。
8:50 八溝山登山口
蛇穴バス停のすぐ先、大きな鳥居が八溝山登山口となります。そこからしばらく車道を登っていくと左手に旧登山道という小さな標識。本当はここで左に入らなければいけないのですが、事前にルートを頭に入れていなかったため、分岐に気付きながらそのまま素通り。しばらく登ってから気付いたのですが、今さら戻るのも・・・という段階だったので、少し遠回りになりましたが、車道を登りました。途中、距離が近くなった場所で旧登山道に降りたものの、そのまま進んでいたらまた車道に戻ってしまったりと、ちょっと道が分かり難いです。
10:00
日輪寺入口
日輪寺入口と書かれた箇所に出たので、ここから車道を離れ、右手の遊歩道へと入ります。しばらく登山道を下り、沢沿いに出た辺りで、水平から登りへと転じます。そこを少し登っていくと上の方に建物が見えてきます。これが日輪寺です。
10:20
日輪寺
いつ建て替えられたのか、日輪寺本堂は割と綺麗ですね。簡単にお参りを済ませると、右手の砂利を敷いて舗装した感じの道を登り、車道を横切ったら、また登山道に入ります。
この日は天気も良く、3月にしてはポカポカ陽気。そのせいもあって花粉が飛びまくり。仕方なくマスクをして登っていましたが、息苦しくなって外したりと、花粉の季節は山登りも大変です。足元に笹が生えた登山道をかき分けるように登ると、あっさりと山頂に着きました。
11:00
八溝山(~11:30)
山頂には、車道を登ってきた人のための駐車場、神社、そして、お城を模したような展望台があります。展望台に上がってみるとこれまた絶景。方向指示盤によると、右手の方から蔵王、安達太良、飯豊、那須、富士・・・。ん?元々方向音痴ですが、慣れない場所という事もありこの順番に違和感を覚えてしまいます。雪を被った峰々を見ていると飽きませんね。でも、ポカポカ陽気のはずが、やっぱり山頂は寒いです。標高と、風の影響で寒いです。
山頂にさほど人はいないのですが、車できた人、マウンテンバイクで上がってきた人、さまざまです。ここで軽くランチを済ませたら、下山にかかります。下りは道を変えて鉄水経由、つまり日輪寺を通らないコースです。途中にある八溝川湧水群というのが名水百選に選ばれているそうなのですが、この日は鉄水も金性水も涸れていました。他の方の記録を見ても、涸れていたという記載が多いので、最近はそうなのかもしれません。
12:00
日輪寺入口
日輪寺入口の少し手前で登山道から車道に合流。あとは行きと同じコースなのですが、今度こそ間違えないように旧登山道沿いに下ります。折角山に来たのだから、車道ばかり歩いていたのでは味気ないというものです。行きに通り過ぎてしまった分岐で車道に戻ったら、大鳥居の登山口はすぐそこです。
13:00
八溝山入口
お金がもったいないのですが、帰りもタクシーです。やむなし。ちなみに、この日、3月1日(土)は十二所神社の百段階段を使った「ひなまつり」で、町を上げてのイベントが開催されていました。結構な人出です。常陸大子駅周辺は「大子デパート」と名付けて、地元で全てが揃うレトロな街並み作りとしています。観光資源として残しているのか、町おこしなのか詳細は知りませんが、これはこれで楽しいです。
山は本連れ
今回持って行ったのは、米澤穂信さんの短編集『満願』。6編の短編が収録されていますが、どれも秀逸で、結末が予想を上回ってきます。ラストのインパクトもさることながら、文章の上手さといい、展開の上手さといい、さすがですね。特に、「万灯」や「関守」などは、ミステリーであると同時に、ある種ホラーとも言えそうです。山本周五郎賞を受賞したほか、「このミステリーがすごい!」など賞を総なめにしたのも頷ける1冊です。
 
 
 
 
山 域
嵩山
日 程
2026年2月15日(日)、日帰り
メンバー
単独
天 候
快晴
コメント
今回は、群馬県にある低山・嵩山です。「嵩(かさ)ばる」という字を書いて、「たけやま」と読むそうです。群馬ですが低山なので雪もなく、景色は抜群。簡単な岩場の登りも楽しめる山です。自宅から中之条駅までは始発でギリなので、高崎に泊ってゆっくりと向かいました。2週間前の釜伏山は大寒波だったというのに、今回はぽかぽかの小春日和です。
9:50 中之条駅
AIに聞いてバスで行こうと思っていたのですが、よく調べたら、駅から道の駅へ行くバスは廃線になっていました。あやうくAIに騙されるところでした。最近、バスの廃線多いですね。残念です。バスがないので、道の駅まで1時間ほど歩きます。最初、どこで間違えたのか1本左側の道を進んでしまい、ちょっと遠回りをしましたが、基本、舗装された車道沿いに少しずつ登っていくと道の駅に到着します。
10:50
道の駅 霊山たけやま
遠目では「どれが嵩山かな?」と思っていたのですが、結構目立つ山容。道の駅まで来ると、山頂付近にゴツゴツとした岩場が見えます。道の駅に寄るのは後回しにして早速登山道へと向かいます。周回コースになっているのですが、先に小天狗に行く表参道から登ります。
嵩山には三十三観音と言って、戦国時代に嵩山城が落城した際の死者を弔うために安置された観音様が随所にあります。三十三観音を巡る方もいらっしゃるそうです。土の登りやすい登山道を登っていくと、早速、一番の観音像が現れます。全部寄っていたら大変なので、近い所だけ立ち寄って行こうと思います。途中見晴台にも寄りつつ登り、あずまやのある広場を左へと折れて少し進むと、小天狗に到着します。
11:30
小天狗(~11:40)
小天狗からの景色は絶景です。手前の電線群は御愛敬として、雪を被った山々が素敵です。残念ながら私には山座同定できませんが・・・。
少し休憩したら早速次へ。先ほどの広場まで戻ったら中天狗へと向かいますが、その手前に十一番以降の観音様と胎内めぐりがあるとのことで、まずはそちらに立ち寄ります。前回の釜伏山でも姥宮神社に胎内めぐりがありましたが、やはり命の尊さ・神秘に対する敬意・崇拝なんでしょうね。大きな岩の隙間を通ると、穴倉のような急な下り坂になっており、その中に十一番から十三番までの観音像が安置されていました。ここで拝んでから、元の道に戻りました。
あまり景色のよくない中天狗を過ぎ、石像が多数並んだ本丸跡を通過したら、いよいよ大天狗への岩場です。この岩場、適度な長さで、かつ急過ぎず、ちゃんとホールドもあって、鎖も付けられていますが、鎖なしで登ると良い感じに楽しいです。
12:05
大天狗(~12:15)
大天狗からの景色を堪能したら、早々に下山にかかります。下りに岩場を通る場合は鎖を使った方が安心かもしれませんが、岩場の横を通ることもできるので、不安な方はこちらもありです。岩場を降りたところで周回コースに戻ります。
あとは下るだけなのですが、途中、断崖が見える場所が通行止めになっていました。二十一番から二十五番の観音様のいらっしゃる場所だと思うのですが、岩場が崩落して危険なのでしょう。最後に崖の途中にある十九番にお参りして道の駅に下山しました。
12:50
道の駅 霊山たけやま(~13:05)
道の駅にも色々あって、大繁盛して人が押し寄せるような場所もありますが、ここは地元の農産物などを中心とした静かな道の駅。とはいえ、こういう場所がなくなってしまうと困るので、ささやかながらお土産を買って帰りました。
あとは来た道を戻るだけです。道すがら正面に特徴的な山々のつらなりが見えます。方角的には榛名山でしょうか。行きと帰りで見える景色が違う(当たり前!)のは楽しいですね。
13:50
中之条駅
山は本連れ
今回は、西條奈加さんの『心淋し川』です。なぜか西加奈子さんと勘違いして読み始めて、途中で気付きました(><)。心と書いて「うら」と読む。日本語って風流ですねぇ。それはさておき、物語は江戸時代の長屋に住む、恵まれているとは言い難い町人の生活、生き様を描いているのですが、「幸せの形って何だろう」と考えさせられました。他人と比べると不幸に見えるかもしれない。自分の思い通りにいかないかもしれない。でも、そこにこそ、本当の幸せがあるのかもしれません。でも、「冬虫夏草」みたいな形は、ちょっとぞっとします。連作短編集で、書き過ぎない妙がありますが、最終話で回収する辺りもうまいです。
 
 
 
 
山 域
釜伏山
日 程
2026年1月31日(土)、日帰り
メンバー
単独
天 候
快晴
コメント
日本列島は未曽有の寒波に襲われ、北海道・青森や日本海側は大雪。一方、関東近郊など太平洋側は乾燥で山火事なども頻発。困ったものです。そんな寒さの中、雪中歩行する元気もなく、天気の良さを頼りに、簡単で眺めの良さそうな山へ。
9:50 波久礼駅
波久礼駅まで家から3時間ほど。電車に乗っている時間も楽しく過ぎていきます。波久礼駅は無人駅。降りたのは自分を入れて2人だけでした。でも、駅前の道路は結構な車が走っており、観光地としては色々な魅力があるようです。日本水(やまとみず、名水百選)、みかん産地の日本北限・・・。そんな町を抜け、荒川を越えて、風の道入口に到着です。
10:00
風の道入口
「風の道」とは別に風が強いとか、風の通り道などという意味ではないようです。地元の地区名・風布(ふうっぷ)にちなんで付けられたようです。風布川沿いに車道も走っていますが、自然を楽しめるように「風の道」が設けられており、せせらぎを聞きながら歩くことができます。
10:40
姥宮神社
駅から1時間ほどで姥宮神社に到着。「うばみや」ではなく、「とめみや」と読むそうです。この神社の不思議な所は、狛犬ではなく狛蛙になっている所。蛙は縁起物ということもあり、所々の神社で、狛犬の代わりに狛蛙になっているようです。
日本の里・風布館という風布名物のうどんを食べられる施設を横目に車道沿いを登っていき、日本水取水場に向かう車道を右手に見送り、左手に折れる林道へと入ります。ここからが登山道と言っていいでしょう。
11:10
林道分岐
しばらくは、車の轍の残る林道を歩き、次第にいわゆる登山道になります。林立する木々の向こうに岩壁が見えたら、一気に岩を攀じるような急登となります。これが蛇紋岩なのでしょう、層になった岩を時々掴みながら高度を上げていきます。場所によってはロープや鎖が張ってありますが、そこまで危なくはないです。
途中、山頂少し下に、日本水源泉への分岐がありますが、ここは崩落の危険があるということでかなり前から立入禁止になっており、しっかりとした「禁止」の案内板とロープがあります。さらに登ること10分ほどで山頂に到着します。
12:00
釜伏山(~12:10)
山頂には祠があり、両側に狛狼が控えています。蛙の次は狼です。その向こう、木々の先に雪を被った浅間山も見えています。ゆっくりご飯でも食べたい所ですが、もともと気温が低い上に烈風が通り抜けており、寒くてじっとしていられません。写真撮影もそこそこに山頂をあとにしました。山頂から釜伏神社まではわずか10分程度です。
12:20
釜伏神社(~12:20)
釜伏神社の狛犬も狛狼です。山頂の祠は、釜伏神社の奥の院に当たるようです。釜伏神社は結構立派で、そこら中に狛狼が控えています。
ここからの帰路は実は車道を歩いて下山できます。左手に見える街並み越しの浅間山を眺めながら下ること10数分、塞神峠で右に曲がり、下りのペースを加速させていくと、車が5,6台停まっていました。ここが日本水の取水場、水飲み場ですね。
12:50
日本水取水場
皆さんペットボトルを持ってきて、一生懸命詰めています。一番の強者は、2リットルボトルが6本入る箱を10箱以上もハイエースに積んでいました。お店でもやられているのでしょうか。
さらに下っていくと午前中11時過ぎの分岐点にぶつかりました。ここからは、行きに登って来た道を戻るだけです。
14:10
波久礼駅
思ったよりも早く波久礼駅に到着。もう少し遠回りしても良かったかも・・・。晴れ晴れの天気で、寒かったものの気持ちの良い山行でした。
山は本連れ
今回持って行ったのは、本屋対象を受賞した、町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」。なんと言ったら良いのでしょうか、とても温かいのに、読んでいて哀しく切なくなります。自分の身近に近い境遇の人がいるわけでもないのに、なぜか自分事として共感し、主人公やその周囲の人たちを応援し、一緒になって何とかしたいと思ってしまいます。願わくば、優しい社会でありますように・・・。
 
 
 
 
山 域
群馬・鍋割山
日 程
2026年1月10日(土)、日帰り
メンバー
単独
天 候
快晴
コメント
「鍋割山」と言えば自分的には丹沢ですが、今回は群馬県にある方の鍋割山。日帰りでも行けるのですが、折角なので高崎で久しぶりにご当地ファミレス・シャンゴさんに寄って、名物メニュー「シャンゴ風」を堪能。その日は前橋駅前に前泊して、ゆっくりと出発です。
9:40 箕輪バス停
前橋駅から1時間弱バスに揺られて箕輪バス停で下車。赤城山麓まで行くバスは、大半が赤城山に行く登山者と見え、箕輪で降りたのは自分だけでした。ただ、すぐ近くに姫百合駐車場があり、マイカーで来て登る人の方が多いようです。
駐車場は薄っすらと雪化粧。登山道も軽く雪を被っていましたが、土と枯れ葉のお陰で歩きやすいです。朝10時前だというのに、もう上から降りてくる人もいます。意外と人は入っているようですね。割合と緩めで、ウォーミングアップにちょうど良い登山道を登ること40分。荒山高原に到着です。
10:20
荒山高原
高原からは鍋割山方面(たぶん見えているのは火起山)と荒山が両側に見えます。ここから鍋割山を目指すのですが、この道はいわゆるプロムナードでした。道は緩いアップダウンで景色は抜群。左手には群馬県南部の街並み(方角的には桐生や足利でしょうか)。右手は木に遮られているものの、時折、武尊から苗場、四阿山など群馬県北部から新潟県南部の雪を被った山々が見渡せます。特に、火起山前後の両側の景色が見渡せる辺りは気持ちが良いです。ノンビリ景色を堪能しているうちに、自然と鍋割山に着いてしまいます。
10:50
鍋割山(~11:00)
鍋割山からは群馬の街並みが見事に開けており、快晴の天気と相俟って清々しいばかりです。右手奥には、浅間山が白い頭を覗かせています。ここでしばし景色を眺めて小休止。山頂には、自分と外国人の方お一人だけ。静かです。
箕輪バス停を出る帰りのバスは14時1分発。荒山まで行くとコースタイム的に厳しくなるのでどうするか迷っていたのですが、麓から鍋割山までの時間が思ったよりも短かったので、荒山にも立ち寄ることにします。そのため、山頂滞在も短めにして次に向かいます。
11:25
荒山高原
鍋割山から荒山高原までプロムナードを戻ってくると、後から外国人さんが追い付いて来られました。自分が荒山まで行くという話をすると、一緒に行って良いか、とのこと。別に止める話でもないので、荒山へ向かうことに。すると、外国人さんはなかなかの健脚で、ズンズンと先へ進んでいかれます。追いかける必要もないので、自分は自分のペースで歩きます。方角の問題だと思うのですが、鍋割山への道は雪が融けていたのですが、荒山への道は時々雪が残っていたり、凍結気味の箇所もあるようです。
12:10
荒山(~12:20)
荒山山頂から赤城山が見えるのではないかと期待していたのですが、地蔵岳が邪魔をして黒檜岳が見えません。残念。鍋割山よりも荒山の方が200m以上も高いのに訪れる人が少ないのはそうしたことが理由なのでしょう。
荒山からバス停までは、ずっと外国人さんと連れ立って、一緒に歩いて下山しました。聞けば、見た目はどう見ても外国人で、実際、母親がトルコの方のハーフだそうですが、本人は日本生まれ日本育ちだそう。実家は愛知で、派遣で色々な仕事をされているそうですが、関東の山にも登りたくて、今は山梨県に住んでいるとのこと。特殊な出会いでしたが、たまには他の方と一緒に山を歩くのも楽しいですね。
13:40
箕輪バス停
思っていたよりも早くバス停に到着。時間があったので、誰もいないことを幸いに、ここで着替えを済ませて帰りました。季節の関係もありますが、手軽で良い山ですね。
山は本連れ
今回持って行った本は「この本を盗む者は」(深緑野分)です。積読していた本がいつの間にかアニメ化されたと知って急いで読んでみた次第。ただ、残念ながら自分には合わなかったようです。寓話のような、幻想小説のような感じなのですが、「第一話 魔術的現実主義の旗に追われる」を読んだ段階で、第二話を読もうという食指が動きませんでした。好みの問題ということでお許し下さい。