なんとな~く山日記
(2016年)
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根が不精なので、簡単なコメントだけつけてみました。ちゃらんぽらんでスイマセン。


【2016年】
月 日
山 域
日 程
形 態
メンバー等
備 考
5/21 中津川・中ノ沢 日帰り 日帰り 単独 あらら、トホホな山行です
4/28~5/1 式根島・唐人津城 夜行2泊 日帰り 単独 式根島はなんか良い雰囲気
新島・宮塚山 日帰り 単独 山頂近くまで車道があります
4/16 北秋川・シンナソー 日帰り 日帰り 単独 水は冷たいけど気持ちいい
3/25~26 北八・縞枯山 1泊2日 山小屋泊 単独 急遽決めた行き先ですが・・・
3/5 鍋割山 日帰り 日帰り 単独 ここに来たら鍋焼きうどんです
 
 
 
 
山 域
中津川中ノ沢
日 程
2016年5月21日(土)、日帰り
メンバー
単独行
天 候
晴れ
コメント
 この間抜けっぷりを、どう表現したら良いのでしょう。まぁ、どうにもこうにも、正直に書くしかないのですが、かなり恥ずかしい事態です。
当初予定していた行先は、中津川杉ノ沢でした。小田急線新松田駅から富士急行バスに乗り、寄(ヤドリギ)バス停へ。そこから30分ほど歩き、ミロク山荘の横を通って沢に降ります。
10:25
入渓点
ミロク山荘を左目に見ながら、入渓の身支度。さて出発、と思って遡行図を出して見ると、どこをどう間違えたのか、セドノ沢の遡行図が。「え!?」と一瞬固まりました。ガイドブックの1ページ隣をコピーしてしまったみたいです。さて、どうしよう。一応悩んだのですが、そんなに難しい沢ではないし、遡行図のイメージは頭の中に入れてきたし、山と高原地図の「丹沢」は持ってきたし、一応ガーミンのGPSも持ってるし・・・。ということで、そのまま突入することにしました。
沢に沿って遡ると、すぐに正面に堰堤が現れ、沢は左へと遡っている。あー、ここが中ノ沢から杉ノ沢へと入るポイントだな、と思って左へ。1つめの堰堤を左から超える。堰堤の上は広々とした川原で気持ちいい。しばらく歩くと堰堤②が登場。ここも左から。この堰堤には、かなり朽ち果てた階段と手すりが付いている。さらにしばらく歩き、3つ目の堰堤に。ここは直前の急な崖を左から登ったが、実はもう少し手前から登れば、ゆっくり巻くことができたようだ。
11:00
堰堤③
10分間隔くらいで堰堤が現れ、その都度、左から巻いていく。巻き道はかなりグズグズの砂利、あるいは土といったところだが、堰堤直下は、場所によっては取手が付いていたりして、さほど難しくない。5つ目の堰堤を越え、またまた広い川原に出たところで、立派な赤い橋の下をくぐる。
11:20
林道下
林道をくぐる時、一瞬変だな、とは思った。が、途中間違えるような枝沢もなかったので、そのまま直進。さらに堰堤、二段堰堤、小さめの堰堤と3つ越えたところで、ようやく自然の滝が登場。とここで改めて「あれ?」。写真で見た滝と全然違う。ここで初めて、地図とGPSを比較。「・・・・・」。杉ノ沢だったら、どう考えても林道の下をくぐるはずがない。地図と照らし合わせた結果、現在地は中ノ沢と確認。
11:45
点引き返しポイント
そのまま進むと、下山までが大変そうなので、滝を前に引き返すことに決定。堰堤の横を逆に下ってゆくと、ほどなく林道下に到着。
12:00
林道下 再び
林道下の川原で、しばらく休憩しながら食事。今回はだ失敗でした。
山は本連れ
今回は、岩井俊二さんの「ラブレター」。言わずと知れた、本作の映画監督自身による原作です。なぜこの作品を読んだかというと、山岳小説ではないものの、主人公が雪山で遭難死したという設定を、何かで読んで知っていたからです。不思議な味わいのある作品ですが、どうしても引っかかるのは、解説で脚本家の北川悦吏子さんが指摘している点。素敵な恋愛小説のようで、結構残酷です。
 
 
 
 
山 域
式根島・唐人津城
日 程
2016年4月30日(土)、日帰り
メンバー
単独行
天 候
晴れ
コメント
 新島から、朝8時の連絡船にしきで式根島に移動。移動はたったの10分。すぐに大浦キャンプ場へ。新島羽伏浦公園キャンプ場に比べるとかなり狭いが、目の前の景色が綺麗なのでまぁよしとしよう。テントを設営したら、サブザックで出発地点の大浦海岸へ。
9:00
大浦海岸 発
大浦海岸から少し車道を歩くと、中ノ浦海岸・神引展望台方面の小さな看板から、ハイキングコースに入る。やっぱり土の方が歩きやすい。式根島は全周12km程度の小さな島だが、その西側1/5ほどは車道が通っていない。ここがハイキングコースのメインとなる。式根島は南国ではないが、森の雰囲気は多少南国風だ。
9:30
神引展望台
30分ほどで神引展望台着。ここからはコバルトブルーの美しい神引湾、ギザギザした式根島の海岸線、その向こうに新島と利島が見渡せる。
展望台から唐人津城に向かおうとして道を間違えた。そのまま海岸沿いの崖の上にハイキングコースが続いているのかと思ったら、一旦、車道の西端に降りて、すぐに別の林道に入るのが正解。ちゃんと地図を見なきゃです。
式根島は最高標高109mなので、多少登るとはいえ、たいしたアップダウンはない。海岸沿いのハイキングコースを歩いていくと、ほどなく唐人津城に着く。
10:05
唐人津城(~10:30)
唐人津城に到着すると、突然、火山のような砂漠のような景色になる。この辺は、ちょっと神津島天上山と似ているかもしれない。唐人津城が式根島の最高地点だそうだが、3カ所ほど高い地点があったので、一応3つすべて登っておきました。
唐人津城を後にして、隈ノ井、御釜湾第一展望台、第二展望台を歩き、その都度美しい風景を眺める。式根島、なんだか雰囲気が素敵です。
11:20
御釜遊歩道終点
わずか2時間半ほどで島を半周。そこからさらに地鉈温泉、足付温泉と巡る。地鉈温泉は湯音が高すぎて足しか入れませんでしたが、なかなか豪快な温泉です。
 
 
 
 
山 域
新島・宮塚山
日 程
2016年4月29日(金)、日帰り
メンバー
単独行
天 候
曇り
コメント
 久しぶりの0m登山です。今回は、GW前半の3連休を使って、伊豆諸島の新島と式根島です。木曜日の夜23時に竹芝桟橋を出発し、翌朝7時40分に新島港へ。そこから約1時間歩いて、羽伏浦公園キャンプ場に到着。テント設営後に、キャンプ場からほど近い羽伏浦海岸に移動。海抜0m地点が出発地となる。
9:45
羽伏浦海岸
羽伏浦海岸は、新島の観光名所のひとつ。石英だか雲母だかよく知りませんが、キラキラして白い砂が美しい。が、この日は生憎の曇天。今ひとつ海岸線も映えない。
海岸を出発し、1本道を歩く。この辺はまだ傾斜はほとんどない。細い道を進み、小さく「宮塚入口交差点」と書かれたT字路を右折する。
10:00
宮塚山登山口
T字路を右折すると、車道ではあるがそれなりの登りとなる。この坂道は、「富士見峠遊歩道コース」というらしい。恐らく、平成新島トンネルができてからは、この道を使う人は多くないだろう。道の両側は森のようになっており展望はない。所々に鹿駆除のために罠を仕掛けてある旨が表示されている。
10:35
富士見峠
富士見峠で初めて展望が開ける。新島港の右に地内島、港の先に式根島、さらにその向こうに神津島が見える。天気が良ければ、もっと素晴らしい景色なのだろう。
小休止後、さらに車道を登っていく。30分ほど登ったところ、山頂の電波塔のすぐ近くまで来たところで、T字路を左に折れる。そこから5分強でようやく砂地に出て、少しだけ登ったところが山頂となる。。
11:12
宮塚山山頂(~11:20)
山頂からの景色は、当然ながら富士見峠よりもさらに絶景。しかも、反対側に目を向ければ、利島も見える。島の眺め、いいですねぇ。
帰りは来た道を戻る。コンクリートの車道なので、無駄に足が疲れる。
12:20
宮塚山登山口
登山口到着で登山を終了。まぁ、登山と言っても、車道を歩いただけでしたが・・・。この後、新島博物館など観光を楽しみました。
ちなみに、宿泊は羽伏浦公園キャンプ場。山小屋のテン場というよりも、普通のキャンプ場に近く、炊事場、トイレはもちろん電源も取れかなり便利な上に無料。泊まっている人は外国人観光客とサーファーが大変なので、夜が遅いのが難点。自分は、この日キャンプ場に泊まり、翌朝一番の連絡船にしきで、式根島へと渡りました。
山は本連れ
夜行2泊なので分厚い本ということで、有川浩さんの「空飛ぶ広報室」を持っていきました。図書館戦争や三匹のおっさんなどで人気の作家さんです。航空自衛隊広報室を舞台にした企業小説という体。なんか聞いたことのあるタイトルと思って買ったのですが、ドラマ化されていたことを解説を読んで知りました。それはともかく、知らない世界だったので面白かったです。極たまに、文章が引っかかってしまったのですが・・・。

 
 
 
山 域
北秋川・シンナソー
日 程
2016年4月16日(土)、日帰り
メンバー
単独行
天 候
晴れ
コメント
 どこか近場で、手軽に楽しめる場所、と思って検討した結果、少し早いのですが、沢登りにしました。とはいえ、私のスキルと単独行で行ける場所は限られており、初級の沢シンナソーにしました。水量は少なくて滝自体はショボいのですが、連続する小滝は楽しく、適度なスリルが味わえました。
11:00
藤倉バス停
武蔵五日市の駅からバスで50分ほど、終点の藤倉バス停で下車。ここで早くもミスをした。バスを降りてまっすぐ進み、ガイドブック通りに廃屋から川原へと降りた。踏み後もあったので間違いないと思ったのだが、実はバスを降りたらちょっとだけ戻り、四辻を曲がらなければいけなかったのだ。一旦バス停まで戻り、四辻を(バス停からだと右へ)曲がると、すぐに廃屋発見。だいぶ遠回りをして、ようやく入渓。
11:30
入渓俣
穏やかな北秋川を少し遡ると、すぐに右岸から小さな滝が注いでいた。念のためネットでシンナソー出合の写真を確認すると、この小さな滝がシンナソーだった。
沢に入ると、水量は少ないながらもいきなり小滝が連続する。久しぶりの沢登りということもあり、なんだか楽しい。所々、倒木があり、シーズン初めのせいか、あちこちにクモの巣が張っている。小滝をいくつか越えたところで、10m滝に到達。
11:55
3段10m滝
ここはちょっと直登できなさそう。左右を見渡し、何となく踏みあとがあるように見えた左側に取ついた。ところが、グズグズの砂礫の上に、枯れた葉・土が乗っており、登りにくいことこの上ない。仕方なく水流沿いに登ってみたが、中断がヌルヌルしている。ちょっと無理すればいけそうな気もしたが、単独なので無理は禁物。左から登れなかったら撤退か・・・と思ったが、なんとか巻くことができた。久しぶりにちょっとアドレナリンが出た。ここを越えるだけで、15分以上かかってしまった。
10m滝の後、しばらく伏流水となる。そのまま進むとまた水が出てきた。適度に登りやすい滝が連続して楽しい。10m滝から30分も経たないうちに、ひょろっとした細い滝が登場。ショボいが、高さ的にはこれが核心の15m滝だろう。
12:40
3段15m滝
15m滝も直登できるようだが、1人では何かあった時に対応できないので、右から高巻くことに。とにかく落ちないように、滑らないように慎重に登る。
15m滝を越えたあと、小滝を何本か登ると、水量がますます減っていく。二俣に着く頃には、既にチョロチョロ状態になっていた。
13:10
二俣
二俣を左へ。少し登った所で再び二俣。ここも左を選ぶと、3つ目の二俣。ここまで来るとほぼ枯れ沢。最後も左へ進み、グズグズの急登を登る。ゆっくりしていると、足元が崩れていくので、多少強引に登っていくと、ほどなく登山道に。ちょうど標識のある場所に出た。
13:30
登山道(~13:50)
小休止後、下山にかかる。登山道とはいえ、あまり使われていない道のようだ。滑りそうになりながら、急な道を下っていく。途中道がわからなくなり、お守りのGPSで確認しながら進むと、突然階段が現れた。こんな場所に階段を作ったんだ・・・と思いながら降りていくと、車道にぶつかる所に「立入禁止」の看板。あらら?まぁ、仕方なしとしましょう。
14:35
藤倉バス停
4月の沢は、まだ少し水が冷たかったけれど、適度な緊張感を楽しむことができました。私のレベルでは、この辺が手頃です。とはいえ、単独の沢は辛いなぁというのが、正直なところです。年齢的にもシンドイかなぁ。
山は本連れ
今回は「古書街キネマの案内人」(大泉貴)です。タイトルだけで選びました。これって、今の流行りのスタイルなんでしょうか。特定のジャンルにテーマを絞り、平凡な青年主人公がワトソン役、彼の憧れる聡明で美しいマニアックな女性がホームズ役となり、身近な謎を解き明かしていくライトミステリー。本書は映画の蘊蓄がいっぱい。なかなか面白かったです。

 
 
 
山 域
北八・縞枯山
日 程
2016年3月25日(金)~26日(土)、1泊2日
メンバー
単独行
天 候
晴れ時々曇り
コメント
今回の目的は、北八ヶ岳での雪山散策。渋ノ湯から登って黒百合ヒュッテに泊まり、中山峠を経て稲子湯へと下りてくる、というのが当初の予定。が、結果的には想定とは違う場所に行くことになってしまいました。顚末はこんな感じ。
朝、地元の駅まで行くと、なぜか黒山の人だかりが。近づいてみると・・・、人身事故で電車が大幅に遅れているという。しばらくホームで待ってきたが、なかなか電車が来ない。待つこと20分、まだ来ない。しばらくしてようやく来た電車にとりあえず乗り込んだものの、逆算すると茅野駅を出る1日3本しかない渋ノ湯行きのバスに間に合わない。う~ん・・・、さてどうしよう。電車に乗りながら、別の行き先を検討。手元には八ヶ岳の地図しかない。ということで、いろいろ考えた結果、以前行ったこともあり、比較的お手軽コースということで、縞枯山&雨池にしました。
13:00
八ヶ岳ロープウェイバス停
約1時間遅れで茅野駅到着。バスまでの時間、駅構内で信州蕎麦を食べ、読書をして過ごす。そこから1時間ほどバスに乗って、ロープウェイ乗り場に到着。ここ、いいよねぇ。
13:30
八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
山頂駅に到着すると、いきなり雪だらけ。やはりまだ3月ですね。いざ、雪山へ。
13:43縞枯山荘前を通過し、縞枯山への登りにかかる。途中から思ったよりも傾斜が急でアイゼンを出そうかと思ったが、エッジを利かせてなんとか登る。14:10縞枯山頂上到着。ここからでも南の八ヶ岳連峰が見えるが、展望台の方がもっと良いらしいのでそのまま歩くと、10分ほどで展望台に到着。
14:20
縞枯山展望台(~14:30)
文字通り、絶好の八ヶ岳の展望台。ちょうど良い岩があって、雪も付いていないので、しばらく岩に腰掛けて八ヶ岳を眺める。今年は雪が少ないと聞いていたが、ここから見る八ヶ岳も、上の方にしか雪がついていない。
帰りは来た道を戻るだけ。滑り気味に下りていく。。
15:05
縞枯山荘
本日の宿泊場所は、三角屋根が印象的な縞枯山。太陽光&風力発電のみの淡い電気と、マメ炭の炬燵が独特の雰囲気を醸し出している。炬燵に入り、ビールを飲みながら本を読む。至福の時間だ。
―――(縞枯山荘泊)―――
6:45
縞枯山荘 発
4時40分頃起床。後で聞いた所では、この日の気温はマイナス10度くらいだったそうだが、さすが山小屋、テントと違って暖かく、熟睡してしまった。質素ながらも美味しい朝食を頂く。外はガスっていて真っ白。風も強いようだ。ガス視界が利かないなか出発。
ところが、日が出る頃に急にガスが取れ、晴れ間が覗いてきた。縞枯山荘から雨池までの道は、以前にも通った道だが、古い足跡の上を雪が覆っている。代わりに小動物の足跡がクッキリと残っていて可愛らしい。記憶を辿りながら雨池を目指す。
7:25
雨池(~8:25)
澄み切った青い空。キンキンに凍った湖面に積もった白い雪。見渡す限り誰もいない。自分ただ一人。雪の結晶が陽光に煌いている。ぼーっと眺めていたり、湖面を歩き回ったりしながら、雨池との時間を堪能する。なんだか気持ちいい。
1時間ほどノンビリしてから出発。帰りは登りとなるが、今回はそんなに歩いていないので、難なくクリア。9時15分に縞枯山荘前を通過し、そのままロープウェイ山頂駅へ向かう。
9:30
八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
ロープウェイを下りてから、2時間ほど休憩。美味しいパンを食べ、八ヶ岳遠景を眺めながら、本を読む。こんな時間が、たまりません。
山は本連れ
今回は「私に似合うホテル」(柚木麻子)。一流小説家としての成功を夢見る野心家の作家・中島加代子。どんな手を使ってでものし上がろうとする彼女のハチャメチャな言動を通じて、文壇の実態をコミカルかつ辛辣に、そして哀愁たっぷりに描く痛快な作品。短編連作集のスタイルとなっているが、彼女が成功を掴みかける3作目辺りまでが特に面白い。本屋でタイトルだけ見て買った作品ですが(時々、こういう買い方をします)、大当たりでした。たぶん、本作は力を抜いて書いている部分が多々ある気がするので、他の作品も読んでみたくなりました。

 
 
 
山 域
鍋割山
日 程
2016年3月5日(土)、日帰り
メンバー
単独行
天 候
曇り
コメント
 2年ぶりの鍋割山です。なぜだか時々、ここの鍋焼きうどんを食べたくなってしまうんです。さすがに3回目なので、登山道の感覚はわかってます。
9:04
大倉バス停
前回と同じバスで大倉へ。今回の目的の一つが、新しく買った冬用登山靴を試すこと。結果的に雪は全くなかったものの、靴のフィット感は抜群でした。今までの重い冬靴に比べて軽いのもグッド。ドロミテの靴です。
大倉から車道、林道を通って緩やかな登りへ。途中、山桜(?)のような花が咲いていた。暖かく気持ちの良い季節だが、花粉が辛い。
10:10
二俣(~10:15)
二股で小休止。そこから次第に本格的な登山道に。それでも後沢乗越までの道のりはさほど急でもないので割りと楽。後沢乗越はノンストップで通過。
10:55
後沢乗越
大変なのは乗越からですね。登っては少し緩やかになり、登っては緩やかになりを何回か繰り返す。今回もここはちょっとシンドかった。この疲労感が鍋焼きうどんをおいしくするんですね。途中1度休憩を挟んで登る。荷が軽いので楽だが、身体がきつくなって来た頃にやっと山頂に到達した。
11:50
鍋割山・鍋割山荘
山頂にはそんなに人が多くない。取り急ぎ山荘に入って鍋焼きうどんをお願いすると、中で5分強待っただけで出来上がってきた。早い時は早いんだなぁ。
鍋を外に持って出て、地べたに座って食べる。生憎の霧で景色は何も見えないが、やはり鍋焼きうどんはおいしい。しばらく山頂で惚けてから下山。
12:35
鍋割山 発
最近は登りより下りが辛いです。今回は思ったより登山者が少なかったので、すれ違いの面倒臭さがなかったのは助かりました。下山も意外と長いなぁ。
13:20
後沢乗越
ここまで来れば一安心。でも、二股から大倉までも長かった・・・。
15:00
大倉バス停
大倉に到着したら登山者が大勢いた。塔ノ岳にでも行っていたのだろうか。いつもの美味しいソフトクリームを食べながら、バスを1本見送ってから帰宅しました。
山は本連れ
今回は東野圭吾さんの「禁断の魔術」。東野さんの作品は、文庫になったものはほぼ全部読んでます。だって、面白いんですよ。この人はホント天才ですね。本作はガリレオシリーズの一作。ホロッとさせられます。