なんとな〜く山日記
(2006〜2008年)
 by 「ヴァーチャル クライマー」GAMO
根が不精なので、簡単なコメントだけつけてみました。ちゃらんぽらんでスイマセン。

 
【2006〜2008年】
月 日
山 域
日 程
形 態
メンバー等
備 考
08/10/17〜19
神津島・天上山夜行1泊野宿単独愛用テント破損(;;)
08/9/8〜10
笠ヶ岳2泊3日テント泊単独バテバテ、デロデロ
07/9/18
高尾山日帰り日帰りNさんサワガニ、サワガニ・・・
06/10/21〜22
美ヶ原・車山1泊2日車中泊単独お散歩です

 
 
 
山 域
神津島・天上山
日 程
2008年10月17(金)〜19日(日)、夜行1泊
メンバー
単独行
天 候
晴れのち曇り
コメント
前々から目を付けていた天上山。島の山。ちょっと悲惨なアクシデントもありましたが、なんか不思議と楽しかったです。予想していた通り楽しかった島の山。病み付きになりそうです。
23:40
横浜港大桟橋
夜の関内駅から歩いて横浜港へ。考えてみたら、横浜を港として使ったのは初めてだ。
大桟橋でビールを飲みながら待つこと30分。予想以上に大きかったかめりあ丸に乗り込み、2等船室の和室タイプへ。人によっては雑魚寝がダメかもしれないが、夏場の山小屋に比べれば、一人で1畳ほどのスペースをもらえるかめりあ丸は、かなり快適だ。
船内には、ビールはもちろんのこと、おつまみやカップヌードル、アイスなども売っている。昼間だったら甲板でビールでも飲むところだが、明日に備えて寝ることにする。
―――(東海汽船かめりあ丸泊)―――

5時半に明かりが点き、館内放送で起こされた。オイオイ!と思ったら、大島に着くらしい。
2度寝のできない私は、仕方なく甲板に出て、利島,新島,式根島と島々を眺めて過ごした。オンボロかめりあ丸は結構頑張るなぁ。
10:15
神津島港
山の一部が白茶けた天上山を見ながら、神津島に到着。実に10時間半に及ぶ船旅だが、ノンビリ過ごすのは好きなので、あっという間だった。
とりあえず沢尻キャンプ場に荷物を置こうと歩き始める。島内はほとんど人が歩いておらず寂しい感じ。そのまま誰にも会うことなく沢尻キャンプ場がある辺りまで来たら、閉鎖されたリゾートホテルがあって一層哀愁を誘う。しばらく辺りを歩いたが沢尻キャンプ場がどこだかわからなかったため、幽霊ホテルの庭?のような場所に不要な荷物をデポして、山へ向かうことにした。
11:25
神津島港 再び
再び神津島港へ。折角、島の山へ登るのだから、海抜0メートルから始めないと面白くない。ということで、改めて港から登山開始。
さびれた観光地みたいな町並みを抜け、舗装された道路を歩いて行くと、30分ほどで登山口に到着。振り返ると神津島の小さな街並みと海が見える。
11:55
黒島登山口(〜12:05)
シダのような植物が生い茂る登山道を登り始める。高木はほとんどない。
前回バテバテだった自分としては、少しこわごわという面もあったが、標高差がたいしたことないのと、荷物が軽かったこともあって、あっという間に10合目まで到達してしまった。
12:40
黒島側10合目
10合目は、標高500m未満。ほんの少し登っただけなのに、山の雰囲気は高山の様相。噂に違わぬ不思議な山だ。残念ながら千代池は枯れていたため素通り。
ここからはアップダウンも少なく、気持ちのよいプロムナードだ。
13:10
裏砂漠
プロムナードをしばらく歩いていて、ホントに砂漠なんてあるのかなぁと思っていたら、突然現れたのが裏砂漠。そこには「NHK小さな旅」の看板。TVでも紹介されたらしい。まぁ、砂漠というにはあまりに小規模だけど、確かに奇異な景観。神津島、不思議な島である。
13:15
三宅島展望台(〜13:30)
裏砂漠を抜けてすぐの場所が三宅島展望台。白い波しぶきを浴びる島々。三宅島はどれだろう?なかなかの景色だ。この頃から天候が怪しくなってきた。風も強い。
14:05
天上山(〜14:20)
表砂漠を経由し、ほんの少し登ったところが、天上山の最高地点。ある意味、いとも簡単に到達してしまった。体力的にはしんどくなかったものの、特異な山容はなんともいえず楽しい。小さな島にある山がこんなに大きいことがとても不思議だ。
山頂を降り白鳥側の登山道へと向かう。白鳥側は道が舗装されていて楽チン。もっとも登りにこの道だったら、なんだか登山の雰囲気が出なくて今一だったろうと思う。
15:20
白鳥側登山口
白鳥登山口から30分ほどで神津島港。
登山中に会った人は1組の夫婦のみ。下山してからもほとんど人に会わない。神津島は人口2,400人。ナルホド、こんなものなのか・・・。
15:55
神津島港
無事今日の日程を終え、リュックをデポした幽霊ホテルへと向かった。下山後は温泉保養センターへ直行する予定だったが、キャンプ場がわからないままでは困ってしまうので、まずはキャンプ場探しから。しばらく付近をうろついたが、それらしい場所もない。近くの老人ホームに聞こうにも、人影が全くない。さてどうしよう・・・と思ったら、海岸沿いにあった立て看板が目に入った。もしかして・・・と思って近づいて見たら、「沢尻キャンプ場」と書いてあった。う〜む・・・。
道路沿い、海岸沿いにあるので横幅はそれなりにあるものの、縦はせいぜい5〜10mくらい。公園というのも憚られる程度の小さな緑地だ。まさかこれがキャンプ場だとは・・・。
16:10
沢尻キャンプ場
キャンプ場を無事確認し終え、そのまま温泉へ。極楽極楽。
温泉からぬくぬく気分でキャンプ場に帰ってきたのが、だいたい6時過ぎだったと思う。辺りはすっかり真っ暗だ。さっさとテントを設営して、ご飯を食べなきゃ。
と、ここで、私の人生の中でも、5本の指に入るくらいのアクシデントが起こった。あー、死ぬかと思ったよ。
アクシデントの具体的な内容は後日書き加えるとして、結果としてキャンプ場でのテン泊を諦め、本当に幽霊が出そうな幽霊ホテルに移動。やむなく、そこで野宿することとなった。
―――(幽霊ホテルにて野宿)―――
6:00
起床
差し込む陽の光で6時に起床。と言いたい所だが、外は今にも雨が降り出しそうな曇天に、凄い強風。幸いなことに、ホテルの1階で風が避けられた。テン泊よりもラッキーだったかもしれない。
ノンビリと朝ご飯など食べながら、神津島の最後の時間を堪能した。
9:10
神津島港
島内アナウンスによると、高速ジェット船は欠航が決まり、かめりあ丸も9時半に到着し、準備ができ次第出航するという。少し早めの9時10分に港に着いたのはいいが、風が強くてとても立って待っていられない。波しぶきが顔に当たって気持ち悪い。仕方なく堤防の陰でそっと風を避け、かめりあ丸の到着を待った。
かめりあ丸は予定通り9時半に到着したものの、出発は結局10時半。
出発してからがまた大変だった。のんびりビールでも飲みながら帰ろうと思っていたが、揺れがひどくて船酔いしそうだ。ビールも諦めて、ただただじっとしていた。
大島を過ぎた辺りからようやく揺れが小さくなりビールタイム。船旅というのも大変だ。
18:30
横浜港
2日前に出発した横浜港に到着。
初めての船での山行、天上山という奇妙な山、キャンプ場でのとんでもないアクシデント・・・振り返ってみればなかなか楽しい旅だった。島の山、はまりそうである。
山は本連れ
昨年映画化された雫井脩介の「クローズド・ノート」。恋愛小説としては、正直、かなり早い段階で後半の展開が見えてしまうし、途中で、「あっ、ラストでここを使うんだな」とわかってしまう。それでも、ホロッとさせられてしまう暖かい物語。家に帰ってから、映画のキャスティングを確認したら、主人公・香恵ちゃんを沢尻エリカが演じていてガッカリ。かなりミスッチ。

 
 
山 域
笠ヶ岳
日 程
2008年9月8(月)〜10日(水)、2泊3日
メンバー
単独行
天 候
晴れ
コメント
いや〜久しぶりの本格的な山。去年高尾山、一昨年美ヶ原、ってことは、実質的には3年ぶりの山。もうバテた、バテた。はっきり言ってトレーニング不足だけじゃなく、年を感じたし、山の登り方・降り方を考えなきゃいけないと思いました。今までにみたいに、ただガムシャラなだけではダメなんだなと。そんな山行でした。
11:28
松本バスターミナル
つまづきの最初は地元電車の信号機故障。わずか5分の電車の遅れで接続が悪くなり、予定していた「あずさ」に乗れませんでした。そのため、30分後のあずさに乗り、50分遅れて松本に着き、中湯温泉経由新穂高温泉行きバスは当初の2時間40分遅れになってしまいました。
16:22
新穂高温泉バス停
松本バスターミナル13:50発のバスで新穂高温泉へ。当初予定より3時間10分遅れのため、わさび平小屋キャンプ場まで行くことができず、新穂高で泊。
と・こ・ろ・が、である。私の持っていた古いガイドブックに出ている新穂高野営地が見当たらないため、新穂高ロープウェイの売店のおばちゃんに聞いたところ、「無くなりましたよ」とのこと。いきなりダブルパンチだ!
仕方なく、辺りが暗くなるのを待って、新穂高の有料駐車場の片隅にそっとテントを張り、静かに就寝。
―――(新穂高温泉の駐車場にてテント泊)―――
5:40
新穂高温泉駐車場 発
満天の星が煌く午前4時に起床。出発の準備をしていたら、昨日ロープウェイ付近をウロウロしていた時に、ポリタンと昼飯を無くしていたことに気付いたが、今更どうしようもなくそのまま出発。
荷が重いのでノンビリ歩いて行くと、1時間と少々で笠ヶ岳への分岐点に到着。
6:40
笠新道入り口
しばらく休憩したあといよいよ笠新道へ。最初こそ快調に登っていったが、急登の連続にすぐにバテ始めた。トレーニング不足か年のせいか、重荷のせいかはわからないが、とにかくシンドくてちっとも足が前に進まない。60歳過ぎのおじいちゃん・おばあちゃんとデットヒートを繰り広げながら、踏ん張って粘って歩き続けるも、10時にはとうとうギブアップ。大休止に入った。
10:00
2200m弱地点・大休止(〜11:00)
朝食から6時間弱。その朝食もカレーウドン。こりゃシャリバテに違いない。ということで、急遽お湯を沸かして、アルファ米のカレーピラフで昼食。
食べて何とか気力だけは回復し、再度急登へと掛かり、30分ちょいでやっと杓子平に到着。
11:35
杓子平
杓子平に出ると目の前に笠ヶ岳。やっとここまで到着したと実感。
杓子からはたいしたことないと思いきやさにあらず。しばらくはなだらかな起伏を繰り返すだけだったが、ほどなく登山道は登り始め、またまたの急登である。食事をして回復したつもりでいたが、登りになるとすぐにバテバテモード。こりゃ根本的な体力不足らしい。あー、情けなや。
9月の強い日差しが背中を照りつけ、ただでさえ少ない体力を奪って行く。休み休み、いつもの倍の水分を補給しながら、トボトボと歩き続け、ようやく抜戸岳での分岐に到着した。
13:30
抜戸岳分岐点
抜戸岳に寄る余裕もなく、一路笠ヶ岳へのプロムナードへ。
プロムナードとは言うものの、笠ヶ岳小屋近くの登りはそれなりにきつく、この日何度目かもわからないくらいのバテバテ状態で、ヘロヘロになりながらも千鳥足でキャンプ場へ。幸か不幸かキャンプ場は山小屋よりだいぶ下にあり、息も絶え絶えにテン場にたどり着き、そのままダウン!
14:45
笠ヶ岳キャンプ場
テン場で1時間ほど休憩してからやっと小屋へと向かう。それすらシンドい。
小屋でホットココアやら、ラーメンやらを頂いて、やっとひと心地。とりあえずビールを買って、テントへと戻る。その日のうちに笠に登るのはとうに諦め、ひたすら休養。
―――(笠ヶ岳キャンプ場にてテント泊)―――
4:55
笠ヶ岳キャンプ場 発
前日早く寝すぎたせいか3時半に起床。テントから顔を出すと、ダークブルーの空に中に、槍と穂高連峰のシルエット。なんとも言えず幸せな瞬間だ。
折角だから笠ヶ岳の山頂でご来光を見ようと思い立ち出発。
5:02
笠ヶ岳小屋
昨日あんなにシンドかった小屋までの登りも、1晩休んだお陰であっという間に到着。振り返ると、大キレットを中心にオレンジ色に変わり始めている。青い夜とオレンジの夜明けの境目。
5:13
笠ヶ岳山頂(〜5:45)
約10分ほどで一気に山頂へ。山頂からは槍・穂高はもちろんのこと、北アルプスの山々、御岳、乗鞍、白山、遠く富士山も見える。至福のひととき。
そして5時32分。中岳と南岳の間あたりから、太陽が顔を出した。今回はめちゃめちゃしんどかったけど、やっぱり山に来てよかったなぁと思う瞬間。
6:42
笠ヶ岳キャンプ場 発
山頂からの景色を堪能しテン場へ。テントを撤収し、いざ出発。
7:40
抜戸岳分岐
8:30
杓子平
杓子平まではまぁまぁ順調。が、その後急な下りの連続で、足がガクガクに。元々下りはあまり得意ではないが、昨日の疲労が多分に残った足では、下りのショックを支えるにはあまりに心もとない。登りに続いて下りもヘロヘロ。もう体中ボロボロになりながら下山。
11:32
笠新道入り口(〜11:50)
笠新道入り口からの歩きも、ほぼ平らな道にも係らずシンドイシンドイ。
途中もうシンドくて、最初に出てきたホテルニューホタカで温泉に。日焼け、擦り傷等々が沁みて痛かったです。
13:30
新穂高温泉バス停
3年ぶりの山は、ちょっとホロ苦い山行でした。でも、これで山を嫌いになるわけもなく、また鍛え直して、昔みたいに月1くらいで山へ行こうと誓ったGAMOでした。
山は本連れ
長いこと気にしつつも読んだことのなかった宮部みゆき。最近、「火車」「長い長い殺人」と読んで興味をそそられ、今回は「龍は眠る」です。いわゆるミステリーに分類される宮部さん。東野圭吾もそうだが、そんな単純な括りでは分類できないほど奥が深い。しばらくはまってしまいそうな作家さんです。

 
 
山 域
高尾山
日 程
2007年9月18(火)
メンバー
Nさん
天 候
曇り 時々晴れ のち小雨
コメント
「高尾山は山なのか!」という突っ込みはさておき、多忙な仕事ゆえにこの2年間で2回目となったお散歩は高尾山です。1〜6号路まである中で、沢沿いで気持ちのいい6号路に行ってきました。
11:35
京王線高尾山口駅 発
山の道具らしい道具をほとんど持たず、ナメ切った状態でいざ高尾へ。
ケーブルカー清滝駅を左に入り、沢沿いの舗装道路を進む。高尾病院手前で舗装路から離れて左の山道へ。沢に近づいたり離れたりしながら、緩やかな山道を登っていくとほどなく琵琶滝に出る。
12:05
琵琶滝
社務所のようなものがあって、琵琶滝のそばまでは行けない。
琵琶滝を過ぎてからも気持ちいい沢沿いのコース。時々沢に降りられるようになっているが、休憩したい気持ちを抑えて淡々と高度を稼ぐ。平日とあって高尾山にしてはすれ違う人は少ないが、それでも時々上から降りてくる人がいる。
大山橋を越え、そろそろとび石が近いかなぁと思っていたら、幼稚園児の集団に追いついた。気まぐれな園児のお世話で手一杯という感じの先生方は、後ろから来ている登山者に気遣う余裕がない様子なので、やむを得ず園児軍団の後ろを歩くことに。
機を見て園児軍団を追い越したら、その前方にさらに園児軍団。どうやら何クラスも一緒に来ているらしい。ムムム。ちょうどとび石まで来ていたので、追い越すのを諦め大休止。
12:50
とび石(〜13:15)
とび石の辺りは、沢とはいえもはや源流に近い雰囲気。同行のNさんが靴を脱いで水遊びを始めたので、私も便乗して裸足で川遊び(後で、親切なおじさんから足を冷やさない方がいいとのアドバイスを頂きましたが・・・)。この辺にはサワガニがいるそうなので探してみると、早速発見!2,3cm程度のかわいらしいカニさんが遊んでました。
ひとしきり水と戯れた後、ようやく出発。沢を離れると、階段状の登山路。階段は疲れる。最後のひと踏ん張りということで黙々と登っていくと、ほどなく山頂に到着した。
13:30
高尾山 山頂(〜13:50)
多少ガスがかかっていたため、都心方面はあまり見えず。残念!
帰りにビアマウントに寄る予定のため、敢えて水分は取らず、でも折角なのでソフトクリームだけ買いました(^^)
帰路は吊り橋のある4号路を選択。なぜか人気がほとんどなく、少しどんよりしてきた天候を横目に見ながらひたすら下っていく。
14:30
サル園・野草園
16:00
高尾山ビアマウント
高尾山に来たら、やっぱりここに寄らないとね。平日とあって季節外れのビアガーデンの様相。加えて小雨が降り始め、夜景にはまだ早い時間。それでも運動した後のビールは美味いよね。
登山でもハイキングでもなく、散歩程度の高尾山散策でしたが、やっぱり山は気持ちいいですね。
そろそろ復活せねば。
山は本連れ
今さらですが、村上春樹氏の「ノルウェイの森」。自分とは違う生き方、自分とは違うモノの考え方。でも、なんかわかるなぁという奇妙な連帯感。それは、誰もが何らかの形で通る道が描かれているからかもしれません。どこが良かったとかうまく言えないけれど、なぜか印象に残る作品です。

 
 
山 域
美ヶ原・車山
日 程
2006年10月21(土)〜22日(日)、1泊2日
メンバー
単独行
天 候
曇り時々晴れ
コメント
この1年間とにかく仕事が多忙を極め、先月は土日も含めて1日しか休めませんでした。ということで、「復活の山」というより「ストレス解消の山」ということで、超お散歩コースに行ってきました。それでも晩秋の山の息吹を感じ、また山に行きたいという思いを胸に帰って参りました。
13:05
美ヶ原自然保護センター 発
いやはやちゃんとした地図は持っていかにゃいかんですね。諏訪ICで降りて諏訪湖沿いから右折、と思っていたらどこで曲がるのかわからず、気付けば塩尻方面に一直線。ビーナスライン経由ではなく、北から美ヶ原に向うことになってしまいました。
今日はドライブでいいや、という気分で走ること6時間半。やっと美ヶ原自然保護センターに到着しましたが、その景色は想像の上をいく奇観でした。王ヶ頭に立つアンテナ群が、まるで宇宙基地か何かのようにすぐ後ろに聳え立っていました。
センターから宇宙基地まではわずか20分。鼻唄を歌いながら歩いているうちに着いてしまいました。
13:25
王ヶ頭(〜13:40)
頂上には王ヶ頭ホテルとアンテナ群。目の前に広がる美ヶ原高原。これで天気が良ければ南北アルプスも見えて絶景なんでしょうね。
14:00
王ヶ鼻(〜14:10)
王ヶ頭から王ヶ鼻までもすぐそこ。王ヶ鼻で20数人のおじさんおばさん軍団に遭遇。
王ヶ鼻からも散歩気分でセンターへ。
14:30
美ヶ原自然保護センター
センターで美ヶ原のソフトクリーム。今日は1時間くらいしか歩いてないな。
そこから車で霧が峰へ移動。当初鎌ヶ谷キャンプ場に泊まるつもりが、行ってみたら営業していない。「あれ!?」 電話しても繋がらず、結局キャンプ場を諦めて、近場の駐車場へ。
―――(霧が峰の駐車場にて車中泊)―――
7:25
車山肩 発
朝、日の出直前に目覚める。外へ出てみると、草原の向こうに朝もやにけむる八ヶ岳が。その右、霞む富士山を挟んでニセ八ヶ岳こと茅ケ岳が浮かんでいた。晩秋の張り詰めた空気の中で見る名峰。いやー、山に来てよかったなぁと素朴に感じました。
車で車山肩バス停まで移動し、そこから車山を目指す。
7:55
車山(〜8:05)
ワインディング登山道を30分ほどで車山着。目の前に蓼科山。その右に連なる八ヶ岳。振り返れば遠くに北アルプスの峰々。その中央には小さく槍ヶ岳。今年初見。いや〜気持ち良いです。
頂上からスキー場を目の前に見ながら車山乗越へ。そこから緩やかな登りを経て蝶々深山着。
8:35
蝶々深山(〜8:40)
これと言って特徴のない山頂から、乗越へ戻り車山肩へ。
8:55
車山肩
いや〜、今日も1時間とちょっとだけしか歩いてません。
ま、今回はこんなところで許してください。
山は本連れ
今回は車でアプローチ。従って、本のお供はありません。