山岳ノンフィクション(ハウツー他)
〜詳細データ 写真集〜
 
 
 
作  品  名
「富士山」
 (岡田 紅陽、1961年)
内容・感想等
 富士山写真の第一人者である岡田紅陽氏の写真集。ざんねんながら白黒だ。
 買った時は、岡田氏の名前を知らなかった。ではなんでこの本を買ったのか、と問われると困ってしまう。自分でも覚えていないのだ。たぶん古本屋で買ったものであろう。黄ばんだ頁、古めかしい写真、そのどれもが時代を感じさせる。だが、富士山という日本を象徴する山が、今もって特別な存在であることは間違いない。その辺が、恐らくはこの本を買った理由であろう

 
 
 
作  品  名
「日本 滝めぐり」 名瀑から隠れ滝まで386
 (加藤 庸ニ、1996年)
紹  介  文
(帯・裏表紙等)
 自然の中に滝があり、滝を見ることは自然を見ることである。そして滝は生きものである。自然物として美しい滝、そして滝周辺の自然環境が良好で、著者がよいと思ったものを厳選してとりあげる。
内容・感想等
 日本各地にある名瀑、隠れ滝を紹介するガイドブック。
 滝というのは不思議なもので、人の心を落ち着かせてくれる。だから私は滝が好きだ。ぼうっと見ているだけでいい。山へ行っても滝があるとつい足を止めてしまう。沢登が好きなのもこれと無縁ではないと思う。
 本書は日本中の滝を写真付きで紹介するだけでなく、滝の成因や滝にまつわる伝説、外国の滝などのおまけも付いている。
 なお未確認だが、著者の加藤庸二さんは、あの島本でも有名な加藤さんと同じ方なのだろうか。

 
 
 
作  品  名
「わがエベレスト 加藤保男写真集」
 (加藤 保男、1984年)
紹  介  文
(帯・裏表紙等)
世界で初めて、春、夏、冬のエベレストを制した天才クライマーのすべて
山と青春にすべてを賭けた男の 山との闘い、ヒマラヤ高峰の偉容、アルプス岩壁群の険しい表情・・・・・・高所を制した者のみが撮影しうる数多くの未発表カラー写真を一挙公開!
内容・感想等
 エベレスト三冠王・加藤保男の没後に出された写真集。いわば追悼集のようなものである。
 当時アイドルのような人気だったという加藤保男の格好良さもさることながら、登山家加藤保男の飾らない姿がそこにはある。アルプス、ヒマラヤにおける過酷な数々の山行スナップ、ヒマラヤ越えのツルの群れの写真・・・。
 私自身憧れた男の生き様の記録として、大事に本棚にしまっている。

 
 
 
作  品  名
「日本の滝100選」
 (グリーン・ルネッサンス事務局編、1991年)
紹  介  文
(帯・裏表紙等)
迸散、霧涌、冷涼、幽寂、
北海道から沖縄まで全国100の名瀑名水の源を訪ねる旅
内容・感想等
 四方を海に囲まれた山国、緑豊かな自然、豊富な雨に育まれた大地、そんな日本の素晴らしさを代表するものが、この"滝"という存在ではないだろうか。人々の心を和ませ、癒してくれる自然の恵み。その魅力を余すところなく伝えてくれる写真集。今回選定されたという日本の滝100選はいずれ劣らぬ名瀑である。是非、ご覧頂きたい。
 
 
 
 
作  品  名
TSURUGI」
 (志水 哲也、2014年)
紹  介  文
(帯・裏表紙等)
登攀技術、撮影技術、写真機材の特性をフルに活かし、斬新なアングルから表現した剱岳の決定版!
黒部川をめぐる山の代表格である剱岳をテーマに、これまでの登山技術と撮影技術、そして機材をフルに活かした取材を行ない、岩稜岩峰の各所で取材、ビバークを重ねてきた。
今回の写真集は、10%程度が今まで撮った作品(フイルム)、90%程度がこの3年で撮り下ろしたもの(デジタル)となっている。
今回は、横位置の写真が多いため、判型もそれに合わせ横長となっている。
内容・感想等
 黒部のすべての沢を遡行し、写真集「黒部」「黒部物語」や、エッセイ集「黒部へ」といった著作もある山岳写真家にして登山ガイドの志水哲也が、改めて3年かけて撮影した剱岳や黒部の自然・絶景・生き物たちの写真集。もう圧巻です。眺めているだけで吸い込まれるような、美しくて迫力のある写真が満載です。
 
 
 
 
作  品  名
「絶景山」
 (PIE BOOKS編集、2014年)
紹  介  文
(帯・裏表紙等)
こんな景色があるなんて! 世界の美しい名山の数々

世界最高峰・エベレスト(ネパール / 中国)、天を貫く尖峰・マッターホルン(スイス / イタリア)、いまだ人類未踏峰・梅里雪山(中国)…
ページを開くたび、驚きのエピソードとともに見たこともないような絶景が目の前に広がります。
内容・感想等
 表紙はマッターホルン。中をめくると、アマ・ダブラム、マウント・クック、アララト山、ホイットニー山・・・。世界中の名峰という名峰が登場する。
 別に言葉は要らない。ただ、ぼーっと眺めているだけで満足できる写真集だ。山の美しさ、神々しさ、険しさ、造形美にため息が出る。できれば、もっと大判の写真集として出して欲しかった。

 

 
作  品  名
「雲上の槍ヶ岳」
 (穂刈 貞雄、1997年)
紹  介  文
(帯・裏表紙等)
播隆上人の槍ケ岳開山170周年を記念して企画製作された写真集。近代登山発祥の地・槍ケ岳が、今後もますます大勢の登山者に愛され、美しい自然が保たれるよう願いをこめて。
内容・感想等
 槍ヶ岳山荘のオーナーとして、槍ヶ岳を見つめ続けた穂刈貞雄氏による槍ヶ岳の写真集。
 新緑に包まれた槍、天狗池に映る盛夏の槍、紅葉に染まる槍、氷雪の衣をまとった槍・・・ライチョウ、梓川、ブロッケン・・・。四季折々の槍ヶ岳と槍ヶ岳を取り巻く自然。愛情あふれる想いに包まれた槍ヶ岳の雄姿をご堪能あれ。