山岳フィクション 何でも投票・アンケート
結・果・発・表!!
 
第10回 択一「山道具の呼び方、多数派は?」
(投票・アンケート実施期間:2012年9月17日〜2012年11月17日)

 投票・アンケートの第10回は、山岳フィクションとは関係なかったのですが、同じものなのにいろいろな呼び方がある山道具を、皆さんがどう呼んでいるのか知りたくて、アンケートにさせて頂きました。意外と多くの方から回答をいただきビックリしました。
 登山関係の用語は、かつてはドイツ語が主流だったようですが、最近は英語読みに移行しつつあると、どこかで聞いた気がしますが定かではありません。ザイルはドイツ語でロープは英語、アイゼンはドイツ語でクランポンは英語、とやはりドイツ語の方がまだ耳慣れている感じですが、スリングは英語でシュリンゲはドイツ語なので、英語読みがメジャーになっているものもあるようです。ちなみに、ピトンはフランス語ですが。
 どなたかがコメントして下さった「コッフェル」は私も使いますが、「ラテルネ」は知ってるというレベル、そしてゼルバンは初耳でした。山道具の呼び方って、ここ数十年の間に呼び方がどんどん変わっているわけですから、不思議なものですね。皆さま、投票、コメント、ありがとうございました。

 
●投票・アンケート結果
ザイル or ロープ ?

ザイルからロープへと呼び方が変わりつつあり過渡期、そんな感じでしょうか。ハウツー本などではロープに定着しつつある気がします。
ザック or リュック ?

1位のザックは予想通りだったのですが、リュックサックとか呼ぶ方がいなかったのは意外でした。これからはバックパックが主流になるのでしょうか・・・。
ストーブ or バーナー or コンロ?

一番悩ましかったのがコレ。呼び方の語源もよくわからないし、登山をしない人からすると、ストーブとかバーナーとか言われても違うものを頭に思い浮かべそうです。
アイゼン or クランポン ?

谷甲州の山岳小説で初めてクランポンという言葉を知り、響きが格好良くて憧れてました。でも使い慣れないせいか、自分の中でも定着しませんでした(^^ゞ。
スリング or シュリンゲ ?

こんなにスリングと呼ぶ人が多いとは思っていませんでした。ただ、私自身、スリングと呼んだり、シュリンゲと呼んだり、時により混在しています。
ハーケン or ピトン ?

ピトンと言うことはあまりないのですが、アイスピトンの方が耳にするかな・・・と思っていたのですが、アイスピトンって英語+フランス語なんですよね。変なの。
 
●頂いたコメント
投 票 日
投票先
コ メ ン ト
2012/9/17
・ザイル   ・ザック
・コンロ、ラジウス(灯油コンロ)
・アイゼン  ・シュリンゲ
・ハーケン
ヘッドランプは「ラテルネ」、ハーネスは「ゼルバン」、クッカーは「コッフェル」。入った山岳部が古いクラブだったので昔からの呼び名が多く、特にドイツ語での呼び名が多かった。あと、食器は「メンツ」、スプーン類は「ブキ」など。
2012/10/12
・ザイル   ・ザック
・バーナー  ・クランポン
・スリング  ・ハーケン
まさにバーチャルクライマー 山素人です 呼び名は 格好良さから 憧れですかね
2012/10/13
・ザイル   ・ザック
・バーナー  ・アイゼン
・スリング  ・ハーケン
ザイルはロープの中でもとりわけ人の荷重に耐えられるものという認識
2012/10/13
・ロープ   ・ザック
・ストーブ、バーナー
・アイゼン  ・スリング
・ハーケン
始めまして、田尻と申します。
立ち寄ったついでにアンケートしてみました(^^)

●ご参考
 
投票頂いた方全体の属性です。
 
性 別
人 数
構成比
男 性
40人
  87.0%
女 性
6人
  13.0%
合 計
46人
  100.0%
年齢層
人 数
構成比
〜20代
3人
6.5%
30代
14人
30.4%
40代
18人
39.1%
50代
7人
15.4%
60代〜
4人
8.7%
合 計
46人
100.0%
※複数回投票頂いた方がいらっしゃるため、投票者数と投票回数、投票数は一致しません。。

 
皆さま、ありがとうございました。



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