「野外・高所救助技術研究機構」設立のご案内

 昨今、登山、キャンプ、川下り等の野外活動は、健全な国民生活の一環として広く親しまれてきました。しかしそれらは自然を相手にするものである以上、危険を伴うことも多く、その危険を回避し危険遭遇の現場から迅速に脱出するため、さまざまな救助技術がこれらの行為者自身によって確立されてきました。

 もちろんそうした技術は、野外活動以外にも、自然災害、地域災害からの救助などに充分役立つもので、それはさまざまな災害が予測され得る今、広く社会に求められているとも言えます。

 本団体は、野外活動を長年行なってきたメンバーによって、そのような救助技術をさらに検討、確立し、それらを各分野に提供することで広く社会に役立てていこうとするものです。

 日本ではこうした技術はとかく分野ごと、あるいは団体ごとに分かれているのが現状ですが、本会ではそうしたさまざまな分野の専門家が合わさることで、より完璧に近い技術を確立していきたいと考えています。講習のプログラムも、それぞれのニーズに合わせて幅広く柔軟に揃えています。皆様のご利用をお待ちしております。

メンバー   代   表 : 菊地敏之(日本山岳ガイド協会上級登攀ガイド)
        事務局長 : 武川俊二(日本山岳ガイド協会理事)
               江本悠滋(フランス国家資格山岳ガイド)
               広瀬憲文(日本山岳ガイド協会上級登攀ガイド)
               南裏健康(日本山岳ガイド協会上級登攀ガイド)
               後藤  聡(日本洞窟学会レスキュー委員)
               加藤孝幸(ガラスクリーニング協会理事、
                      スカイブルー・ビルサービス代表)

               石黒昌泰(スカイブルー・ビルサービス)
               森山義雄(アートウォール代表)
    賛助会員  鈴木恵滋(株式会社アルテリア代表取締役社長)
事務局  〒107-0052
        東京都港区赤坂3-18-3 ラカーサ小林ビル2F 株式会社アースデスク内

        電話 03(3505)1910  FAX 03(5570)2514
詳しい講習プログラム内容はこちら  →