gairen"PEKE"press
New Year Special !!

新春特別企画チキチキ外聯版オールタイムベスト!
 〜谷甲州はドコへ行ってしまったのか!?〜

"仮想"巡洋艦隊総司令官付飼育係/中谷[従軍ハムスター]真理子

●終わりなき索敵/谷甲州/ハヤカワ文庫
 今年、航空宇宙軍史を再読して、しみじみと味わい深い作品だなあ、と。
 で、まとめ的な作品である本作をあげておきます。
 私どもの参加している外惑星動乱も、外宇宙探査を遅らせるために起きたのかなあ。(ウソ)

●戦闘妖精雪風/神林長平/ハヤカワ文庫
 正体も定かでない敵を相手に、信用できるのか分からない機械たちをパートナーに、意味がないかも知れない戦いを続ける荒涼とした雰囲気が好きでした。続編は、零がたくましくなってしまったので、ちょっと。

●星を継ぐもの/J.P.ホーガン/ハヤカワ文庫
 これで決定的にSF転向なりました。シリーズを追うごとにだんだんつまんなくなっていくのがさびしい。そう言えば「造物主の掟」も好きだけど続編はなんだかがっかりっス。

●知性化戦争/D.ブリン/ハヤカワ文庫
 地球国粋主義万歳!なトコロが鼻につきますが。強大な古い種族相手に思考の柔軟性を武器に挑戦するあたり、ソニーの創業神話みたいで(たとえおかしい?)で胸が熱くなります。人外のモノがたくさん出てきて、それもまた愉快。続編の邦訳はまだでしょうか?(T-T)

●魍魎の函/京極夏彦/講談社
 シリーズの中では、いちばんこれが好きです。そこはかとなくSFしているし(気のせいかも)。キーワードは「みっしりと」「ほぅ」でありましょうか。
 ・・・このシリーズも、最近はだんだんつまんなくなっていくような(^^;)

●ファイナルファンタジーVII(編注:書籍って云ったのに。)
 8じゃなくて7です。(^^;
 3と6も捨てがたいけれど。
 「この星の悲鳴が」などと電波来てるっぽい(暴言)古代民族の末裔と旅したり、エコロジカルなレジスタンスに参加したり、主人公は記憶と人格をいじられてると後で分かって案の定ブレイクダウンしちゃうし、人造人間は人類への復讐だとか言って大暴れするわ大怪獣はおそってくるわ巨大隕石は降ってくるわと、どこかで聞いたようなネタ濃縮還元って感じであります。あ、自分探しもあるよ。
 本筋には関係ないけれど、ハスミ家との血縁関係を疑いたくなるような熱血暴走ヒコーキ乗りも出てきますです。(^^;
 今年の初夏はこのゲームに燃えました。世間様は8に燃えていたのに。
 プレイするなら、難易度甘めのインターナショナル版をおすすめします。あと異常に詳しい攻略本「解体新書」も必要かと。(よわよわゲーマー)

●岸和田博士の科学的愛情/トニーたけざき/講談社
 まんがです。下品です。上方ギャグこてこて。と北関東出身・東北在住の私は思うのですが、どうでしょう? 私も博士の助手になりたいなあ。安川君のポジションはごめんこうむりたいですが。


外聯”×”ぷれす。新年特大号に戻る
News Digest に戻る

■■ TOP ■■