「ロスト・ピーチボーイズ」 2008/08/03 「ロスト・ピーチボーイズ」 2008/08/03トップページ > メイキング > ロスト・ピーチボーイズ > 2008/08/03 【公演データ】
「ロスト・ピーチボーイズ」の舞台化に向けて、いよいよ本格的に動き出す。今日の天気のように、熱い心をもって、本番まで一気にかけぬけたいところ。
この日の稽古は発声と滑舌（かつぜつ）から。客演の役者の一人が紹介してくれた、アナウンサー養成のための滑舌メニューをやってみる。「あえいうえおあお・おあおえういえあ」という言葉を、一息に3回早口で言う。これを五十音の各列について通して言って1セット。これを3セットやれば、原稿や台本がスラスラと読めるようになるのでお試しあれ。
その後は全員で読み合わせ。まだ準備稿ということで、ここから削ったり膨らましたりして、第一稿は8月中旬のキャスティングまでには完成する予定。
今回の芝居は殺陣（たて）があるということで、松本・大村両氏の指導のもと、抜刀や納刀、正眼の構えや袈裟斬りなど、殺陣の基本動作を全員で。本物の刀はこの5倍の重さがあるというが、稽古用の刀を振り回すだけでも、結構腕や足の筋肉に堪える。が、こちらも本番までには美しい殺陣をお見せできる予定である。
今日は稽古を夕方までに終えて、まだ明るいうちから、近くの居酒屋で顔合わせを兼ねた公演前祝い。稽古後のビールはやはり格別。
今回舞台美術を担当することになったＨ氏から、早くも舞台美術案の立体模型が披露された。やっぱり具体的な形となって披露されると、こちらのイメージもどんどん膨らむ。客席250のヴィータホールにどんな舞台が現れるのか、こちらも楽しみ。
店主のご厚意で、Ｓ氏からいただいた祝い酒も開けて皆で飲む。4時間の宴はあっという間に過ぎていったのであった。
（はらでぃ）
（写真左：殺陣の稽古／写真右：前祝いの様子）
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