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ソビエト連邦崩壊。ロシアよりバルト三国が独立
これに続き、カザフスタン地方の小国、エイベキスタンが独立。独立運動の主導者オムロックが大統領に就任。わずか数年で経済大国に成長させる。
エイベキスタンの製薬会社の日本支社「エイブ・メディカル・ジャパン」研究所にて原因不明の爆発事故が発生。違法実験の疑いで捜査を進めていた警視庁公安部の刑事4名のうち1名が爆発事故に巻き込まれ死亡。
日本の宇都宮首相(当時)が自宅でバラバラ死体となって発見される。内臓など数箇所が消失。八王子署捜査課八係の木村巡査部長が所轄担当にあたる。
エイベキスタンが「脳でイメージしたものを映像化する」という画期的なディスク「ブリジニツィー」を発表。世界中が「21世紀のハイテク・アート」として注目。
八王子某ホテルで展示予定であった「ブリジニツィー」が、6人組の強盗によって盗まれる。八王子署捜査課八係が秘密捜査本部となる。
…物語は、この事件をめぐる警視庁と強盗一味の駆け引きから幕を開ける…