「Postscript」 2000/02/19

日直と言うものになった。
その日の日直は、役者のアップのためのメニューを組んでみんなを引っ張ってゆく役目を担っている。
が、遅刻癖の付いている私は予定の時刻より２０分遅れて稽古場に着いた。
その時到着していたのは、小野さんだけ。

２時近くになった。その場にいるのは私を含め4人だけ。
小野、宮沢、植木、私で細々とストレッチを始める。

「飲みに行こっか？」
「いいね、それ」
「ウィスキーのボトル買ってこい！」
「誰が出すの？お金」
「もちろん、劇団費！！！」

本番一週間前に、こんな会話。
『いいのか？！不等辺！！！！』

形の見えてきた芝居は時には息抜きも必要かな？
と、思ってしまった私であった。
美味しいお酒が、飲みたいよー。（井手）

（写真：気を取り直して稽古(笑)）