レバノン杉物語
かつての主役
樹齢6、500年を筆頭に1、200本しか残っていないレバノン杉。
かつては東地中海沿岸に鬱蒼と茂っていたそうだが、現在はレバノン山脈の麓に直径300メートルの地域に残っているだけだ。
ギルガメシュ

世界最古の叙事詩 「ギルガメシュ」 の王が自国(現在のイラクの辺り)の森を切り尽くした後、レバノン杉を取りに遠征し、森の神フンババを倒して手に入れた。

これが世界最古の環境破壊物語である。
レバノン山脈の麓のなけなしの森
広大な土地の一角に残る森。中央下の影のような
ギルガメシュ王の肖像
ウルクの王・ギルガメシュ
レバノンの森の神フンババの仮面
森の神・フンババ
レバノン国旗のモデルの木
フェニキア
 歴史に有名なフェニキアの活躍は、このレバノン杉が基礎。
 杉で船を作り、杉を輸出し、カルタゴなどの植民地を地中海各地に作り...


写真=国旗のモデルの杉
レバノン杉の森に夕日が沈む
エジプト
 「クフ王の太陽の船」、「ツタンカーメン王の木棺」も、そしてクレオパトラの船団もレバノン杉を輸入して作ったもの。
 この森をキリスト教マロン派の人々が守っている。
日本は広島の造園業者が毎年レバノンへ行き樹精回復剤を使って森の衰えを防いでいるとか。

参考=NHK「森のオデッセイ」
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