新疆ウイグル自治区
 独立運動
  中華人民共和国の北西端にある自治区。南西から北東にかけてインド、パキスタン、キルギス、カザフスタン、モンゴルなど8カ国と国境を接し、その国境線は5700kmに達する。面積は中国の自治区・省の中で最も広く、全土の約6分の1を占める。また自治区面積の4分の1を占める砂漠は、中国の砂漠総面積の3分の2に相当する。
「朝に綿入れ、昼に半袖、
夜に火鉢を囲んでスイカを食べる」 気候
「朝に綿入れ、昼に半袖、夜に火鉢をかこんでスイカを食べる」気候
  アジア大陸の内陸部にあるため、年平均降水量は僅か145mmと乾燥し、気温の変化が激しい。
  新疆とは新しい領土の意味だそうな。領土を広げた清はウイグル族も1762年に平定。その後、何回も独立運動があったが、これを鎮圧。しかし、ソ連崩壊に伴う近隣国の独立に刺激され、現在も独立の気運は衰えていない。

  清に新疆省として支配されたウイグル自治区は、イスラム教を信仰するウイグル人が多く生活していた。19世紀後半、イスラム教徒の反乱がきっかけとなり、一時、清から独立した。しかし、1876年、最終的に清に制圧された。

  1990年、中央アジアの国々がソ連の崩壊から独立を果たした。この影響で新疆ウイグル自治区でも独立を求める声が大きくなった。

  征服者の漢民族とは宗教、生活習慣が大きく異なる。自治区の支配は殆ど中国政府からの漢民族で現在まで漢民族の入植をすすめてきた結果、ウイグル族47%に対し、漢民族は38%までになっている。
  このため、ウイグル民族は独立を要求する運動を続けている。中国の火薬庫だ。
  01年9月のNY貿易センタービルの連続テロ事件をきっかけにウイグル自治区のイスラム教徒の独立運動の再燃を恐れる中国だ。
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