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1 020503 国債は第2の狂牛病?
 米国の国債各付け会社が日本国債の各付けを格下げした。これはG8の中で最低の各付けだ。国民は「やはり」と思ったであろう。ところが、これに対し外務省は抗議文を送ったのである。「格下げの根拠を示せ」と。
 赤字国債の累積が天文学的ともいえるほどに膨らんでいる日本で、これ以上の国債発行は危険、といわれて久しい。国民もちょっとおかしいぞ、と感じている。
 ここで思い出すのは、狂牛病の日本での危険性について欧州からの忠告があったにも拘わらず、これを無視したために被害を大きくさせた。これは記憶に新しい。今回の日本国債に関する各付けについても同じことがいえる。
 日本は世界最大の債権国だと、胸を張るが、米国はその事実も踏まえたうえで格下げをしたのだ。つまり第3者は危険と感じているのだ。当時者が気づかないことに第3者が気づく。これを「岡目八目」とはよく言ったもので、外務省はこれを無視している。
 繰り返し言おう。第2の狂牛病にならないように第3者の意見に耳を傾けよう。現在がよければ後の世代のことはどうでもいい、という安易な政治を監視しよう。