スカンセン
野外博物館
ストックホルムには、野外博物館の先駆けとなったスカンセン野外博物館があり、市民の伝統文化を保存し公開している。この文章は著者杉本尚次(当時、国立民族学博物館教授)が1971年におとずれたときの案内記だが、約30haの広大な土地に各地の郷土色豊かな民家、倉庫、教会といった建物が移築され、そこでは古くからつたえられた伝統的な生活、年中行事がもよおされているという。このような野外博物館はヨーロッパ20カ国で総数176館(A.チペリウス『ヨーロッパ野外博物館ハンドブック』1974年)というが、民家を博物館にしている小規模のものをくわえると、500をこえるだろうと、著者はのべている。

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