オーセベリ船
バイキングの船
  写真はオスロ郊外のビグドイに展示されている有名な復元バイキング船で全体がオーク(かしの木)で造られている。
 オスロの左岸のオーセベリ(オーセの山)から出土したもので、厚い粘土と泥炭層で覆われていたため保存がよかった。この船は高貴な女性を船に乗せた形で弔った墓だったようで、このような墓を船葬墳といい、北欧には多い。(*1)
オスロの左岸のオーセベリで出土した船葬墳   この船の建造は800年前後で、バイキングの活動が始まったころだが、活動が盛んになると船は次第に大きく頑丈になり、やがて、オラーブ王の造った「長蛇号」のような巨船が現れる。

  バイキングの船は喫水線が浅いため、他の船種では入れないような川や支流にも進入できた。バイキングはこの利点を生かして、海から遠く遡った内陸の集落や植民地を襲撃している。

 下の絵に示されるのは、ラングスキップlangskipとよばれる軍船で、船首を飾る竜頭にちなみ、ドラッカールdrakkarすなわち竜頭船とも呼ばれ帝国のクヌット2世の船は80m近い長さがあったと推定されている。(*3)
上の船を上から見下ろしたもの ラングスキップとよばれる竜頭船は80m近い長さ
上の船を上から見下ろしたもの ラングスキップとよばれる竜頭船は
80m近い長さ
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