アンデルセン物語
超ダイジェスト版
アンデルセンの作品を読むとき、そこには彼の生い立ちから成功までが影のように語られていることを感じる。そこで、彼の物語を超ダイジェスト版で紹介したものを見つけたので借用して紹介する。
1. 父親は貧しい靴職人だったが学問に憧れていた。ナポレオンに傾倒し戦争にも行ったが、すぐに終戦になり帰還。その後、身体をこわし33才の若さで死亡した。
2. 母親は貧しい家計を女中奉公や洗濯女をしながら支え、ハンス少年を育てたが、極貧のうちに50才で死亡した。アンデルセンは彼の童話「あの女は役立たず」などに、時折母の面影を投影させている。
3. 祖父はアンデルセンが生まれた頃には既に狂人だった。翼の生えた獣や人、あるいはおかしな生き物を木で作ったりしていた。
4. 1918年、14歳の時、俳優になる夢を抱いて単身コペンハーゲンヘ。駅馬車にもぐりで乗りこみ、途中、帆船に乗り継いで3日がかりで憧れのコペンに辿りついた。(現在は汽車とフェリーで4時間足らず)
5. コペンに着いたものの、パトロンを得て 国費留学生として、ラテン語学校に入るまでの3年間は苦難続きだった。俳優もダメ、声楽もダメ、書いた戯曲もボツにばかり(もちろん小説も売れず)。とにかく、耐乏生活が続いた。とはいえ、なんと14〜16歳の頃である。
6. その内に、王立劇場のバレエ学校に入学し、特訓をうけたものの「見込みなし!」と判断される。
7.  しかし、彼はめげなかった。頼る人もいない都会で、とにかく詩や戯曲を創作し続け、いろんな人に売り込むうち、当初はおかしな少年だと相手にされもしなかったが、やがて、彼の純真さが理解され、多くの人の興味を引き起こし、幾人かの後援者を得たのだ。やがて大成功するのだから、やはり天才の一人には違いない。
8. 世話になった人のところへは、いつも以下のようなイデタチでお礼を述べに回ったらしい。
すりきれた上着に丈の短い履き古したズボン。オンボロ帽子にオンボロ靴...
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