海と絶壁に囲まれた町
チェファル
チェファルの都市の起源に関しては諸説ある。シカニ族が前12世紀に創設したという説がある一方、その後のカルタゴ人によって建設された、あるいはギリシャ人がこの地にもやってきたともいわれる。
 ノルマン王ルッジェーロ2世を乗せた船が難破し、生きて漂着したらその地へ大聖堂を建てようと誓い、たどり着いたのがチェファルであったとか。
  ここで有名なのは大聖堂。海、山、など多角的に見てみよう。内部ではキリスト像のモザイクが見所だが、私たちは天井の木組みにも目を奪われた。
大聖堂正面 天井の木組みも立派な内部
大聖堂正面 天井の木組みも立派な内部

ディアナ神殿にまつわる伝説

 大聖堂の背後に聳える砦(ロッカ)の高台には海を見晴らす最高の場所に「ディアナ神殿」と呼ばれる石造の堂々たる遺構がある。
  この立派な神殿の主役、ディアナに関しては、古い伝説がある。この美しい乙女は、城砦の高台を忠実な犬と歩きまわるのをこよなく愛し、また海岸で水浴びをするのも日課としていた。
  ある日、波間で遊んでいる時、彼女と結婚したいと思い焦がれる男にさらわれてしまった。ちょうどその地点から、冷たい水が湧いたため・「プレシディアナ」(ディアナがさらわれた所という意味)と呼ばれるようになったという。(*6)
砦から見た大聖堂 海上からの砦あと
海上からの砦あと
砦から見た大聖堂 top