奇跡の鐘楼
ピサの斜塔
  聖堂、鐘楼、洗礼堂の典型的な教会の鐘楼として造られた斜塔はあまりにも有名だが、あまり知られないエピソードを取り上げる。
 斜塔は3階建築中に傾き始めたが、修正を加えながら高さ55m、斜度8を北側の重りとワイヤーで保っている。
  90年危険なため斜塔を閉鎖、00年再開された。
聖堂、鐘楼、洗礼堂の典型的な教会
聖堂、鐘楼、洗礼堂の典型的な教会
斜塔にまつわる奇跡の中には、ガリレオとピサ、そのエピソードも含まれている。

「振り子の等時性」の発見
  ピサの大聖堂のミサの最中、ピサの大学生だったガリレオは天井から下がるランプの揺れを見ながら「振り子の等時性」を発見。等時性とは振り子の錘がある位置を離れて元の位置に戻るまでの時間が揺れの大きさ、錘の重さに関係なく、紐の長さで決まる、というもの。

  「物体落下の法則」発見
  アリストテレス学派の「落下運動の速度は落下する物体の重さに比例する」という説があやまっていることを実験でしめしたという。このエピソードは「ピサの斜塔の実験」として一般に知られている。
記念写真の定番は斜塔を支えること
記念写真の定番は斜塔を支える
  ピサはかつて大きな貿易港であった。古い地中海、イタリアの記述には度々現れていたが、ジェノバとの戦いに敗れて後、急速に勢いがそがれたとされている。
  当時は造船技術も優れていたが、現在ではその面影は右のようなレリーフに記録されているにすぎない。
嵌め込まれたレリーフには航海中の船が描かれ
描かれたレリーフには航海中の船が描かれ
=斜塔のレリーフから
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