故郷イタケへ
エンディング
故郷イタケへ着いたオデッセウスは女神アテネに出会い、時が来るまで老人に変身させられる。周到な準備の後、オデッセウスは故郷を取り戻すのだ。
老人は強弓を構え12の輪を射通してみせると
老人は強弓を構え12の輪を射通してみせると
アテネの魔法が解けてオデッセウスに戻る
アテネの魔法が解けてオデッセウスに戻る
  イタケへ着いたオデッセウスは近くの老人の小屋でふるさとの食べ物を口にして言う。
  「このひえ、このワイン、このパン。故郷の味だ」このことばで老人はイタケの王が無事に帰還したことを知る。
  偶然、ここへ成人した息子が通りかかりオデッセウスと再会を果たすが、息子は暫くは信じられず立ち尽くす。親子の会話がややあってようやく息子は目の前の男が父親であることを知る。

  すぐに宮殿での客人の無法振りを糾弾する方法が練られるが、ここでは慌てずに策を練ることにした。
  ここへ現れたのが女神アテネだ。オデッセウスの慎重な態度を称え、力を貸そうという。また、女神はオデッセウスの心も見抜いていた。「あなたの恐れているのは敵だけではなく、妻ペネロペイアが他の男に心を移していないかでしょう?」
  そして、オデッセウスを撫でるとオデッセウスはみすぼらしい老人の姿に変わっていた。この姿を見抜けるのは息子だけだった。
 
  一方、王妃の妻は、息子に髭が生え王との別れの時に約束した再婚を認める条件を客人に示す。「オデッセウスが使っていた弓を使える人と再婚します。」傍若無人の客人たちは我先にこの弓に弦を張ろうとしたが弓が強すぎて誰一人として成功しない。
  そこへ進み出た老人は何気なく弓に弦を張り12本の輪を射通す。と同時にアテネがかけた魔法が解けて老人は勇者オデッセウスの姿に戻る。すべてを悟った客人たちはオデッセウスを殺そうとするが、矢の名手のオデッセウスの敵ではない。すべてを解決したイタケの王オデッセウスは再び王妃と再会を果たせたのであった。
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