風神アイオロス
9日の穏やかな風を約束するが
風神のアイオロスはポセイドンの従兄弟だったが、オデッセウスの勇気に惚れて9日間の風を袋に閉じ込めてオデッセウスに渡す。
風神は9日間の風を袋に閉じ込めて渡した
風神は9日間の風を袋に閉じ込めて渡した
  次に辿り着いたのはポセイドンのいとこで風神のアイオロスの島で、オデッセウスは意外なことに出会う。
  アイオロスはオデッセウスがポセイドンのせいで故郷イタケへ帰れないでいることを知っていたのだ。
  そこで、オデッセウスが持っていた皮袋を手に取ると、向こう9日間の風をその袋に閉じ込めてしまった。
  つまりこれから9日間は風に邪魔をされないで故郷をめざして航海が出来るのだ。それどころか、アイオロスは順風を吹かせてくれ、故郷目指してまっしぐらに順調な航海を始めることが出来たのだった。
  オデッセウスは風神に聞いた。「なぜ、俺たちを助けるのだ?」
風神は答えた。「オデッセウスよ。お前が何にでも立ち向かう努力をしていることが気に入ったのだ。これからもがんばれよ。ただし、イタケへ帰り着くまではその袋を開けてはならない。」
閉じ込めた風の袋を空けた途端に風が吹き荒れ
閉じ込めた風の袋を空けた途端に風が吹き荒れ
  ところが、故郷のイタケが見えたところでオデッセウスが寝込んでいる隙を見た部下が風神の袋を中身見たさに空けてしまった。
  袋から出た風は一気に吹き荒れ大嵐となってしまった。船は嵐にもまれて再びどことも判らない大海原へ投げ出された。
  そして辿り着いた孤島は...
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