トロイの木馬
そして放浪の旅へ
トロイの戦いに木馬で逆転勝利に成功したギリシャの勇士オデッセウスは海の神ポセイドンの怒りをかい、果てしない海の放浪が始まる。
ギリシャ軍は木馬を残して引き上げたが
ギリシャ軍は木馬を残して引き上げたが
  7年の歳月をかけても堅牢なトロイの要塞はびくともしなかった。逆に、ギリシャの勇士アキレスはその弱点のアキレス腱を射抜かれて死に、ギリシャ軍は敗北の色が漂い始めていた。
  オデッセウスは一計を案じ次の手段として軍勢の同意を得た「トロイの木馬」作戦にでた。
  ギリシャ軍の船団が引き上げたように見せかけたのだ。
  しかし、トロイの武将が言った「ギリシャ人には気をつけろ。特に贈り物には。その木馬は燃やしてしまえ」と用心をしていた。そこへ海の大蛇がこの武将を海に引きずり込んでしまった。
  これ以上の躊躇いは不必要と、トロイの王は木馬を場内へ引き入れることを命じ、その夜は戦勝の美酒に酔いしれたトロイの兵士たちは寝込んでしまった。
  この時を待っていた木馬の兵士たちは、木馬から忍びだし、城外に潜んでいた軍勢を導きいれて逆転勝利を収めるのである。
  オデッセウスは勝利を宣言した。「見たか。このオデッセウスがトロイを滅ぼしたぞ。これからは何でもできないことはない」
  ここへ現れたのが海の神・ポセイドンである。「私の名はポセイドン。今度の勝利を助けたのが私なのが判ってないな。海蛇にトロイの将軍を食べさせたのもこの私だ。その恩を忘れるような奴は二度と故郷へ帰れないようにしてやる。海の上で苦しむがよい。」 こうしてオデッセウスの果てしなき海の旅が始まる。
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