魔女メデューサ
本当の姿は?
小学校の副読本で習ったギリシャ神話の一つメデューサ。
恐ろしい顔に髪の毛が蛇の怪物として登場する。その目を見たら最後、たちまちにして石になってしまう。
 東地中海の大地母神だった!
  最近まで「魔女」の典型として認識してきたがどうも実態は違ったらしい。
西洋の宗教が布教のため現在のトルコへやってきたが「大地母神」が邪魔なので魔女に仕立ててしまった、という説もある。
ルーベンス描くところのメデューサは本当に恐ろしい顔をしている。
トルコ・エフェソスのハドリアヌス門のメデューサ
 
 一方では美しいメデューサ も見ることができる。(左はトルコ・エフェソスのハドリアヌス神殿の「へそ出しメデューサ」)
  ドイツのミュンヘン美術館だったと思うが端正な顔の美女として顔の彫像が壁に掛かっていた。

  ご存知のファッション・デザイナー、ベルサーチはモチーフにメデューサを使っている。このメデューサも美女だ。

  ここ数年でエーゲ海沿岸の国は全て回ったが、トルコを始め、レバノン、シリア、ヨルダンはもとよりイスラエルやギリシャでもメデューサに会えたのだ。
  現在でもお守りとして活躍している。

  蛇は半年に一回の割合で脱皮をするところから、再生のシンボルとされている。
  蛇は西洋では悪だが日本では豊穣のシンボルとされていたふしがある。脱皮して再生をするところからだろうか。

  次の土偶(国分寺市)でも蛇の文様を見ることができる。 「しめ縄、鏡、かがみ餅」は蛇の生殖、目、とぐろを現し、豊穣を願う典型、との説もある。
                                     =「蛇」(法大出版局・吉野裕子著)
左から前、後、横=「大昔の国分寺(国分寺市発行)」から          top .