イスラムの痕跡
カマルグの白馬
イスラムの化学、科学、医学などの優れた文化はプロバンスに文明の光を当て、現在まで引き継がれている。一方、形として残っているのは、カマルグの白馬とサン・トロペの後背地を走る標高数百メートルの山脈の名前がモール山。それに、別項の「鷲の巣村」。
  モールはムーア人を指す、とされているが、一説ではモール人が来る前から、この地はモールといった、といわれる。
  しかし、モール人がこの山に立て篭もったのは事実で、アフリカからイベリア半島に持ち込んだコルクを、この地にも持ち込み住人に利用法を教えたらしい。現在でもコルクの産地になっているそうだ。
(参考:津田正夫「私の南フランス案内」主婦の友社、'78年)
イスラムがアフリカから移入した野生の白馬                   top