現代アイルランドはITで栄える若い国
           「EUのお荷物」からIT立国の模範生へ

EU(欧州連合)のお荷物が90年代半ばから年率10%近い成長を遂げている、なんて知ってました?
日本のバブル崩壊と同期間、対照的に飛躍していたのだったが、’02年に入って米国の不況の影響で足踏み中?

国民の半数が25歳以下  現代アイルランドの資料を読んでいて、また現地での実感として、国民の半数が25歳以下という、非常に若い国であることに驚いた。その歴史からみて、老いた国という先入観があったからだ。
  800万の人口を伝染病と不作の農業の結果、大量の死者と移民を生み出し、400万人まで人口が落ち込んだ。その後も若手労働力の海外流出が永い期間止まらなかった。
  ここ5年ほどでハイテク中心の国際企業の誘致に成功、好景気を持続していて、「21世紀に競争力のある国」の世界の10位に挙げられるという。その結果、流出が止まっただけでなく平均年齢の若返りと人口増へと転換したのだ。(*4)
小さな子ども達も多くは年子と見られる兄弟  法人税が英仏の30〜40%にくらべ10%と格段に安い、IT専攻の大学卒業生は年8,000人で人口20倍のドイツと同じという豊富な若い人材。手厚いEUからの支援でITへの投資が可能、好調な米国経済、これらの条件がアイルランド経済を支えている。(*5)

 小さな子ども達も多くは年子と見られる兄弟が目立った。(右写真)
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