ハイデルベルク
造形の美しさ
  ハイデルベルクの景観は際立っているのは、ネッカー川、古いレンガの家並み、その背後に広がるオーデンの森、緑に包まれた城などによって紡ぎ出された、詩情あふれる造形の美しさだ。
  この景観美を十分に味わいたいなら、ネッカー川の対岸にある哲学者の道へ足を運んでみよう。この散策路の途中が最高のビューポイントになっていて、川の流れ、街並み、古城、森など、ハイデルベルクの全景を一望することができる。
  哲学者の道からシエランゲン小道を下ると、目の前にあるのが、カール・テオドール橋。これは選帝侯力ール・テオドールが、流された木の橋にかわって、18世紀に造らせたもの。地元の人々から"古い橋"の愛称でよばれ、親しまれている。このネッカー川にかけられた橋の上が、哲学者の道と並ぶ絶好のビューポイント。
  かつてドイツ最大の文学者ゲーテが、「この橋からの眺には、世界のどの橋も及ぶまい」と絶賛したほどの見事な眺望だ。ハイデルベルクの全景のなかでひときわ精彩を放っているのが、丘の上にそびえるハイデルベルク城だ。この赤色砂岩で築かれたバラ色の城は、プファルツ選帝侯の居城として建造された。」工事は1300年前後に開始され、約400年の歳月をかけて完成された。そのため城内の建築物にはゴシック、ルネサンス、バロックなど、さまざまな建築様式が混じり合っている。
ハイデルベルク城と手前のカール・テオドール橋=ネッカー川の対岸から    top .