スコッチウイスキー
出生の秘密と「天使の分け前」
スコッチウイスキーはなぜスコットランドで生まれたか。そしてスコッチウイスキーに隠された「天使の分け前」とは何を指すのだろうか。

スコッチはこうして生まれた

 醸造に必要なのは、良い水、大麦、そしてピート(泥炭)だ。すべてを備えたスコットランドの醸造にイングランドから課税されたため、これを嫌って密造が急増した。
課税を逃れようとMountain dew(密造酒)を隠して数年後に取り出し、恐る恐る飲んだら極上のウイスキーになっていた。
Gウイスキーの醸造所にはためくスコットランドの旗=03年インバネスで
G醸造所にはためくスコットランドの旗とスナップ
=03年インバネスで
「天使の分け前」?
 スコッチ・ウイスキー醸造の工程ではオークの樽の木目を通じてウイスキーは呼吸をしている。呼吸の段階で、樽の中味は徐々に蒸発をして、減ってゆく。
 この減ってゆく分を「天使の分け前(angel's share)」と職人たちは呼んでいる。減った分は天使たちが飲んでしまった、というわけだ。
 驚くのは、天使の分け前の量が、スコッチ全体で毎年1億6000万本だという。(*10)
樽の秘密
 バーボン樽(USから輸入)とシェリー樽(スペインから輸入)のウイスキーをブレンドしておいしいウイスキーができるって初めて知った。
スコッチに乾杯!スランジュバー!
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