英国国教会
教会と国家の関係を絶つ
同じキリスト教でありながら、カトリックでもプロテスタントでもない国教をもつ国。その英国国教会の成立をさぐる。
ヘンリー8世は教皇クレメンス7世にキャサリン王妃との離婚を願いでて却下されたことに怒り、ローマ教皇の権限が英国国教会に及ばないように、次々に法律を制定させた。こうしてヘンリーはキリスト教徒の王、すなわち絶対君主としての古来からの権利を確保し、領土内の教会の問題を統治する権限を行使した。教会と国家の関係を東ローマ帝国と9世紀までのカール大帝にならったのである。 ヘンリー8世
ヘンリー8世の措置は革命的なものだったが、これが聖俗を問わずイングランド国民の圧倒的多数の支持を得たのは、それまで慣れ親しんできたカトリックの信仰や慣行とそれほど変わらなかったからである。
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