アールヌーボー
オットー・ワグナー
ワーグナー(1841〜1918)オーストリアの建築家で、19世紀ウィーンの建築改造運動の指導者。ウィーンに生まれ、1894年からウィーン・アカデミーの教授をつとめた。
初期の建築デザインには、ウィーンのマジョリカ・ハウス(1898)をはじめとして、鉄細工のバルコニーや装飾タイルなどを使ったアールヌーボー的な影響がのこるが、後期の作品では、余分な装飾がはぶかれて徹底的に簡素なものに変化している。
ワーグナーは、建築は現代の生活に即した目的・材料・構造をもつものでなければならないという「必要様式」を主張した。その様式は、厳格な幾何学性をそなえたウィーン郊外の聖レオポルド教会(1907)や、直線的な鋼鉄とガラスをつかったウィーン郵便貯金局(1906)で頂点に達する。
カールスプラッツ駅(1898年)=ウィーン
カールスプラッツ駅(1898年)=ウィーン
ウィーン郵便貯金局は装飾を廃した後期の作品=左が全景で上が内部
ウィーン郵便貯金局は装飾を廃した後期の作品=左が全景で上が内部
 top .