サラエボ五輪
幻の平和
  1984年2月8日開会された、社会主義国家では初めて開かれた「雪と氷の祭典」は史上最高の49カ国、1510人の選手が参加して行われた。これから10年経たないうちに内戦が勃発、悲劇の町と変わり果てた。この平和とは何だったのだろうか。

  ユーゴスラビアのボスニア・ヘルツエゴビナ共和国の首都サラエボの小高い丘の中程にあるコシェボ・スタジアム(6万人収容)は超満員の観客で埋まった。気温3度のスタジアムの後ろにはボブスレー・コースのトレベビチ山がそびえる。
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