トラキヤ人古墳
内部に洗練された壁画
紀元前4世紀ごろに造られたトラキア人の古墳の中は大人4人しか入れない狭い空間。しかし、そこには洗練された壁画の世界が広がっていた。
オリジナル(上)は封印して見ることはできない代わりにコピーが
オリジナル(上)は封印して見ることはできない代わりにコピーが
  古墳は丘の上にあり付近は公園になっている。1944年、軍が防空壕を掘っていて偶然に発見された。その壁画はトラキア人が残した最大の文化遺産としてブルガリアの誇りとなっている。
  現在、入場を制限し、同一の古墳を隣に建てて一般の観覧に供している。
  壁画のなかで重要なのは主室の葬送の模様を描いたものである。丸天井に円環状に描かれ、中央に3台の戦車、その外側に多くの男女や馬車がある。
  あの世に旅立つ夫とこれを見送る夫人との決別の場と解釈されている。ユーラシア大陸騎馬民族のトラキア人の文化の一端が壁画に現れているという。
コピーの入り口付近
あの世に旅立つ夫とこれを見送る夫人との決別
=コピーの天井
コピーの入り口付近
top