パウロの改心
ユダヤからキリストへ
聖パウロは十二使徒には含まれないが、キリスト教の伝道、特に異教の国々を広く巡り大きな役割を果たした人物である。東地中海を中心に陸と海からの布教につとめたが、その前は敬虔なユダヤ教徒だった。
  改宗前の彼は厳格なユダヤ教徒の家庭で育てられ名をサウルといった。後にキリスト教徒にとっておそるべき迫害者となり弾圧のためにダマスカスの街に向うのだ。
ダマスカスの聖アナニア教会
ダマスカスの聖アナニア教会
  街に近づいたとき、突然天からの光に照らされて彼は落馬する。続いて声がした。「サウル、なぜ私を迫害するのか」。
  それはキリストの声だった。彼は空を裂く不思議な光の方を仰いでいるが、盲目になってしまって何も見えない。
聖パウロを改心させた聖アナニア   その後の彼はダマスカスに連れていかれ、聖アナニアによって目の癒しを受けキリスト教徒となり同時に名を「パウロ」と改めた。キリストはこのとき、すでに彼を未来の伝道のために選んでいたのだ。*1)
  別の説ではキリスト教徒の女性に奇跡的に目を癒され洗礼を受けとされている。(*2)
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