マサダの戦い
二人の女とその子が伝える
旧約聖書にある「マサダの戦い」は有名である。ローマ帝国に追われてマサダの要塞へ立てこもって数年。ついに力尽きて千人に近いユダヤ人が自害した。
この要塞は海抜下約400メートルの死海のほとりにあり、 しかも約600メートルの山の頂にあり「山城」をなしている。「山城」というと、鬱蒼とした緑に囲まれた印象を受けるが、ここも木一本無い荒野であり、一見して難攻不落の要塞である。
「マサダの要塞」ローマ軍は、なだらかな傾斜道を作りAC73年、遂に攻め落とした(*5
  難攻不落の山城は図のとおり、なだらかな傾斜を造成し、ここから攻め込んだ。最後の攻撃の時は静寂そのものであった。マサダには生きることを選んだ二人の女とその子ども達しか生きていなかったからである。あとの1000人近い人達は自らの生命を絶ったのであった。
 われわれ観光客はケーブルカー数分で頂上へたどり着く。歩いて登るルートもあるらしいが、時間にゆとりのある人でないと無理。日本人はせっかちだから、概ねケーブル利用である。
 さて、山頂には僅かな要塞のなごりを残すのみで、だだっ広い平地になっているだけで、「マサダ」の話を知らないで行くと単なる高い丘である。が、砦から望む死海が美しかった。
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