タイ・シルク
エピソード
タイ・シルクは昔からあったが、産業としては瀕死の状態にあり少数民族が細々と生産しているにすぎなかった。これを産業として再び蘇らせたせたのは外国人だった。
  第二次世界大戦が終わった年の1945年、OSS(現CIA)の諜報員としてバンコク入りしたジム・トムソンは退役後もタイに魅せられ、そのままタイに居ついてしまった。
  ある時、地方を旅していたトムソンは細々とタイ・シルクの生産を続けている村を見つけた。
  彼は植物染料を褪色しない化学染料に変え、色彩を鮮やかにし、外国人好みに生まれ変わらせた。かつて高根の花だったタイ・シルクを大量生産で大衆化、値段も安くなった。
  こうしてタイ・シルクは再生した。
  1967年マレーシアの高級リゾート地で一人の老事業家が失踪した。ジム・トムソンだった。
  ジム・トムソンはいなくなったが、その店は健在だ。(*1)
なぜかインド人
=バンコク市内のホテルで
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仕立付きで一式2マン円(88年)
タイ・シルクのワン・ピースにジャケットを仕立て付きで
2万円(88年)
。この店のオーナー(左)